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小学生とかかわる仕事をしているものです。(教員ではない)
小学生の自分の氏名の書き方に疑問があります。それは氏名の漢字は国語で学習するまで使わず、未学習の字はどんな場合でもひらがなで書くように指導されていることです。漢字が割に平易な字でも、本人が正しく書けてもです。
例を挙げます。(仮名)
(1)すず木晴な(スズキハルナ・鈴木晴奈)
(2)高はしま里(タカハシマリ・高橋麻里)
(3)いの上けん太(イノウエケンタ・井上健太)
(4)は谷川かず広(ハセガワカズヒロ・長谷川和広)
わたしは、どれにも違和感を感じますが、特に(3)(4)!これでは、井上の井は「いの」と、長谷川の谷は「せ」と読む字のようです。実際見たことはありませんが、弥生さんは「やよ生」と書かせるかも知れません。
学級の掲示で教員が書いた児童名もこの表記法でした。
各学校で対応はまちまちかと思いますが、この書き方は指導法として正しいのでしょうか。和広の和が書ければ、書いたっていいのに…。みなさんの意見をお聞かせください。

A 回答 (5件)

私も,別に小学校の教員ではありませんので,個人的に感じたことを書きます。



>氏名の漢字は国語で学習するまで使わず、
>未学習の字はどんな場合でもひらがなで書くように指導されている

昔からこういう頭の固い教師はいるようです。
確かに,教師の方は,今までどの漢字が(教科書で)出てきたか,またどの読み方を習ったか,を絶えず意識していないといけませんが,そこまで細かい配慮は,教える側が知っていれば十分で,それを子どもにまで求めるのはナンセンスの一語に尽きます。
なぜ,教える側の都合を子どもに押しつけなくてはいけないのか,全く疑問です。

また,学年の途中で転校した場合,転校先では教科書の出版社が違うかも知れません。
その場合,漢字を習う順序も当然違ってきます(習う学年は同じであるとしても)。
そうなると,また書き方を変えるべきだというのでしょうかね。

確かに,たとえば落とし物を拾っても名前が読めないと困りますから,特に低学年ではひらがなを混ぜた書き方をすすめるのにも一理あります。
しかし,あまりにも不自然な交ぜ書きはなるべく避けるようにすべきでしょう。
「鈴木一朗」を「すず木一ろう」と書くぐらいなら「すずきいちろう」のほうが,よほど読みやすいし,自然です。
「すずきいちろう」→「すずき一ろう」→「すず木一ろう」→「鈴木一ろう」→「鈴木一朗」のように一文字習うたびに自分の氏名が変わっていくなんて,出世魚じゃあるまいし,わずらわしくて仕方がない。

「指導されている」ということは,たとえば答案に自分の氏名を書くとき,未習得の漢字を使ったら減点されたりするのでしょうか? だとしたら,もはや許し難いですね。

さらに,「長谷川」を「は谷川」と書かせるに至っては,なにをか言わんや。
私が保護者なら,保護者会の席で「あんた馬鹿じゃないか」と担任に向かって思わず暴言を吐いてしまうかも知れません。
少なくとも,この教師に漢字を指導する資格がないことは明らかです。
なぜなら,「長谷」はこの2文字で「はせ」と読む熟字訓であって,「長」=「は」でも「谷」=「せ」でもないからです。
こんな書き方が許されるのなら,「百合」さんは,1年で「百」を習ったら「百り」さんになり,2年で「合」を習って初めて「百合」さんになるのでしょうか。

さらに,教科書に出てくる漢字は国語だけではありません。
ご質問のケースは,低学年と限定されていますので,あまり問題は生じませんが,高学年になると(特に社会科)歴史用語や人名・地名などで,国語科の学年配当では未習得の漢字が出てきます。
栃木の「栃」や大阪の「阪」などは常用漢字ですらありません。
「とち木県」「大さか府」「はん神タイガース」とでも書かせるつもりでしょうかね。
だって,子どもたちの名前という固有名詞に,配当漢字の枠をはめているわけだから,当然それ以外の固有名詞にも同じ制約を課すんでしょうね。
まったく馬鹿馬鹿しい。

