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去年は新聞やフリーペーパー等の媒体で、「ハイレゾ音源はCDより音が良い」という記事を沢山目にした一年でした。しかし一点疑問点があります。ハイレゾ音源が「CDと比べて音が良い」という記事は沢山見かけたのですが、「レコード(いわゆるアナログ盤)と比べても音が良い」という記事は目にしませんでした。ハイレゾ音源は、レコードと比べても音が良いのでしょうか。レコードには、CDでは大幅にカットしてしまった音域が存在するので良い音だと昔から知っていましたが、最近登場したハイレゾ音源も、CDよりも幅広い音域を有するという事は、ハイレゾ音源とレコードには共通性があると思うのですが、それでもやはりレコードと比べてもハイレゾ音源の方が良い音質なのでしょうか。もしレコードよりもハイレゾ音源の方が良い音質の場合、具体的に数値上で言うとどのくらいの差なのでしょうか。微々たる差なのでしょうか。それとも圧倒的な差なのでしょうか。

またこれとは別に、数値上はCD<レコード<ハイレゾ音源の順に音が良いとしても、音声信号の種類はCDとハイレゾ音源は「デジタル音声」なのに対しレコードは「アナログ音声」ですが、聴こえ方と言いますか、聴いていて快感に感じるのはハイレゾ音源とレコードのどちらなのでしょうか。もちろんこれには個人差もあると思うので一概に言えないと思いますが、この点も併せて御回答お願いします。

A 回答 (12件中1~10件)

普段LPを愛聴している者です。

e-Onkyoのハイレゾ音源も時折DL購入していますが、イマイチ物足りません。歪みもノイズも少なすぎて、蒸留水のような感じ。音楽を洗濯・漂白してしまったように聞こえます。

ハイレゾは確かに高音質ですが、なんか心に迫ってくるものがない。どこかよそよそしいんですね。試みに同じ音源のCDデータをPCに取り込み、アップコンバートしてハイレゾと聴き比べてみたら、どっちも機械的に作られたような冷たさがあって、大して変わりませんでした。

一方LPは、オーディオIFで再生音をPCに取り込み、波形編集ソフトで表示してみると、波形がものすごく汚れています。音に歪みが載っている証拠です。

しかしその歪みこそが、生々しさ、迫力、温もり、潤い等々、物理特性では説明できないLP独特の味わいの秘密のようです。こうなるともはや、良し悪しではなく好き嫌いの問題でしょうね。

ただ、LPで困るのはCDと違って製品ムラが多いことです。

ベテラン技師が細心の注意でマスタリング~カッティングしたLPは天上の音楽かと思うほどの美音を奏でますが、雑に製作されたLPの音は雑音でしかありません。

また、ていねいに製作されたLPも、レコードプレーヤーの性能が不十分だったり針が摩滅していたりすると、スマホやガラケーのスピーカー以下の音しか出しません。

CD&ハイレゾ=デジタルの再生音は平均してそこそこいい音だが、極端にいい音はない。LP=アナログは、いいものは極端にいいが、悪いものは極端に悪い。これが結論です。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。具体的で分かりやすい解説、大変参考になりました。

お礼日時:2015/01/11 15:40

>ハイレゾ音源がアナログ盤と比べても音が良い


>という記事は目にしませんでした。

その理由は、ハイレゾ音源とレコードとを聴き比べる適切な方法が無いからです。

さらに言えば「ハイレゾ音源はCDよりも音が良い」というのも不適当な物言いです。なぜなら、ハイレゾ音源とCD音源とを比較する場合、本当に「PC(あるいはNAS)に格納した音源」と「CDプレーヤー経由の音楽信号」とを「適切な方法で」聴き比べた例は皆無だからです。

多くは「ハイレゾ音源とCD規格の音源を両方PC等に格納した状態」で両者を聴き比べたものでしょう。同じ条件ならば情報量の多いハイレゾ音源の方が良く聴こえるのは、まあ当然です。

しかし、普通CD規格の音源というのは文字通りCDというメディアをプレーヤーでドライヴしたものを指します。決してCD規格の音源をPC(あるいはNAS)に格納したものではありません。

