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まあ1960年代・70年代のハリウッド映画はとにかく凄いの一言、今尚色褪せない名作・秀作が目白押しでして、こと恋愛映画に限定しましても幾多の名シーンが繰り広げられ、それはもう枚挙に暇が無いほどですが、さてそんな中で切ない別れを一つを選ぶとなれば、個人的には 「 追憶 」 を挙げてしまいます。

1950年代初頭・ハリウッドに吹き荒れたレッド・パージに依り引き裂かれたハベル ( ロバート・レッドフォード ) と ケイティ  ( バーブラ・ ストライサンド )、或いは大甘な恋愛映画という評価に落ち着くのかも知れませんが、当時10代の私にとっては大人の恋愛とその切なさを知らしめた珠玉のラブ・ストーリー。
何しろ愛し合っているだけではどうにもならないその理由が皆目分からなかった、今となればその全てを理解出来るのですが・・。

殊にエンディングは印象的でして、NYの名門プラザ・ホテル前という演出がまた憎い、恐らく互いに万感の思いを押し殺したであろうさり気ない抱擁そしてハベルが放った一言、

「 You never give up. 」・・、この言葉に共に過ごした日々 ( The Way We Were ) の全てが凝縮されている気がします。

それにしても、あの頃のロバート・レッドフォードは惚れ惚れするほどカッコいい、一方恋する女性を熱演するバーブラ・ ストライサンドにしてもそれなりに魅力的、且つ個人的には何故か 「 慕情 」 のテーマと被ってしまうその主題歌がまたたまらない。

さて前置きが長くなりましたが、貴方にとって印象的な別れのシーン、そしてそこに纏わる何かがあれば、差し障りが無い範囲で御聞かせ下さい。

A 回答 (12件中1~10件)

isokenさんの若い頃の思い出は、必ず女の子に飾られているようです。

ET、やはりダメでしたか。。。もう一度考え直すと、あれは、別れの映画、というよりも、子供+犬(および動物一般)の生き別れ、死に別れの範疇に入る映画かもしれません。これにも弱いので、うちは、夫婦そろって観るのを拒否します。夫は、世界で一番哀しい映画、”オールド・イエラー”という題名を言うだけで、胸が詰まるようです。

ご質問ですので、思うところがあって、ボストンで就学中の娘にも連絡をして、確認を取りました。

まず、WASPのほうは、この人たちは、オールド・マネーと呼ばれ、独立戦争を戦って、アメリカ憲法を執筆・サインした先祖の直系の子孫だと思っています。ニュー・ヨーク、ロス・アンジェルス、サン・フランシスコ、シカゴ、ダラス。。。と見てゆくと、移民の数の多いカリフォルニアやテキサスでは、その存在を体感することは稀です。

ボストンでは、”そこいらじゅうで、固まってたむろしているのをよく見かける”と、長女が申しておりました。私が体感したのは、フィラデルフィアです。Society Hillと呼ばれる、いかにも上品な界隈があり、それはもう、ロンドンの町並みを写したようでした。川向こう、NJにCherry Hillの辺りも、ロンドン郊外のようなWASPの根城でした。クリスマスの飾りも、品のない電飾をけばけばしく飾らずに、それぞれの家の窓にキャンドルの明かりをともすだけ、といった品の良いものでした。皆さん、質素です。ボストンでは、図書館で勉強が終わって、十時ごろ帰ってくると、もう、お店はすべてしまっている品の良さです。”Boston is the worst for wispiness”ということでした。

東京の山の手の文化を、思い出します。私は横浜の下町の出なので,”の手っ子”の従妹の、まったく流行に関心のない、品の良いたたずまいに、頭が下がったものでした。WASPの皆さんも、そんな感じですね。十年一日、トラッドな服装をなさって、何の疑問も持たず、親の通ったプレップスクールをでて、アイビーリーグに入り、同じようなWASPの女の子と結婚して、WASP文化を継承してゆきます。まだまだ、ゆくところに行けば、一定数、いるようです。

もうひとつのほうの、誰もが認めるいい男は、難しいです。

ごく普通の認識として、ロバート・レッドフォードのあとを継いだのは、ブラッド・ピットという風に受け取られています。二人を比べてみると、ブラッド・ピットは、どうしても、男性の”憧れの対象”になります。(”ファイト・クラブ”に憧れた長男が、あざだらけで帰ってきたこともありました。)ハリウッドでは、ブラッド・ピットの後釜を必死で探しているようですが、なかなか難しいようです。ネットでは、ライアン・ゴスリングは人気があるみたい~との長女のご意見ですが、私は、そんな人、知らんぞ~!

