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アベノミクスのせいかどうかわかりませんが、円が80円/ドルくらいから100円/ドルくらいになりましたよね。
当初は、円安で輸出が増えて~って、目論見でしたけど、輸出はあまり増えず、輸入の方はLNGの輸入増もあって、毎月貿易赤字です。
安倍さん、黒田さんは、2%のインフレって言ってますけど、円安によるコストプッシュインフレだったら意味ないですよね。
しかも、インフレにしたけど、国債の利率を低利安定させるために、金融緩和で円刷りまくってますよね。

ということで、身近なものも物価高になってますし、円安になっていいことはあまりないかと・・・円高のほうがよくないですか?

※前にも似たような質問(2013.4)して、そのときは3カ月で判断するのは短すぎるといった回答もいただきましたが、もう短すぎることはないですよね。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8051475.html

A 回答 (13件中1~10件)

>当初は、円安で輸出が増えて~って、目論見でしたけど、輸出はあまり増えず、輸入の方はLNGの輸入増もあって、毎月貿易赤字です。


実態はご指摘の通りです。
ただ輸出が思ったほど増えないのは他にも深刻な原因があります。
輸出、輸出と言いましても、中身は家電と自動車でした。
どちらの産業形態も製品を輸出している企業は部品を組み立てているだけの企業です。
例えばネジ一本にしても、輸出している企業が作っている訳ではありません。
組立に使うドライバーなどの工具も同じです。
部品や工具を作っているのはいわゆる中小企業と呼ばれている会社です。
家電や車が売れると巡り巡って日本の企業の98%以上を占める中小企業が儲かりました。
これを裾野が広い産業と呼びます。
この肝心の家電や車が思うように海外で売れません。
今のところ家電や車に変わる売れる商品がありません。
結局円安でも輸出が増えないという現象が起きています。

輸入も燃料用の油とガスの量が増えた結果です。
原発が止まっているのも大きな原因ですが、個人が使うエネルギーが増えてしまっていることもさらに大きな原因です。
電気も個人が使うのを50年ぐらい前の状態にすればやたらに発電する必要はなくなります。
コストだ利益だということだけを考えて来てしまった結果、一次産業と呼ばれる農業も漁業も林業もみんなダメになってきてしまいました。
元々は充分に国産品で間に合うものまで輸入して使っています。

経済理論だけで考えて議論をしていると、このようなことが起きてきて何だか良く分からなくなってしまいます。

要は社会の構造が今までの経済理論では処理できない時代に入ってきてしまいました。
結果として今までの経済理論に基づいた為替相場理論だけでは、生活実感と掛け離れた現象が目につくようになりました。
結果としてご質問のような疑問が起きたのかと思います。
たぶんいくら待っていても満足できる回答はでてこないでしょう。
心安らかに過ごせるようななにか良い方法を考えてください。

輸出や輸入が無駄だとか悪だだとか言っている訳ではありませんので誤解なきよう願います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

私も、今の状態が本当の意味でのよい状態でないからと言って、短絡的に円高のほうがいいじゃんと言ってしまい反省しています。

日本は輸出でかせぐモデルは通用しなくなっており、モデルチェンジが必要なのですが、安倍さんはそこまで面倒を見てくれるのか・・・。今のところそんな兆しはないですね。
また、「要は社会の構造が今までの経済理論では処理できない時代に入ってきてしまいました。結果として今までの経済理論に基づいた為替相場理論だけでは、生活実感と掛け離れた現象が目につくようになりました。」については、まったくおっしゃるとおりです。

「心安らかに過ごせるようななにか良い方法を考えてください。」とのご指摘ありがとうございます。私は金持ちではありませんが、貧乏でもありません。ですので、少々のインフレは別にどうということはないのですが、多くの国民の実感として、今の主に円安による物価高よりは、円高で物価安になったほうがマシと思った次第です。
(2014年度の予想は、インフレ率より賃上げ率のほうが低いという予想がありました)