だから、PC音源とCDとの、本当の意味での比較は不可能だとも言えます。なぜなら、音楽信号を格納したPC等は、どの程度のCDプレーヤーと比較したら良いのか誰も分からないからです。何しろCDプレーヤーは価格帯によって大きく情報量・解像度が変わりますからね。

ハイレゾ音源を格納したPC等と、安価なCDプレーヤーとでは、そりゃハイレゾ音源が勝つ公算が大きいでしょう。しかし、ハイエンドのプレーヤーでのCD再生音と比較したらどうなるか。その高級CDプレーヤーと対等な条件で比較出来るPC(あるいはNAS)とはいったい何なのか。。。といった疑問が出てきます。

これがアナログレコードの再生になると、レコードプレーヤーの価格帯による音質の違いはCDプレーヤーの比ではないのです。どのグレードのレコードプレーヤーで再生した音と、ハイレゾ音源とを比較すべきなのか。。。そんなことはハッキリと決められません。

>ハイレゾ音源は、レコードと比べても音が
>良いのでしょうか。

まったく形態も使い勝手も違うメディアを比較して優劣を決めることは、意味が無いと思います。聴いていて快感に感じるのはハイレゾ音源か、それともレコードか。。。そんなことは各リスナーの感性が決定すべきことであり、一概に「こっちの方だ!」と決め付けるものではないです。

メディアの形態よりもオーディオ機器自体の性能の方が、音質に大きく影響するということも言えますしね。

ただし、レコード再生の方が「趣味性」においてはPCオーディオよりも遙かに高いことは(今のところ)確かだと思います。
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ここにいくら理屈をならべてみても、人それぞれですので、


善し悪しは自分で聴きくらべてみるしかないと思います。
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こんにちは。



LPもCDもハイレゾも容器に過ぎません。LPはちょっと変わった容器ですけど。
これに盛る料理が、器より小さければ、LPもCDもハイレゾも関係有りません。
で、実際どうなのかと音の入り口であるマイクロフォンを調べてみれば、LP時代に音が良いと神機のように崇められていたNEUMANのU87で周波数特性が40~16000Hzと、スタンダードCDすら満たさない特性。ハイレゾマイクなんて無かったのです。

こちらの回答も参照。
http://okwave.jp/qa/q8868503/a24631610.html

容器的には、LP<CD<ハイレゾです。
LPはいくら頑張ってもCDを超える事はできません。これは、デジタル録音からLP化された音源が絶賛された事でも明らかです。

レコード(LP)については、No.8に良回答がありますが、
言わせて貰えば、保存食品に例えて、CDやハイレゾは冷凍食品。LPは乾物くらいの違いがあると思います。
CDやハイレゾは容易く生に近い状態(エンジニアによって調理されている為に生とは違う)にできますが、LPは上手く戻さないと味も食感もてんで駄目になります。乾物には生に無かった旨みができますが、それを上手く取り出して味わうことができるのは、知識・経験・情熱を持ったマニアのみでしょう。
それ故、LPがCDによって市場から駆逐されて消滅したものの、一部マニアによって細々と聞かれてきたのです。
上手く取り出すと、生や、CD・ハイレゾでは味わえない旨みを堪能することができます。
LPやCDには、粗悪品も結構ありますね。ハイレゾも普及するとそうなって行くのでしょうけど。

ハイレゾ音域は聞こえない方が良いです。かつて私は幸か不幸か聞こえてましたが、その音域の音は生活の中でもほどんど有りません。聞こえる場合も有意義な音ではなく他人に聞こえない不快なノイズを嫌な思いをして聞くに過ぎません。幸いなことに、マイクの特性のおかげで録音にはこの嫌な音は入ってませんので安心して聴く事ができました。
研究用には必要でしょうが、ハイレゾ録音マイクなんて出来ない方が良いですね。
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音はアナログです。


昔はアナログのまま記録して、アナログの媒体で流通させ、再生していました。
今は、アナログの音声をデジタルに変換して記録し、デジタルの媒体で流通させ、聴く時にデジタルからアナログに復元して聴いています。