一流の映画スターは、☆☆マン系統は演じない、ロマンティック・コメディの相手役にならない、テレビの連続ものにでない、という風な、暗黙の了解があって、それに該当するような人は、もう出ないんじゃないかしら。。。と危惧する私です。

無駄話ばかりになりました。

男女の機微に通じたIsokenさん、なるほど、結婚は、タイミングでしたか。。。ねばっても、頑張っても、どうなるものでもなかったんですね。

と、いうところで、本日は、ご勘弁いただきます。
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この回答へのお礼

再度の御回答を賜り、誠にありがとうございます。

>ご質問ですので、思うところがあって、ボストンで就学中の娘にも連絡をして、確認を取りました。

Ciaopolpo さんばかりか、娘さんにまでお手数をお掛けしてしまったようで、誠に心苦しい限りですが、私は不正確な事が大嫌いでして、長い事アメリカ在住であられる Ciaopolpo さんの実感と肉声を賜り且つ色々と勉強になりまして、重ねてお礼申し上げる次第です。

思えば我々は随分と紋切型のアメリカ像を語っているように感じます、特にアメリカ通を自称しておられる方並びにメディアに於いて顕著でありますが・・。

例えば彼らの論調を鵜呑みにすると、アメリカという超大国が WASP ・ ユダヤ系とそれ以外に分類され、少しばかり妙な先入観と固定観念を持ってしまいがちになります。

本来のアメリカの主人 WASP といえども人口構成比 ( かなり広義な意味に捉えても )では最早他を圧倒する存在ではない、一方のユダヤ系に至っては全人口の2%程度に過ぎず、依って如何に金融・石油・メディア業界に絶大なる力を誇示しても、有権者数という点に於いて自ずと限度がある、そう理解するのが正解でしょうか。

>まず、WASPのほうは、この人たちは、オールド・マネーと呼ばれ、独立戦争を戦って、アメリカ憲法を執筆・サインした先祖の直系の子孫だと思っています。

さてオールド・マネーに関して言えば知識としては存じておりましたが、なるほどそういう事でしたか、ではロックフェラーやデュ・ポンも恐らくその範疇ではないのですね、これも一つ勉強になりました。

>ボストンでは、”そこいらじゅうで、固まってたむろしているのをよく見かける”と、長女が申しておりました。私が体感したのは、フィラデルフィアです。Society Hillと呼ばれる、いかにも上品な界隈があり、それはもう、ロンドンの町並みを写したようでした。川向こう、NJにCherry Hillの辺りも、ロンドン郊外のようなWASPの根城でした。クリスマスの飾りも、品のない電飾をけばけばしく飾らずに、それぞれの家の窓にキャンドルの明かりをともすだけ、といった品の良いものでした。皆さん、質素です。

ピルグリム・ファーザーズの末裔の誇り、そして未だピューリタニズムの流れを汲み、ニュー・マネー・新興成金とは一線を画す生活様式という事でしょうかねぇ。

ところでお嬢様もアイビーリーグに進学されたという事でしょうか?
随分とお金が掛かるやに聞いております。
卒業までに掛かる一切合財の費用の総計が20万ドル程度は普通だと、ハーバードのビジネス・スクールを卒後後、長らくアメリカの金融業界に身を置いた友人がおりまして、その彼がそう申しておりました。
その一方で各種奨学金の充実ぶりは我が国の比ではないと、そして或る種の学閥エスタブリッシュメントを形成している事も・・。

>WASPの皆さんも、そんな感じですね。十年一日、トラッドな服装をなさって、何の疑問も持たず、親の通ったプレップスクールをでて、アイビーリーグに入り、同じようなWASPの女の子と結婚して、WASP文化を継承してゆきます。まだまだ、ゆくところに行けば、一定数、いるようです。