お礼日時:2014/08/24 22:46

デフレからの脱却を目指す自民党安倍政権を国民は支持して、衆参両選挙で勝たせたのです。

今はそのことを実行してくれているのだと思っています。円の為替レートは現状でまずまずと思っている人が多いと思いますよ。80円の時代はもうこりごりです。
円安を望まない人は概ね、アベノミクスの恩恵を受けていない人と年金生活をしている人です。産業としては小売業やサービス業です。物の値段が上がっても値上げできないからです。その人達は消費税増税にも反対しているのです。本年度の物価は増税も含めると5%程度になります。厳しいです。

年金生活者やその予備軍は、年金減額を心配して消費税増税には概ね賛成しています。少しの物価のことよりも年金は大事だからです。ただ、国民年金生活者はやはり生活が苦しいので反対しています。

不動産などの資産を多く持っている人は資産デフレがアベノミクスで止まったので喜んでいます。自動車などの輸出産業で働く人も歓迎しています。年金世代でも厚生年金を貰っている人は余裕があるので、子供世代の仕事を心配して賛成しています。

余裕のありなしで、人それぞれなのです。それぞれの思いは次ぎの総選挙で結果が出るのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>不動産などの資産を多く持っている人は資産デフレがアベノミクスで止まったので喜んでいます。自動車などの輸出産業で働く人も歓迎しています。
→思惑で株価があがったり、不動産を持っている人が喜んでいるのは知ってます。しかしそれが本当の目指すところかと言えば、NOです。
また、他の方のお礼でも何度も述べてますが、自動車は輸出で潤ったわけではありません。為替で儲けただけです。確かに利益は上がったので、その自動車メーカに勤めている人は恩恵を受けましたが、輸出が増えて増産となっているわけではないので、雇用は増えてません。また、下請けの部品メーカも恩恵を受けることはありません。
したがって、今の状態は、それほどいい状態とは思いません。

お礼日時:2014/08/24 22:56

円高の時はあれだけ円高を嘆いていたのに、円安になったらなったで文句が出る。

人間なんてつくづく勝手なものです。

>円安で輸出が増えて~って、目論見でしたけど、輸出はあまり増えず、輸入の方はLNGの輸入増もあって、毎月貿易赤字です。

円高だったらもっと輸出は増えなかったでしょう。貿易赤字の主原因はあなたの言っておられるように原発を止めていることです。これは為替レートとは関係ありません。

>、円安によるコストプッシュインフレだったら意味ないですよね。

それは無い物ねだりでしょう。うまく行かないと円安のせいにする。あなたは円高の方がいいのですか? その根拠は? 経済を一面だけで見るのは危険です。

日本円は依然として円高なのです。30年前は1ドル308円でした。その後猛烈な円高になったのです。それが高止まりしているだけです。こんな国は日本以外にありません。80円と100円なんて些細なこと、円高状態の中の小波に過ぎません。ちょっとのことで一喜一憂していては日本経済はますます駄目になります。新しいことは何も出来なくなり、袋小路に入ります。すでに少し入りかけています。ものの分からないにわか評論家のせいです。新聞テレビの報道はほとんどそれです。自分勝手しか言いません。
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トヨタは1円安で400億円得ですから、20円安で、実に8000億円の利益ですね。

それは、納税に反映するでしょうから、国の財政にプラスの面はあるでしょう。また、自動車産業の利益は周辺の産業への利益にもつながります(給料があがる)。株価も円安で上がっていますし、(モノの値段が上がっても)トータルとしてはかなりプラスといえるでしょう。

なんで、輸出は増えないんでしょうね? ざっとみたところ、日本の体質が変わって、内需中心になったということのようです。ま、いいんじゃないですか? アメリカも強力なドル安誘導で、成功していますし。

トヨタとかは海外の現地法人からの利益があるので、あまり、輸出にこだわる必要がないそうです。つまり、そういった技術や投資面での利益は、むしろ先進国型利益で好ましいらしいです。何が何でも貿易黒字が良いという時代は終わったのかもしれません。日本の投資家も、円安となれば、海外にお金を投資して、その利益による税金は日本にもたらされるでしょう。

