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高校二年の女子です。

進路について考えたときに機械工学系に進みたいと思い、志望する大学も大体決まっています。
工学系の職業や資格について調べていた時に、『時計職人(独立時計師)』『時計修理技師』を知りました。
昔から時計や機械が好きだったのでとても気になっています。

ネットで調べていると専門学校に通うことを勧めていることが多いのですが、私自身ひとつのことを専門的にというよりもいろいろなことを学びたいと思っているので、専門学校ではなく大学に進学することを優先したいのですが、正直情報量が少なくどうすればいいのかわかりません。

『時計師』になるにはどうすればいいのでしょうか。

あと、時計のことが学べる大学があれば教えていただきたいです。

A 回答 (7件)

時計の修理が学べる専門学校があるのならば当然、求人もそちらへ集中するでしょう。



一般的にカシオやセイコーなど大手に就職した場合、院卒は研究職、大卒は設計・開発職、専門卒は修理となります。

修理部門は元々、工業高校や専門卒の仕事ですから例え、大卒だとしてもスタートが高いだけで昇給が少なく生涯賃金は専門卒と変わりません。

職人の世界は厳しいですよ、怒鳴られて覚えろですからね。女性に務まるかどうか。

あと大学の機械工学科に女性はまず入ってきません。クラスに一人だけ女子なんてことも。男ばかりなのでセクハラも当然あります。

それらも踏まえた上で検討してみては。
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はじめまして。

拙い知見ですがよろしくお願いします。

>『時計職人(独立時計師)』『時計修理技師』を知りました。・・・『時計師』になるにはどうすればいいのでしょうか。

本来、『時計師』は組み立てや精度調整等仕上げの担当です。より現場の職人的な立ち位置。
とはいっても、独立時計師等上級者程ほど、機械工学の基礎はマスターされてると・・・。更に自分で機構や材料等様々な機械工学より応用し自ら設計できる技量すらあると存じます。

大学では機械工学でも様々な分野に分かれますし、専門科目として特に関係するのが機構学(歯車やカムといった作動をさせる機構全般)や材料力学関係等・・・。でも、これらは基礎的な部分だけです。より複雑は学術・机上から始まり、現代は特に時計師の分野で無く時計メーカーの設計・開発部門(エンジニア)となります。ここで一般の時計師と設計者の相違があると思います。

一方、独立時計師・特殊な時計に関する時計修理技師の場合は過去・現代の偉人たちを見ても例えばスイスの時計学校を卒業後に時計メーカーで実績を積んだり、古い時計(アンティークの腕時計・懐中時計)を修理・修復する事で、様々な機械のタイプ、そして複雑で特殊な機構のモデル(スプリットセコンド・クロノグラフやミニッツリピーターやトゥールビヨン、複雑カレンダー等)の勉強やメンテナンス等を実施し腕を磨いでます。これは机上だけでなく実際に触れて作業する技術に関わります。
ここで個人の機械に対する作業の適正が関わってきます。
(設計側の人でも組立の得手不得手・・・もありますしネ。組立などにはその適正にあってる方も学歴問わずあります)。

普通の時計修理技師さんになるだけでも主観、大変な経験と技量を要します。個人の使用状況によってコンディションが違う。その中で機械を痛めない、精度を出す、安定性を確保するなど、組立調整としてもムーブメントのレベルによっては非常に高度になってくると存じます。傷んでる時計の修復はなおさら技量を要します(集中力や根気、手先の器用さなどの素質、構造の理解や機械工学の基礎の部分も)。

スイスの様な専門的な学校は国内大学では無いと思います(狭量の知見です)。一般の時計専門学校でも卒業後にメーカーやそのメンテナンス部門、専門時計店への勤務などありますが、皆さんそこからさらに勉強や実務経験を重ね技術を上げてます。
もちろん国家資格もありますので、その習得もありますが、最後はいかに精度と安定性と長寿命を求めて組み上げられるか?です。

現代の時計師さんたちは、就職先によってはその決まったブランドの時計しか扱わない場合もあるし中でも分業化されてる。アンティークや一般時計全般の修理する工房や部署の場合は、世にある多々のメーカーや構造や特色を経験し学んでると存じます。
SEIKOしか知らない人に他のメーカーの時計修理・・・時計の機構構造や原理はある程度机上では周知や確立され勉強をなさっていても、それぞれの特異性、個性や専門もあります。こうした事を含め様々な時計の特に機械(ムーブメント)はメーカーや機能において、机上、そしてより実務経験が時計師として必要かと思います。経験値がとても重要になります。
(過去修理の時に時計師さんの経験が乏しく大変苦労した例もありました)

時計店によっては女性で専門学校卒業後にショップの修理工房に入社し様々なメーカーのムーブメント修理に携わってる時計修理技師もいらっしゃいました(3針・クロノグラフ他、ステップを踏んで従事。一人で分解から最終調整完了まで。分業化してない)。更に上級者等は組立調整だけでなく部品を作り出すこともあります(図面が描ける、材料選定や公差、加工に関する知識がある。ひとによっては自分で時計用の旋盤で部品を削り出す力量も)。
それと時計も現代と古いモデルでは造りが違います。現代は部品を修正するより交換が基本。それに対し古いアンティーク類は様々な調整によってバーツを生かす事も出来ます。設計の考え方や時代、合理化などの影響にもよって過去と現代では相違してます。(それで古い時計の修復による技術の話しも出てくる。もちろん現代も大変ですが)。