なるほど、人種のるつぼアメリカにしてそうですか。

>isokenさんの若い頃の思い出は、必ず女の子に飾られているようです。

私の若い頃の思い出と言えば、見事にそれしかありません。
思えば馬鹿が服を着て歩いているようなそんな学生時代、学園生活をエンジョイした事も無ければ入試に身を削った事も無い、言うなれば度胸一つの出たとこ勝負、当然の事ながら実社会に出てそれは苦労しましたが・・。

>ごく普通の認識として、ロバート・レッドフォードのあとを継いだのは、ブラッド・ピットという風に受け取られています。

やはりそうですか。

>一流の映画スターは、☆☆マン系統は演じない、ロマンティック・コメディの相手役にならない、テレビの連続ものにでない、という風な、暗黙の了解があって、それに該当するような人は、もう出ないんじゃないかしら。。。と危惧する私です。

やはりハードルが高いですね、スケールは違うのでしょうが、我が国の映画全盛時代に思いを馳せてしまいます。

>男女の機微に通じたIsokenさん、なるほど、結婚は、タイミングでしたか。。。ねばっても、頑張っても、どうなるものでもなかったんですね。

当サイトに於いても能書きばかり垂れさせて頂いておりますが、まあ私なんぞ何一つ分かっちゃいないのでしょう、言うなれば 「 言った者勝ち 」かと・・ 、では失礼します。

お礼日時:2014/10/07 19:57

こんばんは


ローマの休日
30年以上前、カメラマン時代に(パパラッチではないですが)
スクープ写真撮れたら自分ならどうするか?
ちょっと考えさせられてしまいました。

シェーン
シェーン、カンバーック
吹き替えよりオリジナルの叫び声のラストが100倍良いです
自分の子供でなくとも子供との別れは、切ないです。

ゴースト
・・(´;ω;`)

アルマゲドン
あーゆう親父になりたい。

男はつらいよ
男は黙って身を引く、・・幸せを願って。


いやぁー映画って本当に素晴らしいものですね

まぁーこわいですねぇーすごいですねぇ
それでは、さいなら、さいなら・・さいなら。
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この回答へのお礼

nonamu さん、こんにちは。
回答ありがとうございます。

>ローマの休日
>30年以上前、カメラマン時代に(パパラッチではないですが)
スクープ写真撮れたら自分ならどうするか?
ちょっと考えさせられてしまいました。

被写体に対するタブーがほぼ存在しない現在、はてどうなりますでしょうね。

>シェーン

思うに古き良き西部劇の代表作、昨今はアメリカでも日本でも現象を多面的に捉えますから、この手の勧善懲悪調が少ないのですが、それにしても御指摘のエンディングは印象的です。

>アルマゲドン
あーゆう親父になりたい。

確かにあの時のブルース・ウィリスはカッコいい。

>男はつらいよ
男は黙って身を引く、・・幸せを願って。

あのお顔でやたらに美女と縁がある不思議なお方、しかもさらりとお近付きになっちゃう、ひょっとしたらナンパの天才かも知れません、決して成就せぬ恋ではありますが・・。

色々と挙げて頂き、ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/05 08:20

追憶は、ロマンチックな映画でした。

CBSだかNBCのイブニング・ニュースのアンカーになった彼と、街頭でビラを配る社会活動家の彼女の邂逅で、最後にカメラが引いていッたのが印象的でありました。ニュー・ヨークの町の色、紫っぽいグレイもまた、懐かしいけれど、哀しい思い出がセピア色に変わる、良いバックグラウンドになっていました。

もう一度やり直せるとしたら、貴方ならやり直す(?)という問いかけの歌ですが、何度やり直しても、あの二人では、同じ結末にしかならないんですね。

さて、あの当時、私が映画館で泣き濡れてしまって、明るくなったときに、トイレに逃げ込んだ映画、といったら、今考えても、恥ずかしいことに、”E.T.”でした。”ET フォーン・ホーム”のあれです。暇だったので、一人で、買い物のあと、ちょっと覗いたのが運のつきでした。あれ以来、一人映画は謹んでいます。

