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成功している、していないはともかく
今の日銀の金融緩和がやろうとしていることを、素人でもわかる簡略化したロジックにして教えてください。よろしくお願いいたします。
下記は私の現在の認識ですが・・・なんで金融緩和したら景気がよくなるのか、さっぱりわかりません。どうして日銀が国債を買うと・・・う~ん、わからん。


日銀が国債を買う
   ↓
マネタリーベース(現金+日銀準備金)が増える?
   ↓
銀行は、日銀に低い金利でお金を遊ばしていても仕方ないので一生懸命融資を増やす
   ↓
信用創造が働き、マネーサプライ(現金+預金)が増える これで初めて市中にお金が出回ると言える
   ↓
景気回復やったー!!

A 回答 (4件)

今現在、日銀は「市中に無い国債を購入する」ことは法令で禁じられている。



それをやれば多くの方がご指摘された通り「通貨流通量」は増える「筈」

だが現在日銀金利は「マイナス」だと言われている。

だれも日銀の債権は買わない、金利がマイナスで買うのはキチガイだ。
だから日銀の債権の入札率はゼロ以下だ。

だから実際には銀行は市中の債権を買っている。

日銀から債権を買うのは、また潰れたら嫌だから、お付き合いだ。

なお無視出来ないのが外貨だ、円安、米国ドル高だが、ユーロは「非常に自信が無い」
だからユーロ圏の機関投資家は「損を承知で」「円建て債」を買う。
ユーロは外から見るとまともだが、ギリシア、スペイン、ポルトガル、時にはイタリアまで
デフォルト(借りた金が返せない)状態にいつ落ち込むか分からない。
ドイツなどもう戦争はしないフランスの「顔を立ててやって」ユーロに移行したのだ。
まだマルクに復ろうという運動さえある。

米ドルは「狂った様に上がって仕舞った」今更米ドル建ての債権を買っても意味が無い
それなら安い日本の国債、社債を買う。金利ゼロでも日本は潰れっこない(甘いぞお前)

私の見解はユーロ不安説です。これはアベノミクスとは無縁だ。
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この回答へのお礼

債権??

お礼日時:2015/01/01 12:44

それは、2つのうちの1つの経路ですね。

もうひとつは、

日銀が国債を買う
   ↓
マネタリーベース(現金+日銀準備金)が増える
   ↓
円の価値が落ちるので、トレーダーを含め、多くの人が円を売りドルを買う。超円高が是正される。
   ↓
かなり円安になり、輸出企業がもうかる。輸入関連企業は苦しいが、株価をみるとトータルとしてはかなりのプラス。
ドル資産の価値が増し、資産運用の面で、ドル建てで投資していた企業、個人はすごく得をする。>そこから税金も入ってくる。
   ↓
景気回復やったー!!

現在のところ、この第二の経路の影響がずっと大きいようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!

お礼日時:2014/12/28 09:22

詳しい数値や細かいことを挙げ出すとここでは書ききれないので


参考程度ですが、、

ご回答ありがとうございます。

>日銀が代金をその銀行の預金に振り込む
私たちがネットで何か商品を買って、銀行振込するのとはかなりイメージが違いますが、まぁそうです。当座に払い込まれます。

>その前から預金の全てを貸出にまわせていなかったのに
本来、銀行の預金は全額、融資にまわすことはできません。

>預金がふえても直接的に融資をふやそうという行動につながらないと思うのですが
金融緩和は日銀の総裁が独断で決定できるものではありません。
政策決定会合で話し合いが行われます。民間からも審議委員に選ばれます。
(暗黙の了解というか、まぁ「わかってるでしょ?」っていうヤツです)
銀行側も手持ち現金が増えたことで少しくらい金利をさげても融資できる状況になります。

>マネーストックってそんなに劇的に増えているんでしょうか。あんなにマネタリーベース拡大した割にはそれほど増えていないという見方はできないでしょうか。
マネーストックはあまり増えてません。微増といったカンジです。
心理的な作用が強くはたらいた為だと言われています。
野党はそこを強調しているわけですが、世界情勢をとらえた際に欧州経済が低迷しており、アメリカ経済が強いロング基調を示しているので日銀は緩和の勢いで突発的なハイパーインフレを考慮したのでは とも言われています。
会見でも「ハイパーインフレは適切な金融政策で十分に防止できる」とおっしゃっていました。

あれだけ大規模な緩和策にともなってストックも劇的に増えれば
それは『過度な緩和策』となり日本経済に悪影響になります。

参考意見
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答、本当にありがとうございました!

でも、成功するしないはともかくとして
簡単な、矢印でこうなったら、こうなる、そしてこれにつながって・・・
というところがあまりにもあいまいで未だに腹落ちしていません。

マネーストックがふえていないのに、金融緩和だのお金じゃぶじゃぶ政策だの言っても
世間にはお金はじゃぶじゃぶ出回っていません。
ただ、日銀の準備金がふくれあがっているだけです。

お礼日時:2014/12/21 21:46

国債などを買い占めて、その代金を新たに貨幣を刷新することで


民間銀行にたくさんのお金を流通させる(量的緩和)
   ↓
民間銀行は手持ち現金が増えた分、利息を付けて融資にまわす。(銀行の本来の業務)
(その際、金利を引き下げて、一人でも多くの人が一円でも借り入れしやすくする)
   ↓
【個人】住宅ローンが組みやすくなったりして消費が増える
【会社】設備投資などがしやすくなる。効率UPで業績UPすれば給与もUPできる。
新店舗などをオープンさせれば働く場所が増える。

直接、金利を引き下げる『質的緩和』もありますが
どちらも金利を引き下げて人々が借金をしやすくするのが狙いです。
借金は長い期間にかけて借り入れと返済が繰り返されるので『お金の流れが発生します。』
金融緩和の最大の目的は『滞っていたお金の流れをスムーズに流れやすくすること』です。

昨今の緩和策で市場に出回ったお金の量は増えているのに、それ以上に物価が上昇しているので『買い控え・節約志向』が発生し貯蓄・預金にお金が回ったことで想定していたほどスムーズに流れませんでした。
しかし市中に出回っているお金の量は間違いなく増加しており、(物価や賃金よりも)先行指標とされる株価指数がここ半年で急上昇しているので、実感は少ないですが、現時点では一概に失敗しているとも言えません。(このあと、結果的に成功するかどうかもわかりません)

こういう関連の話は 捉え方は人それぞれですので
他の意見がでればそれも正しいですし、質問者さまの認識も正解だと思います。

参考になれば
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>国債などを買い占めて、その代金を新たに貨幣を刷新することで
これは、日銀が代金をその銀行の預金に振り込むということでよろしいでしょうか。
でも、その前から預金の全てを貸出にまわせていなかったのに、預金がふえても直接的に融資をふやそうという行動につながらないと思うのですが、いかがでしょうか。


>しかし市中に出回っているお金の量は間違いなく増加しており、
マネーストックってそんなに劇的に増えているんでしょうか。あんなにマネタリーベース拡大した割にはそれほど増えていないという見方はできないでしょうか。

お礼日時:2014/12/21 09:15

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