黒田日銀の金融緩和は1年で1.3%インフレで、まだ道半ばです。誰がなんと言おうと、この先2%まで、確実に強力な金融緩和は続きます。これは、失われた20年からの教訓であり、かなりの強力な支持が得られていると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

トヨタの例で言うと、確かに利益が上がらないより、上がった方がいいのですが、別に国内生産が増えたわけではないので、雇用が増えたわけではありません。また、自動車産業はすそ野が非常に広いですが、国内生産が増えたわけではないので、下請けの部品メーカも恩恵があまりありません。
そういうことで、よい影響が非常に限定的であり、本当の意味での好景気とはなっていないことを問題視しています。
輸出が増えない原因は、はっきりしています。長い円高で、自動車や電機は、海外生産をすすめたためです。ノーパソは、日本ブランドでも中国で生産しており、輸入の形で日本で販売しているので、円安で値上がりしている状況です。

というような状況ですので、日本の労働者への恩恵が今のところあまりないと思っています。
しかも、円安で物価高になっているので、逆に恩恵どころかデメリットのほうが大きいのではというところです。

2%のインフレと言っても、単に円安によってもたらされるのであれば、(他の方のお礼にも書いていますが)コストプッシュインフレという悪いインフレであり、仮に目標を達成したと言っても本当の意味で達成したことにはならないと思います。

お礼日時:2014/08/24 22:27

No.2,6,9です。

為替相場がどういう時に動くのか、今ひとつわかっておられないようなので、そこも含めて説明します。


1.原則

日本は変動相場制ですので、為替相場は、「市場(マーケット)」が決めます。
ただし、国は最大のプレーヤーでもあるので、直接・間接的に関わって相場を動かすことも可能です。


2.市場介入

まずは、為替市場に直接国が関与する市場介入について。
円高にしたい場合、国がドルを売って円を買うことで、相場を円高にすることができます。
ただし、関係各国の了解を得ないで勝手にすると、為替相場が大混乱しますので、緊急時以外は禁じ手だと思ってください。
特に、日本は経済大国なので、その影響も大きいです。

また、円高にする場合は手持ちのドル資産を売りますので、日本の外貨が減ります。
逆(円安)にする場合は、日銀が円をいくらでも刷れますが、日本が持つドルは有限です。
(日本がドルを勝手に刷ると、偽札作りと認定されます。北朝鮮(笑)と同レベル)

手持ちの外貨が尽きると、一部の円決済の貿易を除き、外国から物が買えなくなるので非常に危険です。
よって、市場介入によって円高にする方法は、議論の対象外とします。


3.公定歩合の操作

中央銀行、日本の場合は日銀ですが、基本となる金利を決める権利があります。
日銀が金利を上げると利息が多くなるため、外国が円を買って円高になります。

ただし、現在は日銀が金融緩和のためゼロ金利政策をしています。
もし、日銀が金利を上げると、連動して日本の国債の金利も上がり国債の償還費が増えるため、ただでさえ苦しい日本の財政がなおさら苦しくなります。

また、今年から来年にかけて、アメリカが金融緩和を終了し、ゼロ金利政策を取りやめる予定です。
為替は二国間の相対関係で動きますので、アメリカが金利を上げるとなれば、日本はさらに金利を上げないと円高になりません。

まあ、日銀が市場に出回っている国債をすべて買い占めるというウルトラCの大技もあるのですが、日銀の黒田総裁が太っ腹でも、そこまで極端なことはやらないでしょうから、金利上昇による円高の可能性は、現時点では低いと思われます。


4.金融緩和の中止

相場に詳しい人はご存知かと思いますが、著名な投資家であるジョージ・ソロス氏が考案した「ソロスチャート」というものがあります。
これは、日米の通貨供給量の比率と米ドル・円の値動きの相関に着目したチャートであり、米国がドルの供給量を増やせばドル安傾向、逆に日本が供給量を増やせば円安傾向になりやすいとしています。

