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65歳の父親が大腸ガンを患いました。検査の結果、肝臓に
も転移しその大きさは約7cmほどの大きさもあります。
大腸は結腸に腫瘍がありすでに20%ほどの細さになって
います。現在、入院して治療を始めようとしているの
ですが内科と外科の先生とで意見がわかれています。
内科の先生は先に抗がん剤を投与して腫瘍が縮んでから
手術する方法。外科の先生は先に元である大腸の腫瘍を
とり除いてから抗がん剤を投与したほうが良いと言って
います。父親本人は食事を見ただけで食べる気がしない
ような状況となっています。こんな状態ですがどちらを
選択したほうがよいのでしょうか? なるべく長く生きれる
方法をとれればと思っています。カルテなどを見た状況
ではないのでわからないと言われればそれまでなのですが
意見を聞けたらと思います。よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

外科医の立場から


状況によって選択肢が変わります。
(1)抗がん剤治療を行う..
 1)手術に耐えられないほど体が弱っているとき
 2)体中(おなかの中に散っている、肺にたくさん転移している;つまり、何をしても手遅れという状態)ただし、大腸の癌ではおなかに散ることは少なく、肺転移も可能なら切除の対象となります。
 3)腫瘍が大きく、周囲に浸潤しており、手術で完全に切除できないため、抗がん剤で小さくしてから完全な切除を目指す。

おおまかに書きましたが、上記以外は基本的に手術が第一選択。

大腸がんの治療の第一選択は手術です。その理由は
 1)ほうっておくと腸閉塞(腸がつまる)になり、食事ができなくなる。また、人工肛門などの手術がいずれ必要になる。
 2)効果的な抗がん剤がない。..癌を治すほど効き目のある薬はありません。小さくするのに効果がある薬はありますがそれを使いつづけたからといって治るわけではありません。

転移について
 大腸がんでは、転移する際、一度にたくさんの癌が散らばるというよりは、1個だけあるいは少数だけの転移ですむこともよくあります。上に書いたように、大腸がんは薬では治りにくい癌であるため、肝臓や肺の転移の場合、切除可能なものは手術で切除するというのが一般的な考え方です。(大腸の手術のときにやるか、時期をずらしてやるかの違いはありますが)

内科の先生があえて抗がん剤を先行させようというのは(1)-3)のような状態なのでしょうか。病状によって対応は違うので、上記を参考に先生方と相談してください。
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この回答へのお礼

ありがとうごさいます。どうやら肝臓の腫瘍が
でかくなっているのでそれを動注ポートを使って
直接攻撃することと経口剤を併用するようです。
とりあえずは治療が始まって一安心はしていますが
ここからは本人の気力が一番かな!?とは思っています。

お礼日時:2004/05/31 11:05

ご家族の心中おさっしします。



ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLは参考になりますでしょうか?
「大腸がん」
まずここで「国立がんセンター」のサイトで「大腸がん」概略が分かると思います。
ステージは「Dukes D」あるいは「(4)」ではないかと思います。

take-take先生のアドバイスのように大腸がんに有効な抗癌剤は少ない(あるいはない?)のが現状ではないでしょうか?
⇒最近新しいのが外国で開発されたようですが、国内ではマダマダ使用出来る状態ではないようです・・・?
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=742487

現在どのような病院で診断を受けたのでしょうか?
可能であれば、早めに癌専門病院でセカンドオピニオンを求めてはいかがでしょうか?
例えば、
http://www.ncc.go.jp/jp/ncc-cis/pub/index/hospit …
(全国がん(成人病)センター協議会加盟病院一覧)
あるいは大学病院では・・・?

ご参考まで。

参考URL:http://humanbalance.net/gan3/data17/data17.html
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この回答へのお礼

ありがとうごさいます。現在は総合病院の
消化器科で治療を受けています。近くに大学病院も
あったのですがベットが足りないと言われました。
本日より治療が始まったようなのでとりあえずは
様子をみることにしました。医者、患者、家族が
和を作れて病気と戦っていければ最高だと
思いますが現在の病院では難しい気がしてなりません。

お礼日時:2004/05/31 11:16

#2に書きましたが、直接診察もしていない第三者が推測で書いてしまい後悔しています。

..削除できないので。
まずは、内科、外科それぞれの先生から納得するまで説明してもらってください。わからないことはどんどん聞きましょう。気後れする必要はありません。なぜ内科と外科で方針が違うのかも、直接質問すればいいと思います。病状を拝見すると`軽い`とはいえませんので、医師も十分説明が必要だと認識していると思います。
もしわからない言葉などがあれば説明させていただきます。
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私の父も同じような状態でした。

彼の場合は外科的治療をほどこしてから抗がん剤治療をしました。
ただ、正直なところそれが正解だったのか、今の私には判断ができません。
家族としてどの治療がベストなのか、それを選択するのは容易ではないと思います。
そこで考えられるのは、患者本人の意見を尊重することと、
セカンドオピニオンを利用することです。
質問者さんの場合、外科のお医者様と内科のお医者様の意見が対立しているとのことですが、
その先生方同士で治療方針に対してじっくり話し合っていただく必要があると思います。
あまりいい表現ではありませんが、質問者さんのお父様の病状を拝見すると、悩んでいる時間はあまり無いように思われますので、
本来、先生方で意見が食い違っているなどと言っている時間は無いのです。
ですので、セカンド・オピニオンで思い切って病院を変えるということも必要かと思うのです。
うちの場合はそれで病院を変えました。
セカンド・オピニオンについては参考URLの「セカンド・オピニオンとは」が読みやすくていいかと思います。
もちろん私の意見はあくまでも自分の経験に基づくものなので、
最終的にはご家族で判断することになりますが、ご参考になればと思い書き込みさせていただきました。

参考URL:http://www.h5.dion.ne.jp/~life-so/index2.html
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この回答へのお礼

ありがとうごさいます。セカンドオピニオンは
大変すばらしい制度だと思います。突然のことで
家族もびっくりしていました。外科と内科の話し合いが
済んだらしく今日から治療が始まったようで
とりあえずは一安心しています。

お礼日時:2004/05/31 11:01

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