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こんばんは★

爆発でひとが殺傷するときについて質問なんですが、
爆発の空気の衝撃波?でひとは殺傷するものなんでしょうか。

例えばガス爆発など明らかに赤い炎と煙が混じったような
感じの爆発なら熱によるダメージがあるでしょうし、
手榴弾とかなら粉々になった金属片で殺傷するのが目的らしいですね。

でも小さいころは爆弾によるダメージは、漠然と空気の衝撃で殺傷する
んだとか思ってました。
実際のところどうなんでしょうか。
爆発の規模にもよると思いますが、体が倒されるくらいのことはあっても
空気の衝撃波で体が粉々になるようなことってあるのでしょうか。
また熱や飛び散る破片以外で爆弾による殺傷ってどういうものがあるのでしょうか。

あまり実用とはかけ離れた質問なので、もし気が向いたらでいいので
回答お待ちしております。

A 回答 (7件)

 ダイナマイトなどの火薬のみだとすると、空気中ではあまり大した影響を他に及ぼせません。

仮にダイナマイトを手に持った暴漢が「爆発させるぞ」と脅したとしても、屋外であれば少し離れていれば特に危険はありません。怪我をする、最悪死ぬのはダイナマイトを手にした暴漢だけです。

 液体や気体が完全に気体となるとして、1気圧だと2000倍くらいまでで(絶対温度に比例した膨張はあるが、膨張するときに温度は下がってしまう)、ダイナマイト1本がそれだけの気体に一瞬にして膨張したとしても、至近距離でない限り大した影響はありません。

 しかし、屋内、特に狭い室内だと非常に危険です。屋外で大丈夫だったのは、爆発で膨張したガスを遮るものがなく、かつ爆発してできた気体の体積がそれほどでないからです。少し離れれば、音は凄いですが風すら感じない程度でしかありません。しかし、狭い室内だと室内の気圧を一気に上げます。瞬時に何気圧も上がり、ドアやガラスを破って瞬時に気圧が下がるため、生身の人間は破壊されてしまいます(特に1気圧の空気で満たされている肺が問題)。

 戦争などで屋外(特に平坦地)殺傷、広域破壊を目的とする場合、屋外については、仰るように金属片などを火薬に混ぜこんで威力を出します。外側を覆う金属も同様の役割を果たします。あるいは、高温で燃焼する化学物質を主体にして、高温の炎が広い範囲を焼くようにしたものもあります(ナパーム弾、焼夷弾等)。

 しかし、洞窟などで周囲が壁になっていれば、単なる爆発でも広い範囲で高い殺傷力があります。手りゅう弾などの屋外向けの爆弾でも威力はありますが、破片の飛散ではなく気圧の急変が殺傷力となります。曲がりくねった通路で破片が届かなくても、気圧の急変は爆発地点と通じている広い範囲に届くからです。

 しかし、爆発の温度とエネルギーが桁違いであれば、屋外であっても単なる爆発が直下を高温で焼き払い、さらに爆風で広域を破壊します。核兵器ですね。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。ひとまずチェックしました。
お礼は後ほどさせていただきます。

補足日時:2014/11/08 18:28
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

詳しい解説でとてもわかりやすかったです。
確かに爆弾の種類や使用する場所によって
威力や被害はことなるのでしょうね。

でもいずれにせよ、室内など閉鎖的なところはやばそうですね。
あるいは室内+ナパーム弾とかきっとシャレにならないでしょうね、
想像しただけでぞっとします。

いろいろ参考になりました。
貴重なお時間を割いていただき感謝します。

お礼日時:2014/11/09 16:39

戦艦(大和など)が主砲を撃つときは、警報が出て甲板から人が退避したそうです。

でないと死ぬとか。

この回答への補足

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お礼は後ほどさせていただきます。

補足日時:2014/11/08 20:43
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>警報が出て甲板から人が退避したそうです
_それぐらい空気の衝撃波がすごいんでしょうね。
少なくとも鼓膜ぐらいは簡単にいっちゃうでしょう。
戦艦の主砲の威力も具体的に気になってきたので、
また調べてみたいと思います。

参考になりました。
またご縁がありましたらよろしくお願いします。

お礼日時:2014/11/09 16:31

衝撃波、どの程度かによります。


音速突破の衝撃波もガラスは確かにビビりますが・・・すぐ近くだとどうでしょう。
空気中の酸素を一瞬に奪って、半真空のところに回りから空気が押し寄せ、滑走路の飛行機を破壊する、そんな爆弾もあったらしい。
滑走路は無傷なんですね、飛行機の残骸をかたずければ、即使用可能なんです。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。ひとまずチェックしました。
お礼は後ほどさせていただきます。