まあ、ソロスチャートの有効性にも議論はありますが、大きな流れで見れば当たっています。
例えば、リーマンショック後、アメリカは金融緩和で大幅にドルを増やしましたが、日本はわずかしか増やしませんでした。その結果、リーマンショック後は円高が続きます。
しかし、安倍政権誕生後は、アベノミクスによる金融緩和で日銀が円を増やしたため、円相場は円高から円安に転じました。

よって、日銀が金融緩和を止めて円の流通量を減らせば、再び円安から円高に変わるとみて間違いないでしょう。


5.日本の景気悪化

為替相場は二国間の経済関係で決まるため、通常は日本経済がよくなれば「円高」に、悪化すれば「円安」になるはずです。
経済の教科書にも、そう書かれていることでしょう。

しかし、円相場はなぜか、日本の景気が悪化すると「円高」に、景気がよくなると「円安」になります。(※)

この謎現象については、産経新聞の田村記者以外に論理的な説明は見たことがありません。
わからなければ、「よくわからないけど、こうなる」だけでも、大丈夫でしょう。

(※)正確には、「株安円高」と、「株高円安」です。
参考:「ほそかわ・かずひこの BLOG」-「円安株高持続の条件~田村秀男氏」
 http://blog.goo.ne.jp/khosogoo_2005/e/46567e6a3c …


6.世界的な経済危機の発生

円相場は世界経済が不安定になる(リスクオン)になると円高に、安定すると(リスクオフ)円安になる傾向があります。
リーマンショックで円高になったのは、アメリカが金融緩和を始める前からそうなっていたのですが、その理由はリーマンショックによってリスクオンとなったからです。

投資家の傾向として、先の予測が見えなくなると、より不安定な資産を売って安全な資産に買い換えます。(詳しくは、投資家の心理について勉強してください)
日本の円は、スイス・フランと並んで、世界的には安全な通貨と見なされているからです。

ただし、日本が隣国に戦争をふっかけるというようなことでもしない限り、日本が主体的に世界経済を不安定化することはできませんので(なにせ、3.11とその後の原発事故でも、円に対する信頼は揺るぎませんでした)、これも論外としてよいでしょう。


7.総論

日本が進んで円相場を円高にするには、4の金融緩和の中止か5の日本経済の悪化でなる可能性が高いでしょう。

しかし、No.8さんの回答にあるように、金融緩和はもともと日本経済の建て直しのために始めたもので、円安になったのはあくまで結果論です。

円高にするために金融緩和を止めれば、物価は安くなるでしょうが、そのため日本経済は再びデフレ不況に沈んでいくと思われます。

ちなみに5の日本経済の悪化は、このまま進めば勝手にそうなる可能性が高いです。
理由としては、来年に予定されている消費税の10%増税があります。
今年の8%でも、GDPのマイナス成長となる可能性が高いのに、さらに増税すればますます景気を悪化させるだけです。

安倍政権の舵取りしだいですが、質問者さんの希望は実現する可能性は、低くはないと思われます。(※)

(※)個人的には、増税による日本の景気悪化とその産物としての円高は、個人的には非常に不本意であることだけ追記しておきます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

何か話が噛み合ってませんね。
今のインフレは、円安によるコストプッシュインフレだと思っています。これは通常悪いインフレと呼ばれています。
アベノミクスの結果円安になり悪いインフレになるぐらいなら、元の円高のほうがマシでは?と言ってます。
これから良いインフレにある兆しがあるなら、こんなことは言いません。そのような兆しがないから質問のようなことを言いました。

お礼日時:2014/08/24 22:14

No.2,6です。

取り急ぎ返答を。

>安倍さん、黒田さんが、「金融緩和で円安となったが、輸入原材料の値上がりによるインフレだけで、国民の賃金上昇への効果は限定的だった。金融緩和を縮小する。」って言ったらどうなるでしょうか?

