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現在、3歳児クラスで保育をしています。
5月に母の日製作として園全体で各クラスお母さんへのプレゼントを作り、持ち帰りましたが最近では母子家庭のお家も多くなりました。
お父さんの居ないお家のお友達は例年、
「”おじいちゃんや、お兄ちゃんなど身近に居る大好きな人”に作ろうね。」
とお話して製作をしていますが、皆さんはどう思われますでしょうか?
社会的な現状を考えると、なんとも複雑な問題ですが実際に貰う立場にあるお父さん、お母さん、また母子または父子家庭である方々や保育士さんの生のご意見を頂けたら…と思います。

A 回答 (6件)

1歳児の父親です。


幸いにしてウチは両親が揃っています。

確かに片親のお子さんにとってはつらいイベントかもしれませんね。
ですが、これも必要なことのように思います。

普通のおうちにはお父さんとお母さんがいる。
ウチにはお母さん(もしくはお父さん)しかいないということを理解できるきっかけになると思います。

また、「”おじいちゃんや、お兄ちゃんなど身近に居る大好きな人”に作ろうね。」というのも、自分にはお父さんがいなくても○○がいると感じることができるので、いいことではないでしょうか?

子供が可愛そうだからといって、保育園で極力こうしたイベントをなくしたところで、近い将来、自分は片親しかいないということを知り、ツライ思いをすることになるでしょう。
それなら、早いうちからそのことを理解できないまでも感じ取り、身近に代わりの人がいることなどを教えてあげるのはいいことなのではないかと思います。

また、両親がいる子も「中には片方しかいない友達もいるんだ」ということを知ることになるでしょう。
人のことを思いやるという、大事なことを学ぶ機会だと思います。

残念ながら、世の中すべての人が平等で同じ境遇とはいきません。
そこにフタをして気づかないフリをするより、正面から向き合うように、こうしたイベントを行うのは間違っていないと思います。

子供を持つ親として、jo-keiさんのように子供のことを親身に考えてくれる方が子供に接する仕事に就いて下さるように祈ります。

こんな意見もあるということで・・・。
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この回答へのお礼

papa0108さん、早速のご意見ありがとうございました。
一歳ちゃんのお父さんでいらっしゃるんですね。
確かに、今の社会的な現状を考えると今や母子家庭という枠を超えて「さまざまな家庭環境」という大きな視点からも考えていかなければいかない事が沢山ありますね。

>残念ながら、世の中すべての人が平等で同じ境遇とはいきません。
そこにフタをして気づかないフリをするより、正面から向き合うように、こうしたイベントを行うのは間違っていないと思います。

「なるほど」と思いました。
「行事の存在自体をどうするか」ではなく、「いかに行事を扱うか」…。視点の変更ですね。
あえて正面から向き合うチャンスでもあるわけですものね!

日常的に、お父さんやお母さんの生の声を聴けるチャンスがなかなか無いためとても参考、勉強になりました。
papa0108さん、ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/02 23:00

No.2の者です。


先に書きました、「立地で母子家庭が多い」地域で育った友達と、
今日偶然にそんなはなしになりましたら、
その学区の小学校では母の日と父の日の行事は無かったそうです。

そして、その友達は母子家庭で、

「どうして、父の日ってないんだろう(父親参観日も無かったそうです)、でも、嫌な思いしなくていいや」って思ったそうです。

同世代、同市他校の私の出身の学校では
父親参観日もありましたし、父の日の製作もありました。

以上、ご報告まで。
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この回答へのお礼

情報ありがとうございます。

地域性を反映しての小学校だったのかもしれませんね。

小学生では、考えもしっかりしてくるでしょうし、自分や友達の家庭環境と言った面も認識出来るでしょうから難しい問題ですね。

今回皆様に頂いたアドバイスをもとに、
自分なりに「子どもたちにとって”自分が存在するということは誰かに愛されていること”を多少なりとも感じ取れるような父の日」に出来たら…と思いました。
ご回答くださいました皆様、本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/06/03 22:53

No.1のものです。


お礼コメントありがとうございます。

他の行事でも、一部の子供が可愛そうだからと考えると難しいものがありますよね。

かけっこでビリになる子が可愛そうだから、運動会は中止?
脇役になる子が可愛そうだから、演劇などは中止?

ちょっと違うと思います。
確かに、ビリになる子も脇役の子も可哀想かもしれません。

ですが、ビリでも一生懸命走ることや、遅い子を馬鹿にしてはいけないこと、脇役がいないと劇が成り立たないことなどなど、学べることは多いと思うのです。

小学校に行けば、体力でも勉強でも差が出ることでしょう。
将来、受験や就職など、ある程度の競争は避けられないのですから、大きくなってから初めて人との違いを知るよりは、早いうちに・・・と思います。

親の中には「ウチは片親なのに、なんでこんな可哀想なイベントをやるんだ」とか、「なんでうちの子が主役じゃないんだ」なんて事を言う人もいるでしょうから、イベントをなくしてしまえば保育士さん達は楽かもしれません。

でも、本当に子供のためになるのはどんなことかとみんなで悩んでいくことが大事だと思います。

jo-keiさんのお言葉を借りますが、「正面から向き合う」ことは大変なことですが、大事なことですよね。

これからも頑張って下さい。
度々の登場、失礼しました。
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この回答へのお礼

