プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。はじめて利用します。
私は海外で日本語を教える仕事をしています。
私は日本人でありながら、日本語が難しいと思う毎日です。
今日、質問したいことは2つです。

(1)「です」「ます」はいつから使われたか。
昔は「です」「ます」ではなく、「ござる」とか使ってましたよね。正確にいつから「です」「ます」が使われるようになったのか、教えてください。

(2)外来語を漢字からカタカナ表記に変えた時期はいつか。
もともと外来語は当て字の漢字で表していました。しかしそれを漢字からカタカナに変えたのはいつからでしょうか。教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

 (1)


[です]
「です」の語源に2説あります。
1.「にて候」→「でさふ」→「でそう」→「です」(室町時代の変化)その後廃れた。
2.「でござります」→「でござりんす」→「でござんす」→「でがんす」→「であんす」→「でえす」→「です」
(近世の変化)
 用例はほとんど江戸時代からです。「人情本」「滑稽本」等。(歌舞伎・浄瑠璃・滑稽文学等にはほとんど見えない)広く使われ出したのは、明治時代(二十年代から)。その後言文一致運動によって文章にも用いられる。(1890年山田美妙)

[ます]
 語源は諸説あるが、「まゐらす」からというのが有力。
「まゐらす」→「まゐらする」→「まらする(まいする)」→「まっする」→「ます」
用例は「浄瑠璃」・「狂言」・「歌舞伎」・「浮世草子」・「黄表紙」・「滑稽本」・「洒落本」・「人情本」等
[です]に比べて早くは室町時代から使われた。主に江戸時代から。

 (2) No.1の方がおっしゃるのは、平安初期に漢文(主に仏教経典)を訓読するため生まれた「訓点」に用いる(漢字の一部を取ってできた)片仮名の事でしょう。漢文も外来語であったわけです。
 詳しくは下記サイトの「3. 外来語表記の変遷」をお読みください。

http://libro.do-bunkyodai.ac.jp/research/pdf/tre …
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この回答へのお礼

ご丁寧にありがとうございます。

お礼日時:2014/11/19 13:00

(1)たぶん、農民も含めて、平民が教育を受けられる「尋常小学校」で「教科書」で学ぶようになってから、書き言葉にも使うようになったかと。

それまでは、漢文の素養がある武家とか商家の書き言葉は手紙でも堅い文語調だったはず。「尋常小学校教科書」の原本をみないと1年単位では特定不可能ですが。

(2)明治維新の直後、政府が西洋の制度などを持ってくるときは、できるだけ対応する中国の語や造語(経済など)で対応したが、大正デモクラシーや昭和モダンの時代(1920年代)にはラムネとかモダンボーイ・モダンガール(モボ・モガ)、ビアホール、などの「平民でもわかる」カタカナ表記の世代になったのだと思います。
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1)言わない・使ってない(多くの庶民&貴族は)>ござる


それこそ、武士以外では使わない非日常的な言い回しでしょ。

「ですます」は「ござる」の代わりに台頭してきたと…思ってたの…?

2)7世紀くらいと言われているけど、
カタカナの目的がそもそも外来語(主に中国…当時はなんだっけ?)を読むためのためのものだから
発生した時から…かな。
正確な時期に関しては文献が発見されたり研究結果が覆されたりして変わるからなんとも。

日本語は確かにややこしいですが
カテゴリーは「歴史」に相当するんじゃないかという気がします。
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