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商品先物、コモディティで、
ふつうは、米とか小麦とか落花生といったものが、選ばれますが、他にも候補はないでしょうか?


たとえば、
象牙、虎の皮、ヤシの実、お茶、カブトムシ、きのこ、まつたけ、キャビア、マグネシウム、さんま、さけ、サメの牙、ツバメの巣。


オレンジジュースなんて銘柄もあったくらいなので、ほかにもたくさんの商品先物に使われてもよいのではないか?

と思うものがあるとのことでしたので、コモディティに使える商品は幅広くできないものでしょうか?


特に魚などは、漁獲高の高い日本からすれば、得意分野となるのではないでしょうか?

A 回答 (3件)

「ヘッジャー」と「投機家」双方にメリットがあって、なおかつ、取引所がしっかり儲かるくらいの取引量(市場規模)が見込めないと、上場は難しいです。



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ちなみに、日本の商品先物市場は、管轄官庁である「経済産業省(旧通産省)」と「農水省」に市場を育てる気がほとんどなかったおかげで、ヘッジャーが極端に少ない「いびつな市場」になってしまいました。(今もあまり改善されていません。)

「証券業界」は、財務省(旧大蔵省)が「まともな業界に育てる」ということをある程度やってきましたが、商品先物業界はほぼ放置状態で、かつては「詐欺師の集まり」と言ってもよい会社がゴロゴロありました。

なぜ「詐欺師の集まり」のようなことになるかといえば、「ヘッジャー」が参加しない市場では、「投機家」同士で売買してもらわないと商売にならないからで、「右も左も分からない素人」まで平気で食い物にしていました。

その後、「我が国に国際水準の商品市場を…」ということで市場改革・規制緩和が行われ、続々と新規商品が上場されましたが、管轄するお役人の多くが依然として「先物取引はただのバクチ」という考えのままなので、結局はほとんどの商品が姿を消しました。

上場を維持できたのは、ヘッジャーの取り込みがある程度うまくいった「石油製品」くらいです。

ちなみに、規制緩和で上場され、その後、廃止・休止になったものには、「アルミニウム」「ニッケル」「鉄スクラップ」「TSR20ゴム」「アラビカコーヒー、ロブスタコーヒー」「NON-GMO大豆」「大豆ミール」「じゃがいも」「鶏卵」「ブロイラー」「野菜指数」などがあります。

時代に合わなくなり消えていったものには、「綿糸」「絹糸」「スフ糸」などかつての花形産業であった「繊維」関連の商品があります。

試験上場が継続中のコメ先物については、最大のヘッジャーである農協が大反対ですから、先行きは明るいとはいえません。

なにより、ヘッジャーとしての立場である当業者の多くが農協やお役人と同じように、「先物はただのバクチ」と思っているのが、日本で商品先物取引が振るわない大きな原因の一つです。

※とはいえ、「一儲けしてやろう」という純粋な「バクチ打ち」も積極的に取り込む必要があるのが「証券業界」や「商品先物業界」ですから、「紳士淑女の集まり」のような業界になることはありません。

(参考にしたサイト)

『先物取引はなぜ怪しいのか?|mhbgryxxのブログ』(2011年05月23日)
http://mhbgryxx.exblog.jp/15605675/
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この回答へのお礼

魚はどうなのでしょう?

ありがとうございました。



魚も日本なら安定供給できますから、農業と並んで先物に利用できないものかなと考えています。

たことかいかなんかもよいのではないのかな?

お礼日時:2014/09/12 19:41

Q_A_…です。



>干物にするとか。

はい、「人間の意向ではどうすることもできない理由で大きな価格変動が頻繁に起こる(→その価格変動のせいで損したり得したりして経営が安定せずに悩んでいる人がいる)商品」で、【なおかつ】、「その人達が積極的に利用することが見込めて」、【なおかつ】、「取引所がきちんと儲けを出せるような量の取引が見込める商品」であれば何でもかまいません。

投機家については、極端なことを言えば「値動きさえあればいい」ので「干物」だろうがなんだろうが気にしません。
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この回答へのお礼

ネタヤコフ大統領

お礼日時:2014/09/13 06:05

Q_A_…です。



魚介類は「鮮度」がウリの商品ですから、「野菜先物」のように「現物受渡なしの差金決済のみ」にすれば商品化は可能かと思います。

というよりも、「天候」など【人間の意向ではどうすることもできない理由】で大きな価格変動が頻繁に起こる商品ならば、なんでも先物取引に対象になりえます。
ただ、「それを商品化して取引する人がどのくらいいるのか?」が問題なだけです。

商品取引所の運営も慈善事業ではありませんので、手数料収入で上場コストをまかなえて、なおかつ儲けが出るくらい取引が活発でなければ上場する意味がありません。

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ちなみに、ヘッジ需要が期待された野菜先物も売買が振るわず本上場に至りませんでした。

同じように漁業関係者の多くが「先物取引は単なるバクチ」と考えていれば、「先物取引でリスクヘッジ」というような発想は生まれてきませんから、一にも二にも「ヘッジ需要があるかどうか?(当業者が先物取引に参加するかどうか?)」にかかっているでしょう。

『野菜バスケット先物上場へ 横浜商取、世界初|47NEWS』(2004/07/14 )
http://www.47news.jp/CN/200407/CN200407140100258 …
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この回答へのお礼

なかなか難しいのですね。


干物にするとか。

お礼日時:2014/09/12 22:59

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