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だいぶ以前に同じ趣旨の質問がありました。今になってその回答を読みましたがよく理解できませんでした。対流圏では大気分子の密度が高いためにレイリー散乱は打ち消しあってしまいます。
だから、空が青いのは高層の希薄な大気によるレイリー散乱が原因です。

遠くの山が青く見える理由が大気のレイリー散乱によるものではないとしたら、なにが原因
なのか。そして大切な条件なのですが、遠くの山が青く見えるといっても、いつも同じ程度に
青く見えるわけではないのです。
私が見たときは夜明け後2~3時間程度の時で、日が上るにつれて急速に青い色が消えて
しまい通常のくすんだ緑色になってしまいました。

あまり根拠のない推測ですが、大気中のエアロゾルによるレイリー散乱が関係しているので
はないでしょうか。
低層の大気ではレイリー散乱は見えないといいましたが、密度の揺らぎや異物(エアロゾル)
によって散乱が乱れ、打消し切れなくなった部分が青く見えているのではないかと...

そして日が昇るとともに青色が消えるのは大気の化学反応によるものではないかと...
都市部であれば光化学スモックに代表されるような化学反応を推測することができますが、
北海道の田舎の山ですから、化学反応を起こす物質は排気ガスや燃焼ガスによるNOxでは
なくて植物起源の有機物質とか、もしかしたら火山性の硫黄化合物とか...

アドバイスいただければ幸いです。

「遠くの山はなぜ青く見える」の質問画像

A 回答 (1件)

大気の散乱光には青が多く、直射日光には赤や黄などが多い


からでは?

この回答への補足

その後、調べて少し進んだかと思うのですが、硝酸系のイオンがアンモニアと反応して硝酸アンモニウム(粒子)になり、それがレイリー散乱を起こしているのではないかと考えました。
昼間はNOxや紫外線によって大気の化学反応が進行しますが、夜間は太陽光線がなくなることから、別の化学反応が起こります。その結果が硝酸アンモニウムであり、硝酸(液体)が粒子化する原因ではないかと。
朝、日が昇ると太陽光線による光化学反応に加えて気温が上昇し、硝酸アンモニウムが原料物質に戻って粒子が消滅するのではないか。この考え方だと硝酸アンモニウムの粒子サイズが問題になります。また昼間に蓄積する硝酸(液体)はレイリー散乱をおこさないのかといった疑問も起こります。
もう一つは硫酸エアロゾルですが、過去にアイスランドの山の噴火に関して「青い霧」という言葉を散見します。火山から噴出される硫黄成分が硫酸ミストとして、さらにアンモニアと反応してということも考えられます。この場合、光化学反応の部分がよくわかりません。
最後に針葉樹起源のテルペンがエアロゾルに占める割合が多いとのことで、私が見た青い山(掲載した写真)は国内有数の針葉樹林帯にあるということもあり、森林(自然)起源の有機エアロゾルの化学反応についても調べてみる必要があると感じています。
現状で分かった(?)ことはここまでです。
(念のため、私は電気・IT系の人間で化学や大気について全くの素人です。だから言葉の使い方がいい加減だと思います。悪しからず)

補足日時:2014/09/24 10:13
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
図書館などで調べたりしていますが、難儀しています。

お礼日時:2014/09/19 21:52

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