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パラドックス・逆説の意味を改めて調べてみました。
以下のような意味があるそうで、(順不同)

(1) 一見、真理にそむいているようにみえて、実は一面の真理を言い表している表現。

(2) ある命題から正しい推論によって導き出されているようにみえながら、結論で矛盾をはらむ命題。

(3) 事実に反する結論であるにもかかわらず、それを導く論理的過程のうちに、その結論に反対する論拠を容易に示しがたい論法。

(4) 一般に正しいと思われていることに反する事柄。

(5) 一般に容認される前提から、反駁しがたい推論によって、一般に容認し難い結論を導く論説。

「逆説」は主に1を指すようですが、1つの用語に正しい/誤りの意味が分かれるというのはおかしくないでしょうか? 

「~はパラドックスであるが、・・・を考えるとパラドックスではない」という文章を読んだとき筆者が一体何を主張したいのか俄かに判断し難かったという経験がありました。

私は「逆説」を主に1の意味に捉えていました。

皆さんは「パラドックス」や「逆説」をどう使い分けていますか? 文系・理系で使われ方が違いますか?

A 回答 (2件)

>皆さんは「パラドックス」や「逆説」をどう使い分けていますか?



「パラドックス」は

(6)正しそうに見える前提と、妥当に見える推論から、受け入れがたい結論が得られる事

と言う意味で使っています。

なので「正しそうに見える前提」が「実は間違っていたと証明される」と「パラドックスが解消される」と言う状況が発生します。

「逆説」は

(7)パッと見た目には非常識に思える(逆の事をしているように見える)けれど、よく考えると理にかなっているという事

と言う意味で使っています。

なので、パラドックスのように「解消される」と言う事は無いと考えていますが、どうも、世間では「パラドックス」を「逆説」と翻訳してしまっているっぽいので、当方は「その翻訳は間違っている。ニュアンスが違ってしまっている」と思っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/09/20 03:01

おそらく日本語本来の「逆説」というのは3とか5の意味なのでしょう。



そして、言うまでもまく paradox は英語です。
この英語は本来、1の意味なのでしょうが、2の「矛盾」の意味でも使います。

そして、paradox という英語を訳す時に「逆説」の日本語を当てたため、
日本で3の意味以外に、1の意味に使うようになったのではないでしょうか?
英語としては2にもなるけど、日本人は「矛盾」と区別したいので、
多くの場合、1になる。

私は日本語としては逆説もパラドックスも1の意味で使います。
主に「逆説的」という言い方ですが。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2014/09/20 02:40

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