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舞台写真(ミュージカル、ダンス、ストレートプレイほか)を撮るのに適したデジタルカメラを探しています。
被写体は、ステージ照明の元で撮影する舞台セット、演技者などです。
撮影は、舞台稽古のときに、客席から撮影します。(本番中の隠し撮りが目的ではありません。念のため^^;)

低予算なので、正直なところ、安価なカメラほど嬉しいです・・。
他に、経験者の方から舞台撮影のアドバイスなどいただけたら幸いです。よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

安いデジタルカメラでは無理そうな気がします。



私は時々ミュージシャンのライブを撮影しています。
おそらく似たような状況だろうと思いますが、
カメラはフイルム、デジタルを問わずに、マニュアル設定の出来るものを使います。
露出はスポットライトの明るさを基準にして微調整します。
会場の設備で異なりますので一概に言えませんが
ISO800のフイルムの場合、絞りF4.0、シャッター速度1/250あたりが適正です。

オート露出では周辺の明るさ(暗さ?)に影響されて露出が狂いますので
シャッター速度、絞りとも固定して、状況によって露出補正をしながら撮影します。
補正幅は多くてもひと絞りくらいですから、
ネガフイルムやデジタルカメラのRAW撮影なら補正は必要ないかもしれません。

露出の測定は事前に舞台の上でスポットライトを入射光式の露出計で測ります。
ほとんどの場合で主役にはスポットライトが当たっていますので
その数値に固定しておけば主役に対しては適正露出になります。

スポットライトのない舞台撮影の場合でしたら
一般的な場面での照明で露出を固定すれば、それで殆どは適正露出になります。
かえって屋外の風景撮影のほうが露出決定は難しいです。

舞台の雰囲気とか脇役の仕草などを撮る場合には露出を変えますが
その辺りは経験値です。たくさん撮影をこなすしかありません。

撮影レンズも、明るい単焦点レンズを数本、それぞれに別のカメラボディに付けて使います。
私の場合は300mmF2.8、50mmF1.4の2本を一眼レフで、
広角専用に21mmレンズを距離計カメラに付けて使っています。
ピント合わせもオートでは都合が悪い場合が多いですから
たいていはマニュアル焦点になります。
舞台上は暗いですから、ズームレンズでは暗過ぎてピント合わせができません。
その上、自動焦点は絵づくりが単純になってしまいますので使えません。

そんな訳ですので、自動焦点、自動露出でJPEGしか撮れない安いデジタルカメラでは
舞台撮影は無理だろうと思います。

ご質問の内容からプロ品質をお求めではないのだろうと想像しますが
いちおうプロの撮影状況をお知りになっておくのも
何かの参考になるだろうと思って投稿しました。

もちろん、仕上がりを気にしないのであれば、安いデジカメで充分写りますけど。
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この回答へのお礼

ご丁寧に細かい解説を有難うございました。
とても参考になります。言葉数少ない質問に、ここまで回答していただけるなんて恐縮です。精進いたします。

お礼日時:2004/06/15 02:17

娘のダンスの発表会での話です。


写真館の方はキヤノンEOS10D+70-200mm F2.8+三脚の組み合わせで撮影してました。結果は十分な品質の2L判の写真でした。
私は銀塩一眼で撮影しましたが、ストロボなしで撮影するために、以下のことが大切だと思います。
・レンズの明るい方が良い、F2.8クラスより明るいレンズをお勧めします。
・感度をISO400は必要。
・レンズの焦点距離は、被写体との距離で決まってきます。ポジショニングが大事。
・手ぶれ対策といして一脚または三脚の使用したほうが良いと。

舞台セットの撮影は問題ないと思いますが、演技者の撮影はかなか難しいものです。特にダンスは動きが速く、なんとなくシャッターを切ったのでは、必ず被写体がブレます。顔が止まる瞬間を狙ってシャッターを切ると良いと思います。

もっと手軽にと考える場合は、明るいレンズのデジカメ+外部ストロボ(デジカメのストロボは弱い)+三脚という装備はどうでしょう。
舞台はストロボなし、演技者はストロボあり(夜景モード)で撮影すれば、それなりの雰囲気が撮影できるはずです。

キヤノンですと高倍率ズームが特徴PowerShot S1 IS、明るいレンズと高画質が特徴のPowerShot G5が良いかもしれません。

参考URL:http://cweb.canon.jp/product/index.html
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この回答へのお礼

撮影状況などのお話が聞けて、大変参考になりました。
有難うございました!

お礼日時:2004/06/15 02:23

No.2です。


前回書き足りなかった部分を・・・

舞台撮影の失敗の原因は
「自動露出」「自動焦点」「暗いズームレンズ」の3つです。
つまり、最近のデジタルカメラにすべて当て嵌まるものです。

ですので、ご購入予定のデジカメがこの3つの要素を外したものであればある程、
いい舞台写真にすることができます。

全てを外すと一眼レフデジカメになってしまいますから、そこまで望むのは無理としても、
ひとつでも多く撮影者の自由になる部分があるだけで結果はぶいずん違ってきます。
例えばマニュアルフォーカスが出来るとか、或いは露出を固定出来るとか、
又は、明るいレンズが付いているとか、です。

ただ、現実的な事を言うと、
安価なデジカメでは液晶画面でフレーミングと合焦確認をして
フォーカシングはボタン操作というタイプが多いですから
事実上細かなマニュアルフォーカスは不可能ですし
露出の固定や補正も、設定画面が液晶メニューの奥にあるのでは現場で使えませんから
その2つは望まないほうがいいのかもしれません。

レンズについてはF2.8クラスのズームレンズがついた機種もあるようですから
それをお選びになれば多少はマシかもしれません。
デジカメのF2.8は絞り開放撮影でも充分奥までピントがきます。
ズームレンズの使い方については
最広角側と最望遠側の二ケ所しか使わないようにして、
撮影中のズーミングを避ければ単焦点レンズ2本と同様の使い方ができます。
安易なズーミングは失敗のもとです。足りない部分は足で補います。
本番使用前に幾度も練習して「最広角側」と「最望遠側」の画角を
ご自分の中にしっかり覚え込ませれば迅速な移動と画面構成ができます。



それから、「舞台稽古」とありましたから問題はないかもしれませんが
本番を撮影する時には客席側からのライティングは絶対に避けてください。
もちろん、デジカメの内蔵ストロボは、撮影には何の効果も果たせませんから
使用する事にほとんど意味はありませんが
出演者が嫌がりますし、計算された照明効果を壊すことになりますから。
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この回答へのお礼

先程同様、丁寧な解説ありがとうございます。
とても分かりやすいです。

お礼日時:2004/06/15 02:20

舞台から差し込む光というものは、屋外でのポートレートにおける逆光に匹敵するところもあるのですが、これを再現することの困難さは、半端ではありません…。



静止画ではなく、動画での再現をオススメしますが、どうしても…ということであれば、客席側からライティングを施すことですね…。

そうすれば、多少安価なデジカメでも問題はありません。
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>舞台写真を撮るのに適したデジカメは?


普通のデジカメまたはカメラで撮られたことはあるのでしょうか?
その時、どんな点が不満に思われたのでしょうか?

この質問の範囲なら、多少望遠倍率が高いものがいいように思えます。
こちらにある10倍ズームのものを利用されてはいかがでしょうか。
http://allabout.co.jp/computer/digitalcamera/clo …

参考URL:http://allabout.co.jp/computer/digitalcamera/clo …
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