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先日、仕事で手話を3日間だけですが習いました。
そこでひとつ疑問に思ったことがありました。
携帯電話に「骨伝導」の電話が出ましたよね。電話に限らず補聴器などにこの骨伝導の技術を使ったら、全く聞こえない方にも聞こえる(音がわかる)ようにはならいのでしょうか?

A 回答 (5件)

結論から言えば、できません。


ある種の方は、骨導の音すらも聞こえないのです。ちゃんと骨導でも聴力検査するのですが、振動部がどんなに強く震えても、その振動の強さは感知できても、音としては聞こえないことがあります。
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この回答へのお礼

回答してくださったみなさん、ありがとうございました。勉強になりました!

お礼日時:2004/06/12 15:48

こんばんは!



早速ですが骨伝導の技術を使った骨導補聴器は既にあります。骨導補聴器は耳の後ろの乳様突起という出っ張った所に骨導端子(振動部)を当て補聴器で増幅した音を振動として内耳に伝えますが下の方も書いているように効果があるのは伝音性難聴(鼓膜、耳小骨など中耳までに障害がある方)の方に限られます。伝音性難聴の方はいくら悪くてもせいぜい70dB(デシベル)止まりです。骨導補聴器は構造上音量を上げるには骨導端子を骨(皮膚)に圧着しなければならないため、接触する部分が痛くなってしましす。(圧着が弱いと振動で骨導端子が暴れハウリングを起こしてしまう)などの問題があって軽度~中度までの伝音性難聴の方用となっています。聴力100~110dBくらいの方なら言葉は難しいですが危険回避などを目的とした音の認識だけなら気導補聴器で対応できます。補聴器で対応できなくて医師の判断する各種条件を満たせば人工内耳の適応も選択肢の一つかと思います。

以上まとまりませんが参考までに。
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医療職です。

難聴には伝音性難聴と感音性難聴があります。簡単に特徴を整理してみます。

伝音性難聴:外耳道や鼓膜、耳小骨などの障害による難聴。手術などで治ることも多い。重度の難聴にはならない。気導聴力が低下するが骨導聴力は正常。
感音性難聴:内耳、聴神経などの障害による難聴。手術による改善の適応になるものはほとんどない。気導聴力と骨導聴力が同程度に低下。

要するに手話を使用するような重度の聴覚障害者は、ほとんど感音性であり、骨導聴力も重度に低下するので、「骨伝導」の電話の使用は残念ながら難しいことになります。
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少し前によく似た質問に答えました。


難聴の原因がある部位によって、聞こえることも聞こえないこともあるそうです。
よろしければ下記をご参照ください。

http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=833373

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=833373
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既に携帯電話だけでなく、補聴器や家庭内で使用する固定電話等にも採用されています。


但し、骨伝導で効果があるのは内耳から脳までの機能が正常な方で、
内耳自体や脳の聴覚野が機能していない場合は聴こえないそうです。
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