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カーペンターズのTop of the Worldを聞いてて気になる箇所がありました。
1つめはand the reason is clearの部分。
reasonとisの部分でズの音が濁ると思いますが、歌では濁らずリーサナスクリーのように聞こえます。
2つめはtouch of the breathの部分。
touchのtが歌ではチャーッチとch音のように聞こえます。
英語の基本的な発音は心得ているつもりですが、これらのような音の変化は聞いたことがありません。これらは良く行われる音変化なのでしょうか。それとも単なる聞き間違いでしょうか。

A 回答 (3件)

>1つめはand the reason is clearの部分。


reasonとisの部分でズの音が濁ると思いますが、歌では濁らずリーサナスクリーのように聞こえます。

そのように聞こえるのが自然な発音です。
然しながら、爽やかな曲のイメージに沿うように、濁音を敢えて強調しない、意図的な配慮は当然為されていると考えても、何ら不思議ではありません。

>2つめはtouch of the breathの部分。
touchのtが歌ではチャーッチとch音のように聞こえます。

この質問は大変にポピュラーで、太古の昔にも下記のような喧しい質疑応答がありました。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/6178966.html
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この回答へのお礼

イメージに合わせて発音を変えることもありうるんですね。
過去のQAも参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2014/09/03 00:41

失礼な表現、記載、誤記等ありましたら済みません。


私は、英語は勉強中なのですがグラマの質問では無く、発音のご質問なので参考程度に回答します。

Top of the world 歌詞つき
↓↓(YouTube)


>1つめはand the reason is clearの部分。

YouTubeの50秒あたりですね!

reason は /rí:zn/ と/z/で私には聴こえますが正直、微妙です。
/s/と/z/は少し発音が難しい所があるように思います。
来日してらっしゃる英語のネイティブの先生などは比較的しっかりされていますが洋画等を観て聴いてとやっていると時々/z/と/s/の発音は混乱します。
newsという言葉がありますが本来であれば/n(j)ú:z|njú:z/で/z/ですがこの発音は映画とかで色んな人の発音で聴いていると日本人には明確に/z/と聴こえるケースは少ないように思います。
勿論、前後の関係で聴きとりづらい場合とそうでない場合はあるかと思います。
bad newsとか映画やドラマで比較的良く聴くフレーズですが明らかに言える事は日本人の感覚で「ズ」と明確に聴こえない発音をされている方もネイティブには多いように思います。
日本人に聞けない、もしくは聴きづらいだけなのかもしれません。

is は私にも/ɪs/と聴こえます。
この場合は後ろに続く"clear"と言う無声音の単語が続くので【逆行同化してisが/ɪs/になっている】ように思われます。

音の同化
↓↓(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=n9NkgW184Nw

上記リンクの40秒あたりです。
"clear"の発音の方が重要なので前のisが/ɪz/ではなく/ɪs/に変化して"clear"を発音しやすくしているように思います。
この歌のこの部分はこれが当てはまると思います。

is は必ず濁る、あるいは必ず有声音/z/でなければならないと言う考えは捨てた方がいいと思います。

英語の辞書:is
↓↓
http://ejje.weblio.jp/content/is

このリンクにあるisの発音の説明を見てください。
分かりますか?少し難しいですが噛み砕くと…
弱形発音は"is"の"i"の発音が抜けて/z/や/s/だけの発音になる事が分かります。
/z/になるか/s/になるかは前の発音に依ります。有声音の後に続けば/z/で無声音であれば/s/だけの発音に成ります。
"is"の発音は"i"が抜ける場合、/z/か/s/どっちの発音かは、複数形や三単現の作り方と変わりません。

この歌の場合は/n/に続く発音なのでこれは当てはまりません。

弱形発音は結構必要な知識なので理解されておいた方が良いかと思います。

弱形発音
11-かぶせ音素(5/10)
(例だけなら16分45秒あたりからご覧ください)
↓↓YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=ju9jfCI6UnA

>2つめはtouch of the breathの部分。

YouTubeの曲リンクで1分42秒あたりでしょうか?

カレンさんの英語の歌の発音はすごくきれいなので好きですが本の少し本人の癖があるように思います。
その一つが/ʌ/が/æ/になる時があるように思います。
回答1の回答にもある音を伸ばすと言う事もあってその様になるのかもしれません。
この場合、touch の発音/t'ʌtʃ/が/t'ætʃ/になっているように私には聴こえます。

カレンさんの癖だと思います。
似た個所はこの歌の最初の指摘の箇所に続く、"because"の発音や別の歌ですがカーペンターズのスーパースターの"Come back to me again"の"come"がキャム位に聴こえます。

Superstar - Lyrics - Carpenters
↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=NctEnrxGVHE

上記の2分37秒あたりです。

以上、参考程度です。
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この回答へのお礼

逆行同化という現象であると知れたことに加え、その例が身近な単語にも多いことに驚きました。
ビデオも分かりやすかったです。
ありがとうございます。

お礼日時:2014/09/03 00:59

>これらは良く行われる音変化なのでしょうか。



はい
といっても、"無意識に"そうなるので意識的にマネしないように
英語らしく発音できていれば、誰でもそういう発音になると考えていいです
もし、そうならないのであれば、何かが欠けていて、ネイティヴのような音にはなっていないからです

is clean のつながりはもう回答されていますが、isのあとに/k/という無声音が来るのでその準備を体が"無意識に"始めているわけです
もし、isの/z/を有声音で発音することもできますが、たぶん/z/の音にややストレスがついてしまい、少し間を置いたようになります(つまり、音がつながらず、切れる)
そして、母音が挿入されたような音、[ ɪ z ə]のような音になります
日本人学習者の発音のほとんどはこのパターンかも

「クリー」としたところいいポイントです
ただ「(クリ)アー」の部分はきちんと発音しています
And the reason is clear, it's because you are here
のit'sの直前に/r/が出てきます
そして次の/ ɪ /と一緒になって、[rɪts bɪ kɑːz]のように流れています
たぶんここは"意識的に"やっています
/r/を手前で出してしまうと、そこに一つテンポが入るからです

余談ですが、Karenの持ち味は流れるような歌い方です
ちょっとどの曲かは忘れてしまいましたが、通常だと2,3の息つぎが当たり前の部分を息つぎせず、何小節かを一気に歌っている曲があります(4小節だったかなー)
普通だったらプロでも難しい長さです
それを、流れを途切れさせないように一息で歌うようなことを意識的にやっていたようです
この曲にもそういう箇所はいくつかあるはずです
さがしてみてください

次にtouchのtですが、これはtを発音する際のaspiration(帯気音)でそのように聞こえるわけですが、特別な発音ではなく、通常の英語のtの音です
top of the world~のtopのtも全く同じように発音しているわけですが、少し違って聞こえるのは
topは口をやや広めに開いて、touchはそれよりも少し閉じ気味の中舌音だからかと思います
ただし、私が聞いた限り、どちらも同じ/t/の音です
aspirationの強い/t/は、日本人には「チャ、チュ、チョ」に聞こえるようです
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この回答へのお礼

的確なご意見ありがとうございます。
「(クリ)アー」の発音がされていることには気付きませんでした。

お礼日時:2014/09/03 01:09

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