プロが教えるわが家の防犯対策術!

プロ野球で、FA(フリーエージェント)宣言をしたが、現所属球団以外の他球団と交渉せず、そのまま残留する選手がいる。
これではFA宣言をする意味がないではないか。
なぜこのような事をする選手がいるのだろうか?

A 回答 (4件)

年俸・待遇の改善ですね。

お金だけでなく、レギュラー保障をもらうための戦術という意味合いもあります。

ただ個人的な意見ですが、現在のFAには大いに違和感があります。それは権利そのものというより、

「なぜFA権を行使した選手が会見の場で揃いも揃って淋しい表情・涙を見せるのか。」

フリーエージェントはポスティングと違い、れっきとした選手の権利。権利を取得・行使して泣くプロスポーツなんて、日本プロ野球以外で見たことがない。泣くくらいなら行使する必要はないし。

ただよくよく見てみると、後悔の念を見せるFA移籍の場合、ほとんどが「出場機会を求めて」の行使・移籍。要するに旧在籍チームに居場所がない。選手そのものの価値のあるFAではなく、ひどい言い方ですが「箔が付いた戦力外」であるケース(古くは「君のFA権なんて紙切れ同然」と半ば公然と契約更改の場でFA移籍を強要された阪神・仲田幸司投手のケースから)。特に今季の日本のFA市場は元のチームでは出場機会がないと判断しての行使ばかり。ならば、アメリカMLBのように戦力外も全て含め、契約外=すべてFAにすればいい。現在の制度では戦力外通告を受けた選手の方がむしろ移籍の自由度がFAより高い。FAは保証金だ年俸制限だとむしろデメリットの方が多い(しかも旧年俸によっては移籍先の選手にも交換トレードという負担を強いる)。

で、質問者様のいう「FAの宣言残留」です。選手にとって見ればチームの居場所を確保するという大きなメリットがある。少なくとも試合に出場さえすればよほど成績でコケない限り年俸保障はされますし(FA権を行使して単年契約は、翌年の海外流出前提でない限りチームとしても結ばない。間違いなく複数年契約)。

チームにとってみても、FA権を持つ選手というのは実は扱いづらい(いつ出て行ってもおかしくないというリスクをチームが負うことになる)。FA宣言残留なら、1度FA権はリセットされることになり(行使すれば当然次の権利取得まで期間がある)、継続的なチーム編成上もメリットが大きい。

あくまでも上記のように個人的意見ですが、むしろFAというものをちゃんと理解しているのは現在「宣言残留」の方で、出て行く行使選手は形を変えた戦力外である事の方が多いため、実はフリーエージェントと名乗るには違和感がある。今のプロ野球はそういう妙な仕組みのもとでストーブリーグ(この言葉も使わなくなりましたね)が1月末まで続くことになるのでしょう。

(あくまでもFA権が選手の待遇改善を目的とした場合、として考えたケースです。当然ながら、「優勝したい」と弱小チームから移籍するための手段としても使われますが、当然ながら強豪チームなら移籍選手への待遇も良くなりますし、待遇面という意味での結果は同じ)
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この回答へのお礼

FA宣言記者会見で涙を見せる選手がいるのは、いかにも日本的です。
契約社会のアメリカでは、皆ビジネスライクに割り切っていますので、ほとんど見られません。

お礼日時:2014/11/09 16:36

年俸など待遇をあげてもらうために宣言することが多いですよ。



自分は権利があるのに残留するんだから、もっと給与をあげろ、ということです。

どういう形で反映させるかはそれそれ個別で、来年以降の本来の年俸の査定額でのアップ額をさらにあげる、再契約金などの名目でボーナスをもらう、複数年契約や出来高を設けるなど様々ですが、他球団からもしオファーがあればこの程度はもらえる、だからそれに近い金額にしろ、ということです。

このためFAは他球団への自由な移籍ができるだけでなく、残留して年俸を吊り上げ目的にする選手もいるので、球団によってはマネーゲームにしたくないので、FA宣言したら残留はダメという方針の球団もあるのです。概ね広島など貧乏球団が多く、今年の例でいうならロッテの成瀬もそうでしょう。今年の成績はさほどよくなかったのに、FAを盾にして今までの功績を評価してもらおうとして年俸アップを試みて球団側に交渉しようとしましたが、宣言したら残留させないと言われて移籍を決意したようです。
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この回答へのお礼

本来FAは

「自分の意識で希望球団へ移籍」

するために行使するものであり、年俸つり上げの道具に使うのは本来の主旨ではありません。
ロッテがFA宣言した選手を引き留めないのは、マネーゲームには乗らないという事でしょう。

お礼日時:2014/11/09 16:40

一度、FA宣言をすると次に権利を取得するまで数年かかります。


それまでは選手の側からよそのチームに移ることは出来なくなるわけです。
つまり、最初から残留するつもりなのにFA宣言するのは
選手が球団との契約の中で
「自分からよそのチームに行くことはありませんよ」と約束しているわけです。

逆に、権利があるのに宣言せず残留する選手がいますが、これは
「ことし一年はこのチームでやりますが
 来年はまた考えます」ということになるのでしょう
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この回答へのお礼

FAを年俸つり上げの道具に使うのは、本来の主旨ではありません。

お礼日時:2014/11/09 16:42

FAは一種の保険です


所属球団を含めたほかの球団との交渉が可能なので
他球団が自分に興味があるのか とかを見るのでしょう

興味が無い 獲得されなさそうだ と見れば残留となるのです
FAしたは良いがどこも取ってくれず 横浜のように残留も認められていない
となると完全にフリーになっちゃいますから
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この回答へのお礼

FAは、回答の後半にあるようなリスクを伴います。
選手は軽い考えでFA宣言すると、大損をするでしょう。

お礼日時:2014/11/09 16:45

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