>学級の掲示で教員が書いた児童名もこの表記法でした。
そこまでする必要はあるかなあ。
まず,教員が掲示物や板書などに書く氏名の表記法ですが,1年生であれば,全部ひらがなでいいと思います。
2年生以降は,ある程度やさしい漢字であれば,名字や下の名前ごとに,漢字で書いてもいいと思いますが,なるべく交ぜ書きは避けたいものです。
「いの上けん太」より「井上けんた」のほうがずっと読みやすい。

また,子どもに対しては,「漢字も使っていいけれど,まだ習ってない漢字は,他の子が読めないかも知れないから,ひらがなで書いたり,ふりがなを振っておくと親切だね」程度でいいのではないでしょうか。

結論: 漢字の習得・未習得に対する配慮は必要。でもここまで厳密なのは行きすぎ。まして熟字訓に関しては完全な間違い。
と考えますが,いかがでしょうか。
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この回答へのお礼

「百り」さんの例には、笑ってしまいました。私が危惧しているのは、まさにこれです。
名前は多様ですから、私は低学年のうちは(どの時期までかは専門家に任せますが)「全ひらがな表記」が自然かな、と思っています。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/06 09:16

私は長年!?小学校ですが、ご質問のような名前の表記の指導?は、初めてです。


もう、2年生ぐらいになると、「先生、名前は漢字で書いていい?」といってくる子もいますし、ひらがなの途中、たとえば<木>などのように、一字・二字漢字交じりの子もいます。たしかに、最初の頃は読み取りにやや??とも感じますが、何回か書いているうち、だんだん自分の正しい名前(漢字)の書き方になってきます。
ただし、書写コンク-ルのような場合は、<1・2年生はひらがなで>ということもありますが、これは例外でしょう。

私は、自分から関心を持って書きたい字は、書かせても何ら構わないと思いますし、むしろ、それが本当の勉強ではないでしょうか?もちろん、筆順や表記法が間違っていれば、それは、指導すればよいことですね。
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この回答へのお礼

子どもが自分の名前を漢字で書きたい!という意欲、大事にしていただける先生も(やっぱり)いらっしゃるんですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/06 09:23

 私もとっても違和感があります。


 本人が書けても、「周りのお友達が読めない」からだと思います。周りのお友達に読んでもらえないと、プリントは配れないし困ってしまいます。
 子供同士は、そんなもの、と思っているようです。
学年が上がると、本人も習っていなくても漢字で書いちゃうし、周囲もだいたい読めるので構わなくなるようです。いつまでもひらがなっていうのもどうも恥ずかしいようです。
(いつまでたっても習わない漢字ってありますもの)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。こんなことにこだわって違和感感じているのが、私だけでないとわかり、ほっとします。

お礼日時:2004/06/06 09:11

名前を書くというのは他の人に読んでもらうためだからではないかと思います。


私の子供たちも低学年の時、名前の中の『一(いち)』だけ漢字で書かされていました。

余談ですが、私の場合、苗字が難しく、先生でさえ読めた人は一人しかいませんので、いい年になった今でも漢字で名前を書きたくないですね。持ち物にはローマ字かカタカナで名前を書きます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/06 09:08

 子供が学校で実際にどういう指導を受けていたのかは知りませんが、確かに最初は名前を仮名まじりで書いていました。

でも間違って別のすでに習っている漢字を使っていた(「美紀子」を「み木子」のように)ので正しい文字を教えました。
 大人でも書くのが難しい名前もありますし強制することはないでしょうが、上のような間違いをしないためにも、自分の名前くらいは低学年でも漢字で書けるようにする方が良いと思います。漢字は国語の時間にばかり覚えるのではなく、日常目にする看板や標識など様々なところから覚えていくものですしね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/06/06 09:06

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