実行が伴わない、「口先介入」とします。

マーケットは驚いて、慌ててドルを売って円を買う。すなわち円高になるでしょう。

しかし、しばらくして(長くても2・3ヶ月か)、実際に金融緩和の縮小が行われなければ、「あれは口先だけだった」と判断して、また今のレベルの円安(1ドル100円~105円)に戻ることでしょう。
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この回答へのお礼

何度もありがとうございます。

「口先介入」だとそうでしょうね。実際に金融緩和を縮小してもいいかと思います。

お礼日時:2014/08/24 22:04

> アベノミクスのせいかどうかわかりませんが、円が80円


> /ドルくらいから100円/ドルくらいになりましたよね。
> 当初は、円安で輸出が増えて~って、目論見でしたけど、輸
> 出はあまり増えず、輸入の方はLNGの輸入増もあって、毎月
> 貿易赤字です。

これは少し誤解があります。
デフレ対策のために金融緩和と財政政策のパッケージ政策を行ったためであり、円安は目的ではありません。金融緩和と財政政策で積極的にマネーを市中に流すと結果的にその国の通貨価値は既存し通貨安になるのです。

積極財政政策や強力な金融緩和の政策を反対する論者が議論の中で「そんな事したらハイパーインフレになる」とか「通貨が暴落する」などとよくわからない事を言い出し、その反論として「ハイパーインフレなどは極論中の極論でありえない話」「円高で困っている時に、円安を懸念するなどどうかしてる、むしろ円安は歓迎すべき」という議論になっていたただけです。


> ・・円高のほうがよくないですか?

これは定義によっていろいろ変わりますよね。
基本的に通貨高は良いことです。
良いことですが、通貨高に合わせて内需拡大が行えていたり、あるいはそのための施策が次々に行われる前提がないと酷いことになりますね。特にデフレで困っている状況で内需拡大政策を行わず円高が進むと、輸出依存系の企業はバタバタ倒産して失業者も増えたりして、デフレ経済がより深刻化してしまったりしますね。

円高は悪いことではありません。問題は円高にどういう対応をするかということです。とりあえず安倍政権は当初は積極財政政策と金融緩和を行って良い方向でいましたが、なぜか途中から増税や緊縮財政などの財政再建路線に動き始め、また以前と同じ失敗政策へ向けた動きをとり始めています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>デフレ対策のために金融緩和と財政政策のパッケージ政策を行ったためであり、円安は目的ではありません。
→私もそうだと思ってます。

>安倍政権は当初は積極財政政策と金融緩和を行って良い方向でいましたが、
→株価は思惑で値上がりし、金融緩和で国債を買い支え、見掛け上うまくいってるように見えますが、本来目指している積極的な国内投資や、輸出増によって国内産業が盛り上がるはずでしたが、目論見の2割くらいではないでしょうか?
ということで、メリットよりもデメリット(円安による物価高)のほうが今のところ大きいかなと思ってます。

お礼日時:2014/08/24 22:03

>円高のほうがよくないですか?



円を持っている人(=日本国民)は円高を維持する方が良い。

円を借りている組織(=日本政府)は円安に変わる方が良い。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>円を借りている組織(=日本政府)は円安に変わる方が良い。
→国債発行残高が300兆円とかまともなレベルならそのほうがいいと思いますが、1000兆円とかなると毎年の税収や国家予算を大幅に上回っているため、ちょっとの金利上昇も致命的な影響を与えてしまいます。金利上昇を抑えるため、金融緩和をしまくって、国債買いまくるとか末期的症状だと思います。
本来、お金は、私たちが汗水たらした対価のはずですが、実体のないところでお金を刷りまくって(実際は印刷しているわけではないですが)、都合よく借金をしていたら、果たしてそのお金は価値があるのでしょうか???ってことになるかと。今は、結構綱渡りの状態ですよ。
黒田さんはその辺わかっているっぽいですが、それでも1000兆円を何とかするには、リスクの高い処置をしなければならないということなんでしょうね。

お礼日時:2014/08/23 20:14

No.2です。



前の質問も読みましたが、どうも経済を今ひとつわかっておられないような。

回答を追加したいのですが、一つだけお聞きします。
円安から円高にした方がよいのではとお考えのようですが、どうやれば円高になるかご理解していますか。

安倍首相なり日銀の黒田総裁が会見で、「日本はこれから円高にします」と宣言すれば、円高になると思っていませんか。

2・3行でけっこうですので、どうやれば円高にできるのか。質問者さんが認識している内容を補足してください。
その内容を見て、再度回答を追加したいと思います。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。