”ロミオとジュリエット”を観ても涙も出ませんでしたが、”E.T”のどこにそんなに参ってしまったか、今でも不思議です。”絶対に結婚するぞ~”と意気込んでいた、条件ばっちりの婚約者と破談になったばかりだったかもしれません。でも、宇宙人ですから???です。
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この回答へのお礼

Ciaopolpo さん、こんにちは。
回答ありがとうございます。

冒頭から何ですが、実は Ciaopolpo さんに教えて頂きたい事がありまして・・。

その昔銀座のバーでイギリス人の女の子と飲んでおりましたら、 「 ショーン・コネリーは今でもイギリスの二枚目像なのよ 」 ・・と極めて興味深い事を聞かされた私、当時既に彼は60歳を過ぎた辺りでしたが、まあ同性の私が見てもカッコいいのは紛れも無い事実でして、さもありなんと・・。

ところでアメリカには、万人が認める 「 いい男 」 の典型みたいな方はおられるのでしょうか?

個人的には長い事ロバート・レッドフォードを古き良きアメリカ型ハンサムの典型、そういう風に理解しておりましたが、実はどうなんでしょう。

それともう一つ、ステレオ・タイプで語られがちな WASP という存在、当の御本人方並びに他のアメリカ国民にそれ相応の意識があるのかどうか、お暇がありましたらその辺りの事を教えて頂きたいのですが・・。

>追憶は、ロマンチックな映画でした。

さて本題ですが、本作の中で如何にも WASP ・ アイビー・リーグの学生然としたロバート・レッドフォードが実にカッコいい、その一方で苦学生且つルックスも今一といった相手役がバーブラ・ ストライサンド、通常交わる事が無いであろうこの二本の線を無理矢理くっ付けたラブ・ストーリーというのが個人的な印象でして、そこに彼と彼女の苦しみと葛藤がある、ところがレッド・パージを契機に本来あるべき姿に立ち返った、そう理解しております。

思想性が高い女性も惚れた男の前では健気になる、その一方でその本質を変える事もまた不可能なのでしょう、きっと。

>もう一度やり直せるとしたら、貴方ならやり直す(?)という問いかけの歌ですが、何度やり直しても、あの二人では、同じ結末にしかならないんですね。

そういう事でしょうね、映画を終始貫くテイストもそう。
思想信条及び乖離した階層意識と恋愛・結婚生活の両立がテーマの一つかと思いますが、ケイティがケイティである限り、あの結末からは逃れようがない。

>”E.T.”でした。

E.T. が公開されたのは私が大学3年の時、クリスマス前後だったでしょうかねぇ、当時付き合っていた彼女と観に行ったのは・・。
そもそも SF が苦手でありまして、どうせ退屈な映画だろう、そう思ってましたところ、盛大に泣き腫らしたのはむしろ私の方、よ~く覚えております。

>”絶対に結婚するぞ~”と意気込んでいた、条件ばっちりの婚約者と破談になったばかりだったかもしれません。

アメリカに嫁がれる以前に色々とドラマがあったんですね、結婚って本当にピンポイントでのタイミングで決まる事が少なくない、まあ誰しも感じる事なのでしょうが・・。

お礼日時:2014/10/05 08:04

こんにちは。

 isokenさん。


ちょっと趣旨とは外れるかも知れませんが、現実世界での別れについて、述べさせて頂きます。


シルビア・クリステル

2012年ですから2年前ですか、訃報を知ったのは。「エマニュエル夫人」が余りに強烈だったので、その他の作品が霞んでしまったきらいはありますが。たくさん出てるんですよね。アメリカに渡ってからの「エアポート80」とかを見ましたが、今一つ、うーんという感じ。これと言った作品に恵まれませんでした。

しかし私にとっては、年上の憧れの女優さんでした。亡くなったと知ってがっくりしましたね。何故だか分かりませんが、彼女の時が一番ガックリしました。以前は女優というと特別な人でしたが、今の女優はそうでもない。総じて女優が小粒になっていく前の、最後の輝き、それが彼女だったのかも知れません。
でも何故彼女にあれだけ惹かれるのかといえば、特別な人という感覚は当然なんですが、加えて、彼女の持つお水っぽい雰囲気、水商売的な個性。あれですかね。女優という存在は東西を問わず普通の人ではない訳ですが、とりわけ彼女は普通じゃない(笑)。持って生まれたものなのでしょうね、あの個性は。

