アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

塩化カルシウムを添加した場合と水酸化カルシウムを添加した場合とで、土壌溶液中のカルシウムイオン濃度は同じか、それとも違うか? 違うとすればその理由は?

この問題がわかりません。教えてください。

A 回答 (1件)

本当は、土壌条件により、あるいは添加量によって、答えがちがってくる可能性があると思いますが、


ご質問に書いてある条件だけで比較して答えを出すとしたら、
「水酸化カルシウムを添加した場合のほうがカルシウム濃度は低くなる」が答えでしょう。
理由は「塩化カルシウムの場合は中性塩なのでpHがほとんど変化せず、土壌の塩基吸着能もあまり変化しないが、水酸化カルシウムの場合はアルカリなので土壌―溶液系のpHが高まり、それにともなって土壌の塩基吸着能が大きくなり、カルシウムを含む塩基類の土壌への吸着が多くなって、土壌溶液のカルシウム濃度が低くなる」です。
でもこの問題は結構難しい問題だと思います。
ちなみに、「塩化カルシウムでは塩素イオンが添加された量が全部 溶液中に残るが、水酸化カルシウムの場合は土壌の緩衝力によって水酸化イオン濃度が低下するため 溶液の濃度が低くなる」という答えも可能だと思います。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

わかりやすい説明ありがとうございます。

お礼日時:2015/02/08 16:48

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!