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昔、ある若者たちががお堂で百物語をした。

蝋燭を百本立てて火をつけ、一話語るごとに一本の火を消していく。

百話目が終わった時には丑三つ時(午前2時~2時半)になっており、この時間に外を出歩くと何が起きるかわからないとして、若者全員でお堂に泊まった。

他の若者は全員眠ったが、一人だけ寝つけなかった。

何気なく扉を見ると、白い着物を着た青白い顔の女が部屋を覗いている。

幽霊だと悟った。

女は音もなく部屋へ入り、一人の若者の枕元にかがみこんで白い息を顔にふーっと吹きかけた。

それから他の全員の顔にも順番に息を吹きかけた。

次は自分の番だと観念した時「コケコッコー」と一番鶏が鳴いた。

女は悔しげな表情を残して消えた。

幽霊は鶏が夜明けを告げると、この世にはいられない。

他の若者全員は息絶えていた。

生き残った若者は旅へ出た。

死んだ若者たちを供養するためだ。

旅を続けるうちに一人の女性と出会い、心を通わせ、やがては夫婦になった。

ある晩、夕飯時になっても姿が見えないため、台所を覗くと、妻が火吹き竹でかまどの火を吹いているところであった。

ふーふーと息を吹く姿を見た若者は、既視感を感じ、あの夜の光景を思い出して震え上がった。

あの時、お堂に現れた幽霊にそっくりだったのだ。

「まさか!」

震えながら立っている夫に気付いた妻は言った。

「丁度去年の今夜だったわね。お堂の百物語は」

妻が夫の元へ駆け寄り、夫を組み伏せ、顔に白い息を吹きかけた。

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とある本で読んだ話ですが、息を吹きかける女がエロいと感じたのは私だけでしょうか。

私自身、夜中に目が覚めることが何度かあって、何やら匂いがすると思ったら、隣で寝ている妻の息だったという笑い話があります。

女性に息を吹きかけられたことのある方、どんな感じだったでしょうか。

A 回答 (1件)

生理時の女性は吐息ですぐわかります。


桃色吐息ならぬ灰色吐息・・・。
女性の吐息は苦手です。
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