実像は非常に頭の良い人なんですが、何か幸せが彼女の手からするっと逃げて行く。そんな人生だったのかなと。そこがまたファンにとっては魅力でもあるのですが。亡くなった後、確か文藝春秋でしたかで、追悼の特集記事を読みました。
アメリカに渡った後、何人目かの夫が事業失敗し、連帯保証人になっていた彼女のもとへも債権者からの要求が来るとか。特に、晩年はチェーンスモーカーであるうえに毎日ウィスキーがぶ飲みで・・・・とか。

読んでいて、やりきれません。ただ晩年の同棲相手が非常に優しい人だったようで。それは救いでした。もっと活躍できた筈の人でしたが・・・・・・


大原麗子

以前、isokenさんと、彼女についてお話しした憶えがあります。彼女の偉大な所は20歳の時より、30代40代の方が魅力アップしていた事。これ凡人ではなかなか出来ません。でも、何故か、この人も、幸せがするりと逃げて行くタイプかなと。尤も役柄の上での個性をこちらが勝手に想像しているだけかも知れません。実際のところは分かりません。

ただ、「居酒屋兆次」の後半で、クラブホステスになった彼女が、客の前でウィスキーの一気飲みをするシーンは、なにか私の中ではシルビア・クリステルと重なってしまいます。可哀そうな役でしたが・・・・。

まあ永遠の女優でありスターでしたね。亡くなったと知ってがっかりしたのを覚えています。サントリーのCMでの和服姿の彼女を忘れることはないでしょう。
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この回答へのお礼

sqqrcxvx さん、こんにちは。
回答ありがとうございます。

>シルビア・クリステル

かの話題作 「 エマニエル夫人 」 は私が中坊の頃、映倫の年齢指定映画になっていましたから、親父のブレザーを着て映画館に出向いた記憶があります。
特に冒頭の機内での SEX シーンと、スカッシュ・コートでのレズ・シーンは衝撃でして、随分とおかずにさせてもらったな~。

まあ「 エマニエル夫人 」一発で、シルビア・クリステルという名前はそれこそ多くの人の脳裏に刻まれたのでしょう、私にしてもそう、遥か後年映画の舞台となったバンコクの ワット・サイ水上マーケットに行ったりしまして・・、まあなんて事ない水上市場でしたが。

>以前は女優というと特別な人でしたが、今の女優はそうでもない。総じて女優が小粒になっていく前の、最後の輝き、それが彼女だったのかも知れません。

この点は本当にそうですねぇ、観る側の変化というのも当然あるのでしょうが、昔に比べて彼らも露出が多い、私生活を切り売りしちゃう方までおられる、或る種の神秘性が失われて来たという事でしょうか。

>大原麗子

この方に関してはそれはもう饒舌になっちゃいます。
私が幼い頃には既にスターであられた、永遠の憧れでもありますが、まあ可愛らしい人でして私にとっては特別な女優さん、将来女の子が生まれたら 「 麗子 」 と名付けよう、真面目にそう思うほど好きでした。

御存知でしょうかねぇ、1980年頃に「 離婚ともだち 」 という TBS のドラマがありまして、共演が 藤竜也・田村正和、そして挿入歌の 「 恋の綱わたり 」 を中村晃子が歌ってスマッシュヒットしましたが・・。

>「居酒屋兆次」の後半で、クラブホステスになった彼女が、客の前でウィスキーの一気飲みをするシーンは、なにか私の中ではシルビア・クリステルと重なってしまいます。可哀そうな役でしたが・・・・。

思えば悲しい最期ですねぇ、それこそ 「 居酒屋兆治 」 のラスト・シーンと重なります。
健さんとは 「 網走番外地 」 以来随分共演してますが、彼は未だに彼女の墓前を弔っているらしいですよ。

>サントリーのCMでの和服姿の彼女を忘れることはないでしょう。

「すこし愛して、なが~く愛して」、男心を揺さぶる彼女ならではの名セリフでして、世に美しい女優さんは少なくないが、根っからの女優は本当に少なくなった、残念です。

お礼日時:2014/10/05 05:57

isokenさん おはようございます!