●机上の(空)論ではw

ウィキペディアの「アナログ-デジタル変換回路」です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A% …

ウィキペディアの「デジタル-アナログ変換回路」です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%82%B8% …

それぞれのページ左上の図をご覧下さい。
アナログがデジタルに変換されると滑らかな曲線がガタガタになり、それをアナログに復元しても元のなめらかな曲線にはなっていませんね。

ハイレゾはCDよりガタガタがきめ細やかになっているだけです。きめ細やかになったことで再現性はアップしますが、いくらハイレゾ度を上げても、ガタガタがなくなることはありませんから、アナログに追いつくことはありません。


●実際に聴くと

いままで。皆さんがお書きになったような状況ですw つまり、聴こえ方は一様ではなく、人によって異なります。それぞれ再生する媒体も再生する環境も違いますしね。
質問者さんも、できればご自分で体験されるといいですね。

私の場合、ハイレゾよりレコードのほうがいいですし、ハイレゾよりCDのほうがいいです。
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どれをもってよい音とするかで違います。


ノイズがなくS/N比の高さを良い音とすればCD
CD以上の音域、デジタルにし切れない音を良い音とすればレコードになると思います。

ハイレゾとレコードはどこまでいっても平行線です。
理由はレコードは味噌に刻まれた音を針で読み出すのにたいしハイレゾはCDと同じくデジタルの情報ですから・・・
ハイレゾというのも本来はCD以上のサンプリング周波数をいうものですから48kHzでも96kHzでもハイレゾとなります。
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音が良いかどうかは、聞く人で違いますし、音に変換する部分で大きく違ったりします。


いずれにしても、前後の定位が再現できないで生演奏と全く違った音しか再生できないような録音方法、スピーカでは好みで選ぶしかない。
オーディオを趣味とする高音域があまり聞こえないような年配者は、気持ちよく聞くことができれば満足でしょう。

私としてはハイレゾ音源は他と違ってすごく滑らかであり、生演奏の音色をそのまま再現できているように聞こえます。
恐らく音としてミリ単位で位相ズレが発生していないのではないかと考えます。
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デジタル、アナログの比較は理解できますが、現在では比較は無理と思いますが?


現在は、録音がほぼ100%デジタルと思います。
母体がデジタルをレコードに変換しても、単なるアナログ風と理解しますが。

私も、レコード等のアナログは大変気に入っていますので、割り切って如何にアナログ的な音を出す方向に力を入れています。
趣味として、自作出来る物は自作で遊んでいます。
レコードプレーヤーから真空管アンプ、最近では励磁スピーカーの自作。
いかにアナログ的な音に近づけるかと思いますが。

私の感想としては、アナログに凝りだすとそれ相応の出費が必要です。 デジタル系は割と安価に出来ます。

自作のレコードプレーヤーです。
「ハイレゾ音源とレコードはどちらが良い音?」の回答画像5
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良い音というのは、基準が難しい。



ノイズもなく原理的なひずみもない(かなり少ない)CDのほうがレコードよりも音が良い、という結論に至ったのは15年以上前のことだったはずです。

またハンドベルの曲などは音の特性からレコードでは再生が困難でCDになって音源化されたなどという話も聞いたことがあります。これはレコードの針の物理的な追随性の限界なのでしょう。対してデジタル音源はデータさえ作ればどんな音でも出すことができるようなものです。


ところが、このレコードの針の追随性の悪さが、逆に『良い音』になる。逆にCDのどんな音でも出せる原理的な良さが欠点になる。
音は1本の曲線です。レコードは針の動きが直接音になるので、いわば滑らかな音が出ます。ところがCDは(長くは書きませんがDA変換はサンプリング定理に従っていないので)録音したものとはかけ離れた酷い信号を再生します。原理的にどんな音でも再現できるデジタル音源で、酷い信号を出力するのですから、レコードとは逆の滑らかでない音が出ることがあるんです。

