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欧米で、先祖の墓参りをする習慣はありますか。それとも墓そのものが、そういう対象ではないのでしょうか。一方で、戦死した兵士の碑には、それを顕彰する花輪や小さな国旗が飾られているのをよく目にします。欧米人の、死者に対する弔いの意識に関して、詳しい方がいらっしゃったら、教えてください。

A 回答 (4件)

欧米では、その世代でいろいろなところに引越しをすることも多く、ホームタウンに墓が残るとは限らないという事情があります。



ただ、移民も多い(アメリカ人もイギリスからの移民の国)ので、「どこの州のどこの自治体のナンバー○○の墓地(cemetery)に、○○という名前の人物の墓(grave)がある」というデータベースが作られているくらい、「自分のルーツをたどろう」という意識は日本人よりも高いと思います。

Find A Grave - Millions of Cemetery Records
http://www.findagrave.com/

search cemetery records - Google 検索
http://www.google.co.jp/search?&q=search+cemeter …

アメリカ人の場合、一生のうちに行けるなら行きたい街のトップは、イギリスから独立したきっかけの地、ボストンや独立宣言のフィラデルフィアなのです。そこには、自分のルーツとなる人物が上陸し、コロニーを作り、そこから西部を開拓して、自分たちのホームタウンを作った、という「移動の歴史」が、自分の先祖がいかにしてアメリカに来ることになったのか、そしてどの国の人物と結ばれて、自分が存在するのか、という「明確な証拠」があるからなのです。

戦死者のように、自分の「子孫」を弔うというのは、自然の摂理に反することも多い、受け入れがたい事実です。それは、親御さんが特殊な心情を抱くのも無理は無いですし、それに同情して国のために倒れた人に花をささげるのは、弔いよりも「敬意」の面が強いといえるでしょう。
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この回答へのお礼

個人として「明確な証拠」を求めるという行為は、米国が国家としても「明確な運命」を必要としてきた経緯にも通ずるように感じます。非常に興味深い回答ありがとうございました。

お礼日時:2014/10/13 11:49

現代人のミトコンドリアDNAを分析すると、たった一人のアフリカの婦人に辿り着くそうです。


つまり、人類皆兄弟、人種の違いは無いことになります。
そのことが理解出来なくても、血筋や家柄を大切に思い、祖先を尊崇しする気持ちは、世界共通でしょう。
世界最大の移民国家アメリカでは、自身の出自を隠したり、ルーツを確かめようともしない風潮が強いようです。
戦争の英雄には敬意を表しますが、世代を遡って自身を確かめようとする風潮はないようです。
日本も、随分アメリカ化してきました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2014/10/13 11:42

お墓は、それぞれの国によって色々な形が有りますが、人として先祖を敬う心に変わりは有りません。


当然ですが、その先祖をまつったお墓には、何処の国でもどの民族でも定期的に、或はそれぞれの都合に合わせてお参りしています。
ただし、日本の国のようなお盆に集中的にお参りするのは仏教的なしきたりなので、どこの国でも同じでは有りません。

なお、現代の日本人は昔ほど先祖を大切にする心が薄れ、お墓参りも少なく成って来たように思えます。
むしろ多くの日本以外の国の方が、先祖のお墓参りなどより厳密に、より丁重にお墓参りをしている様です。
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この回答へのお礼

なるほど。ありがとうございます。

お礼日時:2014/10/13 11:39

 墓参りの習慣はあります。



記念日ごとに墓参りをする習慣もあります。
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この回答へのお礼

なるほど。ありがとうございます。

お礼日時:2014/10/13 11:38

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