プロが教えるわが家の防犯対策術!

シリアにトマホーク攻撃している写真を見ました。
その写真で、ミサイルが(噴煙や後方の輝き)ではなく、日輪や日曇、haloのように写っていました。
ハロー効果が生じるような大気の状態とは思えないので、撮影素子やレンズの何かの影響が出ているためなのかなぁと想像するのですが、わかりません。
動画で検索したところ、色々な画像がありましたが、やはり光球のような写り方をしていたり、その上下に輝くラインが写っていたりします。
これは、どうしてこのような写り方をするのでしょうか。肉眼で見ていても似たように見えるものなのでしょうか。それは、なぜでしょうか。

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=201 …
天候や大気に関わるのか、明暗の問題なのか、レンズや撮影素子の問題なのか、
分野がわからないので、科学として質問させていただきます。

「ロケットやミサイルの夜間撮影で輝く線や光」の質問画像

A 回答 (2件)

この現象は、「スミア」および「ブルーミング」と呼ばれています。


CCDの撮像素子では、受光した光によって電荷が発生します。
光が強すぎる場合には多量の電荷が生成されるため隣接する画素に漏れるためにハローが発生します。
画素に蓄えられた電荷は画像を読み出すために垂直方向に転送され、高速で垂直方向に呼び出されます。
画像中に輝度が高い部分があるとその部分の電荷が垂直転送中に漏れ出すため、垂直の線が発生します。

こちらを参考に
http://www7.ocn.ne.jp/~terl/ImagingDictionary/Im …
http://www.coherent.co.jp/lmc/images/capdf/needs …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
起きている現象(正確には、動画や写真の画像を見ただけですが)のとても納得がいく説明をいただきました。
フィルムで撮影した場合には、CMOSやCCDのようなことは起きないのですね。
フィルム撮影で、縦に繰り返して像を結んでいるのがありますが、あれとも違うんですね。
納得しました。ありがとうございます。

お礼日時:2014/09/24 16:19

試しに暗い部屋で点火した蝋燭とコップを15cmくらい離して置き、HDR処理を使わずに撮影してみてください。


コップの色や形が分かるよう撮影すると、蝋燭の炎は光球のように映ります。
蝋燭の炎が分かるよう撮影すると、コップは暗すぎてハッキリ見えなくなります。
明暗差が大きすぎる為です。
もちろん肉眼では蝋燭もコップもちゃんと見えます。

ロケットを生で見たことはありませんが、おそらく同じだと思います。
ニュースではロケット本体が分かるよう撮影するので、噴射口の周りは明るすぎて光球のように映るのでしょう。
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