少しテイストが違うのかも知れませんが切ないと言えば「おもいでの夏」や「カサブランカ」は親が好きだったので覚えています。父が音楽と共に好きでした。あと最近ではジブリの「かぐや姫の物語」ですね。<いのちの記憶>という主題歌とあいまって涙腺がやられ、劇場にて娘を差し置いて嗚咽、号泣してしまいました。別れの際決して振り返ってはいけない。涙を堪え潔く前を向くかぐや姫。切なすぎるっ(ρ_`)〃

>The Way We Were
この言葉だけでもじーんときてしまいますが、確かネスカフェの歌ですよね♪さて、isokenさんの素敵なアイコン、これこそかのプラザホテルではございませんか?
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この回答へのお礼

sofaa さん、こんにちは。
回答ありがとうございます。

>少しテイストが違うのかも知れませんが切ないと言えば「おもいでの夏」や「カサブランカ」は親が好きだったので覚えています。

「 おもいでの夏 」 は音楽だけで、実は映画の方を良く知りません。
一方の 「 カサブランカ 」 は、御存知ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマンが織り成すラブ・ストーリーにして、1940年代のハリウッドを代表する名作、バックに流れるはフランシス・ウィリアムズの名曲 「 As Time Goes By 」。

御指摘の通りテイストこそ異なるのかも知れませんが、背後に敷き詰められた或る種の思想性、そして愛し合いつつ結局は別れねばならない二人という点に於いて、似通ったところもある。
実は回答に出て来るだろう・出て来て欲しいと考えていた作品の一つでもあります。

>最近ではジブリの「かぐや姫の物語」ですね。<いのちの記憶>という主題歌とあいまって涙腺がやられ、劇場にて娘を差し置いて嗚咽、号泣してしまいました。

アニメーションと馬鹿には出来ませんねぇ、中には肺腑を抉る名作もある、本作は観ておりませんが・・。

>別れの際決して振り返ってはいけない。

歌の文句じゃありませんが、この世の中はどうやら 「 立ち去る者だけが美しい 」 ようです。

>isokenさんの素敵なアイコン、これこそかのプラザホテルではございませんか?

残念ながらプラザ・ホテルではありません、フランス統治下の1920年代に建てられた、ホーチミンのコロニアル建築の象徴の一つマジェスティック・ホテルです。

確かミッテラン元フランス大統領やカトリーヌ・ドヌーヴ、秋篠宮殿下なども泊まられた由緒あるホテルでして、サイゴン川と当地最大の繁華街ドンコイ通りが交わるそのロケーションは最高、しかもリーズナブルなお値段、故にホーチミン訪問の際には必ずここにて旅装を解きます。

しかも可能な限り旧館リバー・サイドの204号室をリクエスト、・・というのもフランス通であった芥川賞作家・開高健氏ファンの私としては、氏が旧サイゴン特派員時代に滞在した104号室の上に泊まりたい(当地は欧州型表示、つまり104号室は2階で虫が入って来るんです)という拘りがありまして・・。

ベトナムは結構いいですよ、特にサイゴン川を眺めながらテラスで頂く朝食は最高でして、sofaa さん御一家の次の訪問先としてお勧めします。
そしてその際には是非マジェスティック・ホテルを・・、決して当ホテルの手先ではありませんが・・。

ではでは!

お礼日時:2014/10/05 04:56

マディソン郡の橋です。


クリント・イーストウッド演じるカメラマンと、メリル・ストリープ演じる主婦の、四日間の不倫。
最後に、彼に駆け落ちを誘われるけど、夫と子供を選んでとどまる事を選ぶ彼女。雨の中、彼の車が遠ざかるのを見つめる彼女。とても切ないです。
その後、再会する事はありませんが、20年間、死ぬまで2人はお互いを思い続けます。
なんとなく、理解出来ます。私と先輩も、どうしようも出来ない障壁はありますが、彼の気持ちはやっぱり紛れもない真実です。。昨日の会議の後でも、彼なりの方法で私に想いを伝えてくれました。。やっぱり、心の中で想ってくれていると、確信出来ました。決して表向きは成就しない恋でも、水面下で成立する恋もある事を知りました。お互いに、触れ合う事さえも出来ないけど、これもひとつの紛れもない、恋の形です。切ないけど。。マディソン郡の橋の2人は、何十年も会う事さえ出来ないけど、私達は、毎日職場で見つめ合えるのだから、はるかに恵まれている、と思わせてくれる映画でもあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>マディソン郡の橋です。