再びのご意見ありがとうございます。

私的な表現になってしまいますが、「かわいそう」と言う角度から見てしまうと、どうも様々な問題が「過保護で逃避的」になりがちになってしまうように思います。

「かわいそうだからやめよう」ではせっかくの学ぶ機会も失ってしまいますものね。

「どう活かすか」という角度から迫り来る当面の問題、父の日について取り組もうと思いました。

”何かを感じ取れる”父の日に出来たら良いなぁと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/03 22:32

ちょっぴり保育をかじりました。



父の日・母の日の場合、子供は作成自体楽しんでいると思います。普段は自分が遊ぶために作ることが多いですが、この日と敬老の日だけは、「喜んでくれるかな?」と思いながらわくわくして作っています。持って帰るときの喜びようと言ったら凄いです。誇らしげです。
その気持ちを取り上げてしまうのは、保育者ならば残念に思いませんか?
片親ならば<もう片親の分まで頑張ってくれているお父さんお母さん>に感謝して良いと思います。
目をつぶって父の日母の日をやりすごしても、いつか子供はその日の存在に気付きます。大きくなってからそれに気付くより、物心付かないウチから「とにかく親に感謝する日」として覚えさせてしまうのも一つの手だと思います。
父子家庭、母子家庭が増えている昨今だからこそ、「片親はうちだけじゃないんだ」とフラットに受け止められるんじゃないでしょうか。

わたしが小さい頃、幼稚園で作らされたのは母の日が花瓶、父の日が灰皿でした。うちの親は煙草を吸いますが、吸わない家庭もあったでしょう。花を生けない家庭もあったと思います。だからって別の物を他の子が作っていたかというとそうではなかった。
そう言う意味で全ての子供が喜ぶように、全ての家庭が丸く収まるように保育を行うことは、団体保育においては難しいと思います。もちろんだからといって何もかも多数決ではなく、子供にとって<一番いい影響が出る方法を選ぶ>のが理想だと思います。
現場に慣れてしまうと行事に疑問を感じなくなりがちですから、たまにはこうやって「続けた方が良いか、止めた方が良いか」悩むのはとっても良いことだと思います。これからも悩みつつ頑張ってください。
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この回答へのお礼

n_kanameさん、御回答ありがとうございます。

クラスの子達も5月、お母さんの絵を描き、持ち帰るまでの数日間部屋に貼ってあった絵を見ながら「自分のお母さんにプレゼントするんだ」と自慢し合う姿は本当に誇らしげでした。
「誰かにあげるために自分の手でつくる」というのは貴重で優しい経験ですよね。
n_kanameさんのおっしゃると通り、私も取り上げてしまうような事はしたくないと思います。

本来ならば、父の日でも母の日でも無くて、「親の日」なのではないかと同業である主人とも話していました。
この、別々にある「日」の扱いに悩んでしまって皆さんのご意見を伺ってみようと思ったのです。

一番大切なことですね。
>子供にとって<一番いい影響が出る方法を選ぶ>
再認識しました。

「行事のための保育」になってしまわないためにも、私自身、子どもにとっていい影響を与えてあげられる人間になりたいです。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/03 22:11

お仕事、お疲れさまです。

去年、私も3才児の担当でした。

うちの保育園でも、去年、問題になりました。母子家庭、父子家庭もいるのに、それってどうなんだろう?って。
正直な話し、当てはまるのは1部なんです。そして普通の家庭では、お子さんの作ってくる製作のプレゼントを楽しみにしていますっていうのが実際です。

うちの園では、キリスト教保育を行っていた為、「母の日」を外すことができませんでした。でも、わざわざ父の日までやって、母子家庭の子に辛い思いをさせるのも・・と考えた結果、母の日に「”おじいちゃんや、お兄ちゃんなど身近に居る大好きな人”に作ろうね。」というよう大きく扱って、去年から父の日を省きました。
ただ、保育園では、全体との折り合いがあります。1クラスだけ、作らないわけには行かなかったりしますよね。
そういう考えを持った方は、jo-keiさん1人ではないと思います。まず。、園の中で話し合った方がいいかなと思います。
うちの園と同じ法人の園では、どちらの日も作るのをやめたっていう園もありました。急になくすのもなかなかできにくいことかな?なんて感じてすごいなって思いましたけど。
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この回答へのお礼

poohdogさん、御回答ありがとうございました。
社会的に「片親」といわれる家庭は増えていますが、全体から見れば確かに当てはまるのは一部ですね。

今週から面談が始まり、「お父さんが、父の日のプレゼントをとても楽しみにしている」と受け持ちのお母さんから伺いました。
毎年持ち帰ったプレゼントを、お父さん自ら壁に飾ってくれていると聞いてとても嬉しかったです。
昨年、「母子家庭に対してどうなんでしょう?」と職場の先輩に相談したところ「確かに考えるべき問題だけれど、一部の家庭に関しての問題だから…」と言われた記憶があります。
現場を動かすのはなかなか難しいですね。
もう少し、職場の保育士の意見も聞きだしてみようと思いました。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/03 21:46

娘の行ってる保育園では、立地の関係から母子家庭がとても多いです。

一学年に2組くらいの確率です。
で、母の日も、父の日もありません。

(ここまでが、事実。以下は、私の個人的意見)

母の日だけやって、父の日はやらない、というのはバランスが取れないと思います。
そして、3歳では、「片親」が理解できません。

製作ではなく、「あなた(子供)が、今ここに存在するということ」を話したらどうでしょうか。

誰かが愛してくれたからあなたは生まれたということ。
いつもあなたを愛してくれる人がいる(それは、祖父母だったり、保育士さんだって良いわけです)。
その人たちに感謝をしましょう、と。
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