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雲に興味があって図鑑で勉強しています。質問ですが、(1)5000~7000mくらいでは巻雲も高積雲も発生すると思いますが、巻雲の上層に高積雲が発生するということが起きますか?(2)10種雲形が同じ高度の中で違った雲形に移行しますか(例えば、積雲が層積雲に変化するとか、巻積雲が高積雲に変化するとか)。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

NO.2 です。

補足にお答えします。
上層雲が出来る高さでは、水滴は臨界温度を遙かに下回るため、氷昌化せざるを得ません。過冷却での水滴の状態でも存在出来ず、凍結して氷片となっています。
中層雲の高さでは、氷点下の温度でも過冷却状態の水滴として存在出来ます。
氷片は太陽光を乱反射するため白く光って見え、結果的には陽光を十分に地上まで届けますが、水滴状態では乱反射が少なく、また水滴自体が光を吸収するため、陽光の通過を妨げます。
雲の色からも、雲のおおよその高さや種類を判断する手助けになります。
捕捉戴いた通りのご理解で間違い有りません。
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この回答へのお礼

ご丁寧な補足ありがとうございました。

お礼日時:2014/08/15 12:23

雲の高さで下から順に下層雲、中層雲、上層雲に大別します。


中層雲までは水滴の集合ですが、上層雲は氷昌で形成されています。
高積雲は中層雲、巻雲は上層雲ですから、
(1)巻雲より上位に高積雲が位置することは起こり得ません。
(2)10種雲形と云うよりも、積雲系と層雲系に大別して考えた方が理解しやすいかと思います。積雲系は対流の中の上昇気流で生まれ、上昇気流が可成りの上空まで達していても、雲を形成する水蒸気が不足してくれば、それ以上の高さまでは発達出来ません。限りない程水蒸気が補給されれば積乱雲にも成り、雄大積雲(俗名=入道雲)に止まっていれば、それ以上に上昇気流が届かないか、水蒸気が不足しているかの何れかです。
層雲系の雲は気温の逆転層などがあって、上昇流がそれ以上に達し得ない時、上部の暖気との境界に幕を広げたように形成されます。
積雲→層積雲→層雲という変化は、好天の夏の夕方などに見られます。上昇流が弱まって雲自体も熱を放散することで扁平に形を変えます。巻積雲→上層雲→高積雲の変化は、天候悪化の前兆と見て差し支え有りません。その場合は高積雲の隙間から上層雲が見えているはずです。

この回答への補足

ありがとうございます。そうなると、高積雲は水滴の集合体、巻積雲は氷晶の集合体という理解になりますね。

補足日時:2014/08/11 16:51
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> 巻雲の上層に高積雲が発生するということが起きますか?


無いと証明することは困難ですが、基本的にはおきないと言うことで良いと思います。

> 積雲が層積雲に変化するとか、巻積雲が高積雲に変化するとか)
有り得ます。
よく見るのが、積乱雲が中間から消えていき、積雲と巻雲に変わっていくとかですね。

日中は上昇気流で積雲で有ったのが、日没と共に上昇気流が弱まり層積雲に変化、又は夜層積雲だたのが日中に積雲に変わると言うのは、発生要因等を考えても普通に有りそうな話ですね。
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この回答へのお礼

わかりました。ありがとうございます。

お礼日時:2014/08/09 08:46

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