安倍さん、黒田さんが、「金融緩和で円安となったが、輸入原材料の値上がりによるインフレだけで、国民の賃金上昇への効果は限定的だった。金融緩和を縮小する。」って言ったらどうなるでしょうか?
円の供給が減るので、単純に円高になるのか?それとも、円への信頼が失われて、円が多量に売られて大幅円安になりますかね。

お礼日時:2014/08/23 20:07

分からない?



じゃ~分かるように解説します。

貿易黒字が赤字になっても、その赤字は消費者負担なので、政府が黒地だろうが赤字だろうが、国民には何一つ影響しません。

円高で得する人は、海外から輸入して、為替差益を得られる方に限るので、国民にはなんら寄与しません。
海外旅行した時に現地で多く物が買える程度です。
円安で得する人は、海外へ輸出して、為替差益を得られる方に限るので、国民になんら寄与しません。
海外旅行した時に現地で多く出費する程度です。

原油の高等は円の為替動向ではなく、中東情勢です。
これの支出を下げるには、原発を再開する以外はありません。
原発を停止しているから原油の輸入価格が増大する訳ですので、アベノミクスとはなんら関係ありません。
円高だった民主党政権時代からの話です。
原発被害で再開できなくさせた民主党が悪いのです。

アベノミクスで、日経平均8000円だったのが15000円になりました。
つまり、株を買わなかった人は、なんら縁がありません。
安倍さんを信じて株を買った人だけ、資産が倍増したのです。
アベノミクスとはそういうものです。
その副次的効果で、給与があがったり、仕事が増えたりしているのです。
全国で復興バブルなのも、円を倍刷っても、価値が下がらないからです。
普通の国家が、これだけの金融緩和を行えば、ギリシャやアルゼンチンのようにデフォルトします。
日本がそうならないのは、国民が政府に貸し付けているからです。

今もし、あなたが苦境なのだとしたら、円高でもなんら変らないという話です。
むしろリストラされたり、仕事がなかったりで、もっと大変だと思われます。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。

>貿易黒字が赤字になっても、その赤字は消費者負担なので、政府が黒地だろうが赤字だろうが、国民には何一つ影響しません。
→では、新聞やニュースあるいは経済学者は、騒いでいるのは関係ないということですね。彼らはアホですね。

>円高で得する人は、海外から輸入して、為替差益を得られる方に限るので、国民にはなんら寄与しません。
→石油、ガス、鉄鉱石等の天然資源、小麦や大豆等は、輸入に頼っています。円安になり、値上げになっており、それらを原料としている、電気・ガス・ガソリン・その他製品、小麦や大豆を原料としている食品等多くの影響を与えています。したがって、限られた人への影響というのは違うと思います。

>円安で得する人は、海外へ輸出して、為替差益を得られる方に限るので、国民になんら寄与しません。
→日本の主力産業である電気メーカ、自動車メーカは輸出で稼いできました。それらの産業は、下請けの企業含めると非常にすそ野が広く、限られた影響とは言えないと思います。

>アベノミクスで、日経平均8000円だったのが15000円になりました。つまり、株を買わなかった人は、なんら縁がありません。
→確かにそうですね。でも安倍さんは単に株価を上げることが目的ではないと思っていますよ。area_99さんがおっしゃってる副次効果が主目的ですよ。
日本が、ギリシャやアルゼンチンのようにならないのは、国としての体力があるからです。でも、いつまでも続けていたらその体力を食い尽くしてしまいますよ。それに国債の先物市場は、海外比率が半分程度で市場規模が実際の国債市場より遥かに小さいため、すぐに乱高下するリスクを抱えていますし、日本国債のCDSをGS等は多量に買い込んでいるので、油断できません。

まあ、思ったようになかなか行かない(いいことがない)ということです。なので、もう円高でもいいじゃんって言ってみました。

お礼日時:2014/08/23 19:48

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