映像の世界と実生活をオーバ・ラップさせる辺りは、 haiji さんの面目躍如といったところ、まあ精神の領域にモラルの呪縛は無い、何はともあれそう申し上げておきましょう。

ところであの別れのシーンには私もぐっと来ました、若者同士の恋愛も勿論ですが、互いに重い物を背負った大人同士のラブ・ストーリーもまた切ないものです。

メリル・ストリープという女優さんも存外芸風が広い、そう思わせる名作なのでしょう。

ではでは!

お礼日時:2014/10/04 09:12

☆ 風と共に去りぬ ☆  のラストシ-ンです。



もう観たのは ずいぶん前でしたので、間違っているかもしれませんが、

レッド・バトラ-が、元夫人 スカ-レット・オハラから、去っていくシ-ン
我儘なスカ-レットが、彼が去っていくことで、初めて彼の愛情に気づき、

慌てて追いかけなくてはと思う、でも・・もう遅いことに気づき・・・

風と共に 彼は去っていってしまうのですね。

そして彼の愛情に彼女は甘えていた。

引き止める事はもうできないのです。

私が好きなのはその最後の彼が去っていくシ-ンと(心を決めた男の凛々しさ)
彼女の立ち直りの素晴らしさです。(真の女性の強さ)

スカ-レットの大きなポスタ-を、私は玄関にかけて
毎日眺めながら彼女の強さに憧れています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>☆ 風と共に去りぬ ☆  のラストシ-ンです。

「 ローマの休日 」 もそうなんですが、 「 風と共に去りぬ 」 も永遠に残る名作中の名作でしょうね、まあ個人的にはこちらに軍配を挙げますが・・。

>レッド・バトラ-が、元夫人 スカ-レット・オハラから、去っていくシ-ン
我儘なスカ-レットが、彼が去っていくことで、初めて彼の愛情に気づき、

バトラー側にあった愛情の分銅が、一気にスカーレット側に傾いた瞬間訪れた突然のさよなら・・、この別れは切ないですねぇ。

>私が好きなのはその最後の彼が去っていくシ-ンと(心を決めた男の凛々しさ)

あの激動期に一山当てる逞しさ、そしてスカーレットの我儘を許す懐の深さこそがバトラー船長の魅力、一見した粗暴さの陰に包んだその限りない優しさ、加えて苦労惨憺の末に手に入れた彼女との生活を、子供の死を契機に未練無く捨て立ち去るその後ろ姿、その全てがカッコ良過ぎます。

>彼女の立ち直りの素晴らしさです。(真の女性の強さ)

もしこの世の中に、どんな我儘も許される個性があるとしたならば、その数少ない内の一人はスカーレットかも知れない、まさにヴィヴィアン・リー渾身の演技でした、それはもう忘れたくても忘れられないほどの・・。

お礼日時:2014/10/04 08:55

4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~


http://www.amazon.co.jp/product-reviews/B00572XB …
ドキュメンタリーの感動を覚えると、フィクションはシラケます。

袂を分かった後も、莫逆と友といった話はSMAPの森と同じですが、
「紅白で再会しよう」という約束をしての別れは、かっこよく美しいです。
https://www.youtube.com/watch?v=PBbVhPTwIjw
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この回答へのお礼

lv48 さん、おはようございます。

>4.10中野サンプラザ大会 ももクロ春の一大事 ~眩しさの中に君がいた~

ももクロという名前は当然存じておりますが、何しろおっさんであるこの私に分かるのは精々 AKB 辺りまで。

何はともあれ違った視点での御回答、ありがとうございます。

お礼日時:2014/10/04 08:24

こんばんは。



別に映画の質問なのでお邪魔したわけでもないのですが・・・
少し仰る「レッドパージ」の話しをしたいと思いました。
ハリウッド、100年の歴史がありますが、
長くなりますのでまたお話することもありましょうが・・・
ただ、チャップリンに代表されるように、
暗い歴史であったろうことはこれは間違いのない事でしょうね。
これには随分多くの俳優さんが関わりましたし・・・

>切ない別れの名シーン

これもまた随分あるでしょう。
coffe-beanさんの言われる「ローマの休日」
ラストの記者の「印象に残る国は?」の質問に。
「ローマ・・・やはりローマです」
グレゴリー・ぺックへの想いとローマを重ねて、まあ素晴らしい!