あとは『良い音』をどこに求めるのか、ノイズだらけで一回転ごとに揺らぐレコードは良い音なのか、ということです。

ハイレゾ信仰は酷いと感じますが、PCM音源ならハイレゾもCD音源も大差がないことが分かっています。気分の問題。
DSDは、CDの酷い部分を(力技で)改善しているので、CDよりは酷い音を出しません。おそらく現在一番良いのはDSD音源でしょう。でも入手が難しい(PCM音源を変換してもあまり良くはない)。
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はじめまして♪



元々、スタンダード規格のCD方式と、それより高解像度なハイレゾ、
元の音声信号をより正確に、精密に記録出来る、という差異があります。

テープやディスクなどのアナログ再生では、よい音と感じられる記録範囲が狭く、その再生環境による影響も大きいので、CD規格を超えた好ましい音を得るのは、とてもむずかしいのです。
(オーディオファン、オーディオマニアックは、こういう部分にコダワリを持って、あれこれ工夫や試行錯誤から、より好ましいサウンドを引き出しています。)

一般大衆的に言えば、むずかしいアナログよりもデジタル(CD)の再生の方が、簡易な状キュで依りよい音を体感出来やすいので、CDが登場してからかなり早い期間で旧来のコードよりもCDへ以降、普及が進みました。

ハイレゾと呼ばれる音源フォーマットは、1999年に登場した「次世代CD規格」という、SACDやDVD-Audioの再来です。
高品位デジタル記録/再生の、次世代CD規格が普及しなかったのは、ソフトもハードも高額で、一部のマニアックには支持されたのですが、一般大衆には無視され、SACDは細々と存続、DVD-Audioは実質的に消滅しています。

ネット通信環境が良くなってきたので、数年前から「ハイレゾ」という音源データが利用される環境も多く成っています。

記録データがどんなに良くても、最後はアナログに戻して聴くのですから、歴史的に積み重ねた再生技術というアナログ環境がソレなりに高い環境でなければ、スタンダードのデジタル記録と、ハイレゾ記録の再生音の差異は、本質的な部分で感じ取れないと思う。

アナログレコード再生なら、通常のラインレベレ信号に至るまで、最低プレーヤ、カートリッジ、フォノイコライザーという部分で20万円くらい、それぞれをより活用する両者側の知識や経験等の運用レベルが高く無いと、CDとかハイレゾに、アッサリひれ伏してしまう事もあると思われます。

記録や再生の帯域、、という考えで比較試聴していれば、なんら「高度な良さ」は実感出来ません。
私も、スペックとか、そういう部分で考えていた頃があるのですが、複数で歌っている状況、音源の違いや再生検鏡の違いで、個人の歌唱がそれぞれ聞き分けやすかったり、ごっちゃに聴こえたり(大まかに全体では大差はないが、、)、この違いはなぜだろ?
って思ってから、少し深いオーディオに進みました。

私自身は長くオーディオという趣味を楽しんでいますが、潤沢な資源(予算)が無いので、高価な機器を揃えているピュアオーディオファンとは違い、安価な中で、いろいろ試す、と言うプアオーディオの範囲でしょう。
(アナログレコード再生に関しては、長い期間で50万以上は投資しています、アナログテープに関しても同等以上の投資はしましたかねぇ。)

音源がアナログだろうが、通常のデジタル(CD)だろうが、高品位のデジタル(ハイレゾ)だろうが、結果的には「アナログ」信号に戻して、基本ローテクなイヤホン/ヘッドホン/スピーカーで、空気振動として「耳」に届き、脳内での感覚判断。と言う結果なのだと思います。

脳内で判断するため、個人差も大きいのは間違いない事実ですね。

オーディオと言うモノは、科学技術で考案され、工業技術で実用化、しかし音楽と言う「芸術」を結果的に聞いた人が聴いて、感性、官能判断という結果で善し悪しを個人が判断する。

大衆的な分野では、もはや十分な環境ですが、それより高い芸術性、感受性を求めた場合は、単なる方式や機器選択ではなく、個人の感性領域で考える、高度な趣味の世界になって行くのでしょう。

なお、どんなに音質が悪くても、感動出来る「音楽」は存在します。
この原点を忘れたオーディオファン、オーディオマニアは、おそらく遠回りしてから理解すると思います。(私も、かなり遠回りしましたから、、汗)
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