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こんにちは。

写真のような、19世紀英国製のロイヤル アルバート スターリングシルバー ウォッチチェーン(バーからチェーン先端までの長さ 25.5cm、重さ 15g、バーの長さ 3.3cm、鎖玉の横幅 3.5mm~6mm)を持っております。

これに最新型のSEIKOの19SEIKO http://www.seiko-watch.co.jp/p_search/detail/do. … を付けたいのですが、このモデルは、風防がカーブアクリルガラス、ケースはクロームメッキケースとなっております。

スリーピースのスーツ着用で、ベストのボタンホールにTバーを挿し、19SEIKOはベストの右ポケットに入れる使い方をしたいのですが、19SEIKOをお使いの方は、組紐を使う方が多く、チェーンを合わせる方は少ない印象です。

純銀鎖を合わせる場合、せめて風防はサファイアガラスのものにするほうがよいでしょうか?
ケースも多少の傷は気にしませんが、純銀鎖を合わせる場合、メッキが剥げるようなことがありますでしょうか?

「最新型SEIKO鉄道時計は純銀鎖で傷だら」の質問画像

A 回答 (2件)

はじめまして。

拙い知見ですがよろしくお願いします。

>最新型のSEIKOの19SEIKO ・・・19世紀英国製のロイヤル アルバート スターリングシルバー ウォッチチェーン・・・

ロイヤルアルバート・・・年代物ですネ。エドワーディアン?時期でしょうか(1900年代ぐらい)。この時代等は形状やテイストが良く個人的には大好きです。時計自体も英国ならDENT社やJ.W.Benson社(夏目漱石の懐中)など・・・。
 
余談過ぎましたが、19SEIKOはご存じのように国鉄時代からの懐中時計でした。当時の仕様から紐がオリジナルとしてるため、現代も踏襲しています。旧タイプ含め人気の時計。大昔(子供の頃の想い出)ですが、国鉄の払い下げ品等の催しにも備品と共に出る事ありました。

>ケースも多少の傷は気にしませんが、純銀鎖を合わせる場合、メッキが剥げるようなことがありますでしょうか?

本体のクロムメッキですが、時計は殆ど装飾用クロムメッキで薄く硬度か設定されてません(工業用のクロムメッキは硬質)。ポイントはケース材質の硬度に影響します。また、表面の摩擦抵抗が小さいことで傷になりにくくなります。

昔のモデルは真鍮にクロムメッキでしたが、現代は別な材質かも知れません(プレス公開がないので)。装飾クロムメッキの場合は母材硬度によることになります。

それで一例ですが、愚例の経験上、ボディのクロムメッキとチェーンが年中すれてない限りはメッキへのダメージは少ないです。服装に合わせたり常用では影響の度合いは低い。剥げると言うより小傷(摺動傷)がつくイメージです。一番良くないのがポケットに懐中時計をチェーンと一緒に長く入れる事です。

現代はなおさらヤワじゃないです。愚例で古い(昭和の中古)のとステンレスチェーンで組み合わせてます。他に時計・チェーンともシルバーの合わせもありますがそう問題じゃないようです(汗・趣味・観賞用です)。
ちなみに一番変化が出るのが懐中時計の紐やチェーンを付ける円環部分(ボウと言います)の材質やメッキかによって剥げる等の影響が出ます。
本時計のボウがメッキか?ステンレス等の無垢材の磨きか?によっての差です。チェーン側のカンの擦れは当然それなりです。でも、使用としては致し方ないと存じます(メーカーに聴くと教えてもらえるカモ?)。

ボウとフック部分の感覚も日常はどちらかと言うとシルバー側の酸化(黒くなる)の映りや症状の微細な汚れで黒っぽくなるのが殆ど。金属同士なので、摺動も生じますし、あっという間ではないですがそれなりの経年変化があると思われるべきと存じます。

>風防はサファイアガラスのものにするほうがよいでしょうか?