補足日時:2014/11/08 20:43
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

爆発したら反真空状態ができて、それが原因でまたすごい破壊力が
できることもあるのでしょうか。
いろいろな兵器があるものですね。

とても参考になりました。

お礼日時:2014/11/09 16:34

既にお答がありますが、爆発だけでは「酸素が足りないから窒息死する」焼夷弾でないと


「あれ、何か通って行った」でおわり。
爆轟も指摘されました、燃焼面(必ずしも燃焼でなくても良い)が音速を超えると巨大な威力になる。
だが、これも面が通り過ぎるだけだとやっぱり、
「なんか凄いの通って行ったな」で終わり。
非常に強力だと「引きちぎられる」が核兵器クラスで無いとそんなエネルギーは供給不能。
私が研究所に居たとき、爆薬の専門家が1L程度の爆薬を「乾燥」していて、席を外した、
爆轟が起きたが、運よく研究者は実験室から二M離れ部屋に戻ろうとしていた。
実験室はデタラメになったが、火事も起きない、一番の被害はコンクリート壁でなかった
トイレとの壁で1M動いた、あとは計測器の巻紙がビローッと拡がっただけ。
最大の被害は、窓が吹き飛び飛散したガラスが駐車場に止まっていた車を引っ掻いただけ。
確かに威力は凄まじく、床面がスーパーウーファーの最低音の如き音で鳴り響いたが一瞬で終わり。
実質的な管理者の企画室長は頭の中が真っ白になり、以後研究所の説明ビデオから爆発関係は消えた。
(その件は私の「研究外業務」だった、研究者は「雑用」と呼ぶが私は「雑用」など無い、主義)
幸運にも誰も傷一つ負わなかった、可哀想なのは新車だけ。企画室長は累進して無事工業技術院長
になった。車の被害も窓ガラス一つ割れなかった、理由がある、火薬・爆発物別棟は「安全のため」
窓が小さいのだ、車の擦過傷は自車「事故」扱いになったか、研究者が頭を下げて実費を払ったのか
知らない。早い話爆轟でも「ガラスの飛沫」が無ければ実験用のアングル一つ歪められない。

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お礼は後ほどさせていただきます。

補足日時:2014/11/08 17:35
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ご回答ありがとうございます。

>非常に強力だと「引きちぎられる」が核兵器クラスで無いとそんなエネルギーは供給不能
_そうですよね、核兵器は桁がちがいますよね。
研究室でのエピソードもなかなか参考になりました。
いろいろ大変だったのでしょうが、僕もそんな研究に関わってみたいと
少し思いました。

貴重なお時間を割いていただき感謝します。

お礼日時:2014/11/09 16:42

爆発の威力で、付近の空気が急速に膨張して起きるのが爆風です。


爆風自体が大きな圧力と成って人を傷つけることもあり、直近に居る人の身体がバラバラに引き裂かれ、飛び散るることもあります。
衝撃波は爆風の速度が音速を超えた場合に生じます。衝撃波も音として感じる場合もあり、建物に被害をもたらすことなどもあります。
普通の爆発現象では衝撃波を生じることは希ですが、大規模なガスタンクの爆発とか、火山の噴火で衝撃波を伴うことは時々起きています。
これらは空気の振動による物なので、空振とも呼ばれます。
遠方から到達した空振では、人の身体が引きちぎられるようなことは起きません。

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補足日時:2014/11/08 17:35
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

遠方からではそれほど影響はないけれど、至近距離なら空圧で
身体がズタズタになることもあると考えると、やはり恐ろしいですね。

>衝撃波は爆風の速度が音速を超えた場合に生じます
_これはいわゆるソニックブームというやつですか。
音速ジェット機などででるやつですよね。
爆弾でこういう現象が起きても確かにおかしくないですね。

貴重なお時間を割いていただき感謝します。
またご縁がありましたらよろしくお願いします。

お礼日時:2014/11/09 16:46

ほとんどの通常の爆弾は破片を飛び散らせることによって殺傷しますが、


焼夷弾では主に焼夷効果で殺傷もしくは火災によって構造物を破壊します。
燃料気化爆弾やサーモバリック爆薬を使った爆弾では、まさに爆発による衝撃波で殺傷します。人間が爆圧でぺったんこになるそうです。

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お礼は後ほどさせていただきます。

補足日時:2014/11/08 17:35
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>燃料気化爆弾やサーモバリック爆薬
_そんなものもあるのですか。初めて知りました。
衝撃波で人間がぺったんこになるとは恐ろしいですね。

参考になりました。
またご縁がありましたらよろしくお願いします。

お礼日時:2014/11/09 16:48

人間は粉々にはならなくても、内臓の種類によっては、破裂が命取りになります。



頚骨・脊椎骨折、脳挫傷、肺の破裂、横隔膜の破裂、すい臓破裂などによる腹膜炎、・・・。

すぐに人工呼吸しないとオシマイのものもあれば、症状がでたときにはすでに多臓器不全のものもありますので、人が多いほうに行けることを願っておきましょう。

なお、ご質問のあたりは「腹腹時計」が相場と決まっておりますので、そちらの方にお尋ねください。

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お礼は後ほどさせていただきます。

補足日時:2014/11/08 17:35
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

なるほどおっしゃるように、身体がバラバラにはならなくとも
内臓にダメージがあればそれで致命傷になりますよね。
そこが重要ですね。

「腹腹時計」も初めて知りました。
こんな書物もあったのですね。
こういういわくつきのものには非常に興味があり、
入手したくなったりする質なので、
またいろいろ調べてみようと思います。

貴重なお時間を割いていただき感謝します。
またご縁がありましたらよろしくお願いします。

お礼日時:2014/11/09 16:51

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