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セラミックと金属でできている積層セラミックコンデンサは、故障してコンデンサ本体が燃えることはありますか?

A 回答 (4件)

メーカー側の良いアドバイスがあります。


参考URLをご覧ください。

セラミックコンデンサは過電圧の場合、短絡モードで故障します。
短絡状態に陥る確率を低減する為のアドバイスが説明されています。

積層セラミックは構造的に、短絡モードに陥る可能性が低減されていて有利なようですね。
短絡モードで故障すると、実装されている基板側の発熱もありますが、コンデンサ側の発熱もあります。
回路構成や使用部位によって異なりますが、コンデンサ側にエネルギーが集中する使い方(例えば電源のパスコン)だと、燃える可能性もあると思います。(いまだかつて見たことはありませんが)

最終的に機器の火災を防ぐ為に、基板面積を抑えたり、基板材料を厳格に定めたり、周囲電線や電気部品に難燃性部品を定めたり、基板収納容器に防火エンクロージャー構造を定めたりして、火災発生確率を低減させています。

現在の安全常識において、短絡モードで故障して火災などの危険状態に陥る確率(故障率)は、スイッチング電源の故障率やその原典のMILハンドブック217などのMTBF値によらず、MTTFd(危険側故障率)を推測し使用します。

参考URL:http://www.murata.co.jp/products/lead_mount/solu …
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詳しくないですが、「故障モード」というキーワードが参考になるかも。



故障するとどうなるか、という意味で、
セラミックコンデンサの故障モードはオープン、
タンタル電解コンデンサの故障モードはショート、などと聞いたことがあります。

タンタル電解は故障により発熱し飛ぶ事がありますが、
セラミックコンデンサはオープンとなり電流が通じなくなるので、
電流による焼損はまず起こらないと思います(もしかすると使い方、電圧や信号のかけ方によるのかもですが)

とはいえ、物理的事故などにより、固い棒状のものがピンポイントでコンデンサに命中し
押しつぶされるようなことでも起これば金属端子がショートし発熱するかも知れません。

ただしセラミックは可燃物ではありませんので、熱され赤く光ることはあっても「燃え」ません。
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積層セラミックが焼損した事例はあまりないですね。


でも、セラミックコンデンサは焼損と言っても、完全に燃えず一部焦げて穴が開いていたり、半分吹っ飛んでいたものを見たことがります。
所詮、積層セラミックでは容量が小さいので焼損まで至らないのではないかと考えます。
その前に、どこかの半導体や抵抗などが先に故障してしまいます。
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コンデンサ本体が燃えるかどうかはわかりませんが、リード線付きだと塗装が燃えます。


また、端子が高温になるんで、プリント基板が燃えます。
セラミックコンデンサは、サージ電圧によりショート不良を起こしやすく、CRスナバ等の不良になりそうなところに使うときは、2個同時に壊れることは先ず無いため、直列使用が原則です。
積層でなかった頃に比べ、積層になってからは、故障率が大幅に悪化したとゆうのが実感です。
ここで、「RCR-9102B スイッチング電源の部品点数法による信頼度予測推奨基準(スイッチング電源のMTBF JEITA推奨算出基準)」を選択して、コンデンサの故障率を見て下さい。
http://www.jeita.or.jp/cgi-bin/standard/list.cgi …
コンデンサのの中で故障率が最も悪いのがセラミックコンデンサで、チップセラミックコンデンサは中でも最悪ですね。
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