プロが教えるわが家の防犯対策術!

大御所アニメ監督というと宮崎駿、富野由悠季、庵野秀明、押井守あたりが挙げられることが多いですが、他の方はともかく押井守ってそれほどスゴイんでしょうか?
他のメンツは原作つき、オリジナルともに大作、ヒット作、駄作を作っていますが、押井守って原作つきばかりでオリジナルは全然ダメという印象しかないのです。
オリジナルというと「ケルベロス・サーガ」とか「立ち食い師」がありますが、どっちもパッとしませんし。
どこら辺をもって「巨匠」と呼ばれるんでしょうか?

A 回答 (6件)

私もそう思います。



前に押井守のインタビューがあって彼が言ってたのは

「誰もやった事がない新しい事をやる、その事こそ意義がある!!」

みたいな事を言ってましたが

うる星やつら~ザ・ビューティフルドリーマーのテレビ版とは真逆な漆黒の闇における実験性を謳い文句に「これは斬新だ!!新しい!!!!」みたいな評論家が太鼓持ちをし

攻殻機動隊では何がなんだかわからない近未来を描いて、それをジェームス・キャメロンみたいな大御所が「影響を受けた」みたいな事言うからさらに神格化し

みたいな相乗的渦によって成立った評価のように思います。

あくまで評論家受けする「斬新さ」「新しさ」ではなく誰にでも受けるような普遍性がこの監督には足りないように思います。

>どこら辺をもって「巨匠」と呼ばれるんでしょうか?

フロンティアスピリットだけが映画だと思ってるエッジ気取りな評論家だけの評価でしょうね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
評論家なんて「この作品は愚民には分かるまい!」的意見ばかりなんで信用できませんけどね。
素人向け作品で素人に分からない作品にしてどうすんだかと思います。
それはさておき、どうにも「人の褌で相撲」ばかりしてるように見えてしかたないのです。

お礼日時:2015/01/04 00:19

巨匠かどうかはわかりません。


ただ氏の「劇場版パトレイバー」の1作目と2作目は好きです。
逆にこれ以外のは全くあわず寝てしまいます。


巨匠というよりは、他人の作ったものをアレンジする人で何作か当たったって感じです。
    • good
    • 0

個人的には「すごかった」と思います。


パトレイバーあたりまで、押井節にはかなりハマっていました。
当時の、大人の鑑賞に耐えるアニメが今よりかなり少なかった状況を踏まえると、
押井守への熱狂も多少は理解出来るでしょう。

押井守が原作付きばかりなのは、
著書「凡人として生きるということ」にも書いてありますが、
彼なりのリスクヘッジだそうです。
うる星で名をあげた後、
べらぼうな予算をつぎ込んだ実験的作品「天使のたまご」が大コケ、
かなりの期間干されてしまった反省からです。
「天使のたまご」自体は、とてもいい作品なんですけどね。

鬱屈とした映画少年的な所を強く残しているせいか、
制約が少ないほど、出来損ないの芸術映画みたいなのを作ってしまいがちなので、
原作付きアニメという縛りは、今後もあったほうがいいかもしれません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
なるほど、「自分はオリジナルはダメだ」と分かってるんですね。
「ケルベロス-地獄の番犬」なんか途中で寝てしまって・・・

お礼日時:2015/01/12 21:14

>押井守って原作つきばかりでオリジナルは全然ダメという印象しかないのです。


確かに、オリジナルはとっつきにくいかもしれませんが・・・
人狼も確か彼が原作ですが難しいし、わかりやすい話ではないですね。

>どこら辺をもって「巨匠」と呼ばれるんでしょうか?
映画に関するこだわりですね。
映像美であったり、音であったりに関しては、抜きんでてますよ。
映画マトリックスだって攻殻機動隊の影響をもろ受けてますよね。
なにより、初期の映画、攻殻機動隊で培ったアニメーション能力で日本を牽引してきました。

プロダクションI.Gの石川社長は毎度押井アニメで技術をあげそれがエヴァに引き継がれたといってますよ。
この社長さんも作品に関しては大衆受けする作品でないことは明言しています。

また2Dアニメから3Dアニメへまさしく第一人者でしょう。
出来あがったフィルムをDominoを通して、フィルムに出す前に再処理した手法(Avalonからやってます)ものや奥行きの出し方を研究に研究を重ねてイノセンスは奥行きに力を入れてます。

No.3様の回答にあるように銃火器への愛着から煙を描く、銃を撃った際の硝煙など、細かいでティールは最高です。
音へのこだわりも多く、映画で130チャンネルで撮ったりと、普通の監督さんではしないことをします。
総じて、能力のある監督さんだと僕も思います。
わかりにくい作品が多いのですが、何度もみるとわかってくる作品が多いですよ。
僕なんて、押井作品は何度も何度もみます。
何度もみないとわからないスルメ映画なんです。

巨匠だといわれるのがわからないとありますが、万人受けする人だけが巨匠ではないということでしょうと僕は思っています。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ありがとうございます。
押井守は「物語」が他人の借り物ばかりで、映像美だのばかりにこだわってるだけじゃん!と思ってしまいまして。

お礼日時:2015/01/04 00:12

私の個人的な評価では、巨匠としては、押井守氏がトップにきますね。


そして、質問者さんのあげた中で、一番ダメと評価するのが宮崎駿です。

>>どこら辺をもって「巨匠」と呼ばれるんでしょうか?

うる星やつら「ビューティフルドリーマ」は、オタクに目を覚まさせる一撃を与えた作品だったと思います。高橋留美子氏は、この映画で、自分の作品世界を壊されたと怒り狂ったという話を聞いたことありますけどね。(ほんとかどうか知りませんが・・・)
「パトレーバ」は現代日本社会の矛盾を鋭く突いた作品だと思いました。「攻殻機動隊」は、きたるべきコンピュータ世界の未来を感じさせ、さらに福祉社会の矛盾、人として生きてゆくときの価値基準など、考えさせられることがとても多い作品だったと評しています。

まあ、早い話が、作品の中にある思想性への評価でしょうか?ですから、大衆向け娯楽作品として見たら、ダメという評価が多くなるかもしれません。

なお、質問者さんが上げられたケルベロスや立ち食い師など、オリジナルの作品の多くは「あまり面白くないなあ、見ていて眠くなる」という感想を私も持ちましたけどね。
マイナス評価の作品も多いけど、プラス評価の作品のインパクトが大きいってことで、私の中では、押井氏がトップの巨匠です。

それから、私は重火器、武器関係が好きなんですけど、押井氏もアニメにおける銃撃シーンの映像、音撮りのために海外ロケを行ったといいます。
そういう数秒、数十秒の銃撃映像のために海外ロケをやるこだわりなども、彼をトップにもってくる理由です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
他の監督は「その作品前後で時代を変えた」というのがありますが、押井守にはそういうのが感じられなくて。
演出家としての巨匠ならわからんでもないのですが。

お礼日時:2015/01/04 00:07

個人的な意見ですが、巨匠ではないと思います。


理由:わたしが知らなかったから、・・・
これではダメ?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
「誰でも知っている」というのも巨匠と呼ばれる条件と思うので、それでもOKです。

お礼日時:2015/01/04 00:06

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!