本来の使用方法であれば経年的な変化ですぐ傷む事はないです。
本品の風防のサファイヤガラス化は実際どちらかで別途発注で作ることになるのでしょう。サファイヤのカーブガラスはお金かかります(○万円等では?)。ラインも出しにくい等あります(図面や研磨が大変)。実際アクリルでも常用ならそうキズにはならない。前記のようなポケットに丸ごと入れっぱなしでない限りはです。多少は磨きでカバーできます。
ちなみに、現代のアクリルもですが、本来アクリル風防は紫外線の劣化もあり定期的に交換が必要です(樹脂のため劣化は避けられない)。文字盤の保護のためでもあります。精々数千円のレベルなので、磨くも良し、エイッと時期を見て新品交換でも懐は大きく痛まないと思います。
実際アンティーク等は風防が薄いガラスのため、何かの拍子で割れてしまう事がある(破片が文字盤傷つける)のですが、アクリルの方が割れる前の亀裂の間があるので、実用重視なら無難と思います(それでアンティークの腕時計は形状形成や生産性も含めアクリルが多く、メンテナンス時交換される事が多い)。愚例で小傷程度なら私は自分で磨きます。

尚・・・

ご承知で余計と存じますが・・・チェーンの年代や雰囲気から、コーティング無しの無垢仕上げです。素の質感が良いのですが、当然酸化し黒ずみます。これがシルバーらしいテイストなのですが、一方で時計本体とチェーンとのシルバー色のマッチングもお考えになればと思います。毎日使うとすぐ黒くならないですが徐々に触れにくい部分から黒くなります。その時、時計側との色合いやテイストの差はご配慮されると良いです(時計側だけシルバーキラキラでチェーン側が趣深いと素材感の差がでる)。
流石に黒ずみが激しくなったり、光沢感を求めるなら定期的なケアすればと存じます。銀磨きクロスで小傷磨いたり液体のクリーナーでさっと通し磨けば細部までスッキリ綺麗になります。

ブリティッシュトラッドの原点の合わせ方・・・拘りですネ。眺めて遊んでるだけの私はお恥ずかしい(汗)。
http://www.s-shuei.com/chain-himo-no-tukaikata.h …

長文愚答ですが、参考になれれば幸いです m(__)m

PS:ご存じと思いましたが・・・懐中時計を服から出す時は出来るだけ本体を握って・・・チェーンを引き上げて使い続けると痛みが早くなります。
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この回答へのお礼

たいへん丁寧なご回答をくださいまして、ありがとうございます。

ロイヤルアルバートは、ご推察の通り、エドワーディアンです。
ウォッチも当初はJ.W.Bensonの程度のよいモデルを探しておりましたが、なかなか縁がなかったことと、日本人なら19SEIKOを使うべき、と考えるようになったからです。
旧モデルの機械式も検討しましたが、純正新品の交換部品がなく、長期の実用に不安があることから、最新型にすることにしました。
最新型は信頼性の高い、19SEIKOの正常進化だと思います。

装飾用クロムメッキが母材の硬度によって摩擦の起こり易さが変わることは、目から鱗です。
また、アクリル風防の考え方と取扱方、ウォッチとウォッチチェーン正しいの扱い方もありがとうございます。

純銀の黒ずみとウォッチの質感合わせには注意いたします。

リンクページ、拝見しました。
いろいろなウォッチチェーンの装いがあるのものですね。
私は一番シンプルなスタイルの装いをするつもりですが、よいウォッチチェーンとの出会いがあれば、別なスタイルもしてみたいと思いました。

ウォッチを服から出す時の方法、ありがとうございます。
十分に注意いたします。

お礼日時:2014/09/20 20:40

こんにちは



クロームメッキと言っても金メッキではないので
目立つことはほとんどないです

対シルバーですよね
チェーンの方が傷がつくかも

風防はそれなりに傷がつきますが
アクリルのままにして
傷がついたら磨きにかければいいんじゃないですか?
サファイヤだと傷がつくぐらいぶつかれば割れますので
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この回答へのお礼

ご回答くださいまして、ありがとうございます。

クロームメッキの場合は目立たないのですね。

アルバートチェーンはアンティークですので、使用感もありますし、傷もありますが、
チェーンが傷まないように気を付けます。

風防はアクリルの利点を生かして、傷が付けば磨けばよいとのこと、理解しました。

丁寧なご回答をありがとうございました。

お礼日時:2014/09/16 13:52

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