単子葉類と双子葉類の維管束
数日前に、導管の構造について質問させてもらい、新たな疑問が生じたのですが、双子葉類は、なぜ形成層に沿って維管束があり、単子葉類は茎全体に維管束が散らばっているのでしょうか。
回答(5件)
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維管束は形成層の外側に師部,内側に木部がありますが,その木部が名の通り年輪を形成していきます。
参考URLをあげておきます。
http://db.gakken.co.jp/jiten/a/007590.htm
この回答へのお礼
お答えありがとうございました。年輪の最も外側のあたりのところに形成層があるということで理解できました。いろいろお世話になりました。
年輪はおっしゃるとおり,形成層が作りますが,形成層があるものがすべて年輪を作るわけではありません。
年輪は,肥大成長が季節によって大きく変化する場合に形成されます。春夏秋冬がある地域では,春には細胞が大きくなり,これにより形成されだものを春材といいます。秋には細胞が小さく秋材を形成します。
季節変化のない熱帯雨林では,木といえども年輪はできません。ベニヤにしますラワンは年輪が無いですよね。
熱帯でも乾季と雨季の明らかな地域では年輪ができます。例えば雨季にのみ葉をつけます雨緑樹林は年輪ができます。
この回答へのお礼
お答えありがとうございました。いろいろ勉強になりました。申し訳ありませんが、もう1点になってしまいますが、木の形成層は、最も外側の年輪よりも外側に位置しているのでしょうか。?
No.3ベストアンサー20pt
ヤシ科を持ち出すとは,生物に詳しい方だったのですね,大変失礼しました。
維管束の進化は,形成層がある裸子植物から被子植物が進化しましたので,被子植物では木が最初だったと考えられています。それから形成層をほとんど失った草が生まれました。
単子葉類は,ですから基本的に草です。生態的な隙間を埋めるべく,素早く成長します。じっくり成長型の形成層を持った双子葉類に対し,形成層を失い素早い成長で対抗しようとしたのでしょう。
その草の単子葉類から,さらに進化してタケやヤシのような再び木になるものが出現しました。竹は内部を空洞にし,ヤシは形成層を再び持つ変わり種の木になりました。これらはきわめてまれなケースです。
よいURLが見つかりませんでしたが,下記URLの〈木から草へ,更に木へ〉の部分を参考にしてください。
http://www2u.biglobe.ne.jp/~gln/14/1424.htm
この回答へのお礼
専門的なお答えありがとうございました。HPも参考になりました。最初の木は最初に形成層をつくり、形成層は茎を太らせる発明であったこと。確かに双子葉類は草でも茎が太りますし、形成層をもたない単子葉類の草は軽量で、湿地や乾燥地に適していると思います。あと、もうひとつ恐縮ですが、年輪も形成層でつくられるのでしょうか?
年齢等がわかりませんので平易に解説します。
維管束は,動物で例えたら血管のようなものです。光合成生産物を運搬する役目もあります。ですから植物の生きている部分には基本的に維管束があります。
双子葉植物は肥大成長します。太るわけです。そして,その太り方は,木のように内部は死んでいき,生きているところは表面のわずかな部分だけです。この表面だけが維管束を必要とします。
単子葉植物は肥大成長しません。ですからほぼ茎全体が生きています。当然茎全体に維管束が必要です。
光合成の効率は,単子葉植物は維管束の周辺の細胞も間接的に光合成に参加したりしまして,効率は高いものが多いものです。
この回答への補足
お答えありがとうございました。よく分かりました。
ヤシのような単子葉類もほぼ茎全体が生きているということでよいでしょうか。
たぶんです・・・。
双子葉類の芽は双葉です。単子葉類は単葉(一つ)です。
そのため、光合成をするのに、双子葉類の方が効率がいいのです(たぶん)。なので、維管束は形成層に沿ってきれいに並んでいるんだと思います。
逆に単子葉類は、葉が一つなので、光合成の効率が双子葉類にくらべて、悪いんです(たぶん)。なので、きれいに並べるよりも、茎全体に散らばっていたほうが、栄養などを早く送れるのではないでしょうか。
単子葉類の葉脈がすじになっているのも同じことだと思います。
ようは、光合成の問題です。
こんなんでも、何かのお役に立てればと思います。
この回答へのお礼
お答えありがとうございました。
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