例えば、時計販売店や修理工房(現行、アンティーク)や、専門学校での案内や問い合わせ等も一手と思います。貴女の方向性からですが恐らく大学で機械工学の基礎を学び、設計者(または開発)の基礎やセンスを学び・・・ではと思います。最初から時計修理技師の道を選ぶにせよ・・・(これは私的なイメージですので話し以下)。

現代独立時計師になるにも、学術と実務の多々経験の積み重ねを無くしては難しいと思います。実際、特にムーブメントの基本構造や機構関係は時計師+エンジニアのペアです(スイス・世界最大のムーブメントメーカー:ETA社やその他の有数ムーブメントメーカーによる等)。ケースなども専門の企業があり分業化されている。文字盤やダイヤなど外装も全て、各専門の工房や企業によって成り立ち、独立時計師がデザイナーやコーディネーター・最終組立兼取り纏めとしてクライント(最終顧客・例えばハリーウィンストン等)に収める。極地の一例ですがアントワーヌ・プレジウソ等。ある意味広い見識や美的感性・デザイン力と共にマネージメント力も必要です。例えが凄すぎですが、この要素は何方も持たれ必要となってると思います。
ご存じと思いますが参考まで・・・

独立時計師たちの小宇宙・・・ 
http://cgi2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/in …


日本の独立時計師・・・菊野昌宏氏、浅岡肇氏・・・
http://matome.naver.jp/odai/2137726561413831401
http://www.hitachi-solutions.co.jp/column/samura …
http://seizougenba.com/node/3868

元エンジニア兼時計技師(書籍もいろいろ出されて、初歩の勉強になる)
http://www.ntv.co.jp/burari/010113/info07.html
(機械式時計大全)思想の一部があらわされている
http://rolex6098.exblog.jp/21752356/
http://www.amazon.co.jp/%E6%A9%9F%E6%A2%B0%E5%BC …

進学の際、ご自身が機械が好き・興味がある・・・そこでどのようになるか?設計開発、又は生産技術や品質保証になるか?組み立て技術に特化する道を進むか?いろいろ変わってきます。進路の検討に際し将来も含め悩まれると思いますが、早いうちから悩んだり調べる方が良いです。私も今の仕事内容に関する学校・学部専攻は高校の時点で決まってました。それでも大学在学中に目的の分野から熟考して変えました(例えば材料力学関連の企業から流体力学関係の企業と言った感じ)。

素人趣味と一応理工系として、長文愚答ですが参考になれれば幸いです m(__)m
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それらだと、どうしても「マイスター」(修士号じゃないほうのマスター)のような職能に対する肩書きになってしまいますね。



ただ、21世紀に入っても、精密な機器というのは需要がますますあって、

・半導体のチップから樹脂で囲った外にあるハンダづけする端子まで金の配線をする装置
・半導体チップの半導体パターンを露光するための液浸対物レンズやノーベル化学賞2014年受賞の「超解像顕微鏡」のような波長の限界を超えての受像・露光装置の実現
・遠隔で実際の手の操作を縮小したロボットの手先で手術できる「da Vinci」(ダヴィンチ)

など、理論的には可能だが、加工精度などのために実物の作成=検証実験が行えないようなテーマというのは、工学に限らずにたくさん埋まっているのです。

そういう、「魔法のような装置を微細加工で実現する職人技」を専攻されて「最先端技術の装置」の開発のためにぜひ注いでいただければ幸いです。
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時計に関わる仕事をしている若い知人がいますが、


高専を出て大手時計メーカーに就職してます。
入社後数年の様子を聞くと、職人の養成過程そのものです。

「いろいろなことを学びたい」
という希望と職人仕事は基本的に相容れないし、
メーカーも職人仕事を大卒には求めないでしょう。
大学進学希望なら、志望再考をお勧めします。
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時計にこだわらずに、精密金属加工をはじめとする機械工学の学部を選んだらどうでしょうか。

大学のほうが時間的に余裕があるかと思います。時間を正確にきめる方法は必ずしも工学的なものでないものもあります。しかし機械的な時計はいろいろな意味で大切なものだと思います。釣りのリールで有名なアブ社の前身が時計メーカーであったことは知る人ぞ知るものです。大学生活の中で余裕があれば時計に関するあらゆることを学べば鬼に金棒でしょう。卒業後の経済的基盤の確保も大切であることは貴女は十分理解していると思います。
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職人を養成する大学は「ものつくり大学」はじめとしていくつかありますが、時計職人を養成するコースはなかったはずです。

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この回答へのお礼

そうなんですか…
ありがとうございました!

お礼日時:2014/11/07 08:37

機械系の先輩や友人が沢山います。


大学ですと、まず理論です。
いわゆる「職人」は養成するところが少ないです。

先端技術(たとえばクォーツとかでしょうか……)を学び、新しく正確な時計を作ろう、というのでしたら、大学が向いているでしょうが、アンティークの時計を修理する人になりたい、高価な時計の時刻合わせなどを任せられたい、のであれば、専門学校もしくは、高校から時計職人の人のところに直接弟子入りしたほうが良いと思います。
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この回答へのお礼

そうですか…もう少しじっくり考えてみます!
ありがとうございました!

お礼日時:2014/11/07 08:39

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