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辺塔子(12や89)の切り順ですが、うまい人ほど19の端から切っています。
私からすると、19より28のほうが危険のように思ってしまうので、先に切っているのですがどうも違うようです。
どうして1→2や9→8と外から切るのでしょうか?

A 回答 (3件)

>辺塔子(12や89)の切り順ですが、うまい人ほど19の端から切っています。


私からすると、19より28のほうが危険のように思ってしまうので、先に切っているのですがどうも違うようです。
どうして1→2や9→8と外から切るのでしょうか?

まず、麻雀はマクラを除くと、3枚組×4個がアガリ形となります。
三枚組の卵は二枚組ということですが、この二枚組は基本的には4個あれば必要かつ十分ですが、5個以上であれば「面子多々(メンツタアタア)」と言って、最も三枚組になりにくいもの(たいていはペンチャン)を整理(捨てる)することとなります。面子多々でない場合は、ペンチャンと言えども手の中に置いておくほかはないのですが、例えば孤立牌の5に何かがくっついた場合は、もはや不要となったペンチャンを整理することになります。この場合は、ペンチャンは不要なので、より危険度の高い2を捨て、続けさまに1を捨てます。
これが普通の捨て方です。
1→2と捨てることを「逆切り」と呼んで、プロの雀士はこれを見逃しません。
1→2と捨てる理由は、タンヤオを意識している場合。例えば現在のマクラが「北」であれば、あわよくば2をマクラにチェンジしたいので、一巡の可能性を残して逆切りにする。
カンチャンからリャンメンに変化したとき。例えば面子が不十分なとき、1・2と持っているところに4が来ると、1を捨ててタンヤオのカンチャンにする、更にその後5が来れば、2を捨ててリャンメン待ちの「リーチ!」となる、したがって1・・・2と言う捨て牌のリーチに対しては3・6は死んでも捨てられません。
それが守りのセオリーですが、上手な人は、これを逆手にとって、単に整理したいだけなのに、1・・・・2と捨てて、3・6をクサク見せます。2→1と捨てると「ああ面子多々で整理したのだな」と読まれて、リーチに対して、敵は3を平気で捨ててきます。敵に「3は安全です」と読まれないために、あえて1→2と逆切りをして安全圏を狭くする(カモフラージュ)上級者も居るということです。
序盤で2→1と捨てるときは、面子多々で、5・6より上に卵があるときが多いです。将来その色が聴牌の箇所になったときに安く見せる効果を狙うのです。1→2と捨てるときは、カンチャンからリャンメンへの手変わりと見せかけて、実は安全な3・6を敵に捨てにくくさせている場合があります。
このように上級者は、どうせ二枚とも捨てる牌でも、ほんの少しでも効果のあるように捨てるので、1→2と捨てて敵の深読みをさそったり、2・1と捨てて、安く見えるその色の上で待ち構えたりします。
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この回答へのお礼

そういうことだったんですね。
これは大変参考になりました。
詳しい回答、本当にありがとうございました。

お礼日時:2015/01/10 21:21

切り牌はその局面によって違います。

相手の捨て牌、相手のテン牌の可能性などによって変わってきます。
もし、牌パイ直後であれば、一九字牌が必要な手を狙ったときを除いて、端牌をきっていった方がテン牌の確率が高いからだと思います。手が進んでいったときは、質問者様の言われるように中牌の方が危険牌になる可能性も高いようです。
しかし、それも相手の打ち方の癖によって変わってきます。
結論として、切り牌はその局面や捨て牌、相手の打ち方によって、変わってきます。牌パイ直後であれば、手を進めるために、端パイを切ることが多いように思われます。
字牌の場合は、安全パイとして残す場合もあります。
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2から先に切った場合、おそらく3や4を引いても使うのが難しくなります。


1,3となってもフリテンのカンチャンという愚形になります。
1,4となった場合も1は切らざるを得ず、結局2枚とも有効に使えません。
残った4に3がくっついてもフリテンですし・・・。

一方1から先に切った場合、3を引くとフリテンとはいえ2,3の両面になります。
4を引いた場合は2,4でカンチャンですがフリテンは回避できます。
いずれにしても1から切った場合直後に有効牌を引けば、2を有効に使える可能性が高いです。

とはいえ場の状況にもよりますが、自分は逆切りすることも結構あります。
また19より28が危険か?ということも、明らかにタンヤオ狙いならその通りですが、そうでない場合もあるので一概にどちらを先に切るべきとは言えません。
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