私の切ない映画を2本・・・
「旅情」、
もはや若くはないキャサリーン・ヘプバーンが一夏の恋に胸ときめかす
ベネチアの風景とあいまい見事なものでした・・・
ロッサナ・ブラッツィとのラストの列車の別れのシーン、
思い出しますねぇ・・・

列車の別れと言えばA・ヘプバーンの「昼下がりの情事」、
恋に恋する女の子を演してA・ヘプバーンがまあ素晴らしい!
それを戸惑いながら受け止めるゲーリー・クーパー、
晩年のクーパーの演技、見事でしたね。

さて、ここからは相変わらず少し苦情が出ないほどに雑談を・・・
良くまあ、「関町」を知っていること(笑)
私は驚きましたねぇ・・・
今は関町ではなく「神井台」に変わったようです。
駅は「武蔵関」ですが、
江戸に入る入り口だったのでしょうか?

イスラム、勉強になりました。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>ただ、チャップリンに代表されるように、
暗い歴史であったろうことはこれは間違いのない事でしょうね。
これには随分多くの俳優さんが関わりましたし・・・

うろ覚えなものですから或いは間違っているかも知れませんが、かつて NHK でレッドパージ時代の映像を流していた記憶がありまして、聴聞会で宣誓し証言していたのが確かゲーリー・クーパーであったような・・。

>ラストの記者の「印象に残る国は?」の質問に。

「ローマ・・・やはりローマです」
グレゴリー・ぺックへの想いとローマを重ねて、まあ素晴らしい!

「 ローマの休日 」 こそは永遠に語り継がれる映画でしょう、何しろ20世紀有数の大女優の一人である、オードリー・ヘプバーンというBIG NAME の出世作であり、且つ如何なる思想性をも排除した純粋なエンターテイメントですから。

>「旅情」

個人的には彼女が運河に落ちたシーンが印象深い、一方キャサリン・ヘプバーンという女優さんは決して美人という訳ではありませんが、年齢を重ねるにつれて上品になられたといった感じでして、特に印象的なのが恐らく最晩年にヘンリー・フォンダと共演した 「 黄昏 」です 。

>今は関町ではなく「神井台」に変わったようです。

その昔母方の叔母一家があの辺りに住んでおりまして・・、関町って地名はもうないんですか、それは知らなかった。

>駅は「武蔵関」ですが、江戸に入る入り口だったのでしょうか?

その昔豊島氏の城が石神井にありまして、その関所が設けられていたらしいですね、もっとも今ググったその受け売りですが・・。

お礼日時:2014/10/04 08:19

私は「ひとひらの雪」のエンディング



津川雅彦さん演ずる伊織が最後は嫁にも彼女(秋吉久美子さん)にも捨てられるんですよね…

津川雅彦さんは「抱かれてもいい男優」の1人です(^^)

今日は簡潔にまとめました
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>私は「ひとひらの雪」のエンディング

「 ひとひらの雪 」 は随分と以前に観ましたが、津川さんが秋吉久美子さんと絡んだ超弩級の濡れ場以外、正直言ってストーリーを全く覚えていません。

>津川雅彦さん演ずる伊織が最後は嫁にも彼女(秋吉久美子さん)にも捨てられるんですよね…

その種の男性が辿る結末は大抵そんなものです、ストーリーの仕立ても須らく勧善懲悪調、私個人は早めに卒業して良かったのかも知れない。

ただあの孔雀はエロかった、かつてのポルノや昨今のAVを除き、私の中での勃起度 NO1 です。

お礼日時:2014/10/04 07:10

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