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子供も大人と同じ刑罰にしますと法律が変わったとして、9歳の殺人犯とか10歳の性犯罪者が仮に捕まって、その人が懲役14年、懲役8年の判決になって刑務所に入れられたとして、釈放後のその人の人生ってどうなるんでしょうか。
刑務所内に設置された中学で3年、高校で3年、合計6年間、普通の成績で卒業しましたと履歴書に書いて採用する企業や入学できる大学は刑務所の外の世界にありますか。
死刑判決になる場合は子供でも未来を考えなくていいから大人の犯罪者と比べて甘い判決を出す必要はないですが、そうじゃない場合で大人と同等の判断をするとき、同じ期間の拘束でも大人と比べて結果的に重い罰になってないですか。
少年法がなくなって大人同様の刑罰になったら子供の重罪犯の将来はどうなって、それが社会に悪影響を与える可能性はないのか、教えてください。

A 回答 (9件)

一線を越えた犯罪は決して許されることではありません。

それなりの罰を受けるのは当然のことです。
悪事で最終的に誰かが得をすることはありません。
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少年法を含む刑法の存在意義を考える時に重要なのは「社会にどれだけのメリットがあるか」です。


日本の刑法・少年法は世界的に見て非常に評価が高いのです。
なぜなら、日本の刑務所や少年鑑別所の教育プログラムは効果的で、また社会に戻った時の保護司などのバックアップも行き渡っており、それが結果として再犯率の低下につながっているからです。

日本の少年法は再犯率が世界的に見ても、とても低いのが特徴であるといえます。

そして、犯罪者の罪の償いは死刑を除けば刑務所での刑務期間が終われば終了する、というのが法治国家の基本でもあります。

もし、犯罪を犯した少年が、大人と同様に刑に服した場合、学校に行くことはできません。刑に服すということは「公民権の停止」ということですから、名前もありませんし(番号で呼ばれる)、すべての行動は規則によって指定されているからです。刑に服すということは、誰でもこの状態を受け入れるということですから、少年だからといって特別扱いはされません。ですから少年法は少年刑務所と少年院という大人と別のシステムで運用されているわけです。

これを基本的には学校教育を修了したとされる大人と同等の刑務所に居れたら、刑務期間が終わって社会に出てきたときに、本当に路頭に迷います。
つまり稼ぐための仕事につく能力がまったくないし、仕事を得るための学力も非常に低いということです。

これだと、よくて生活保護ですが、ちょっとでも躓けばすぐに再犯を犯すことにつながっていきます。
つまり少年法を廃止して、少年が大人と同等の刑を受けるというのは、教育の機会、更生の機会を損ない、再犯率を押し上げるデメリットがある、ということです。

実際、これには江戸時代の人足寄場というシステムが参考になります。当時の刑法は今のものよりも当厳しく「1両盗めば島送り5両盗めば打ち首」でこれには少年であろうと関係がありませんでした。

しかし、江戸は常に地方からの流入があったため、地方で食い詰めた人たちが江戸に流れ着いても職がなく、自暴自棄になって犯罪を犯すことが多くありました。
これを見かねた鬼平、長谷川平蔵宣以は、軽犯罪を犯したものを人足寄場という今でいう職業訓練所に送り、手に職をつけさせ、雇い入れてくれる先を見つけてから出所させ、再犯率の低下に大いに貢献したとされています。

前に、このような質問の中の回答で「犯罪者は出所しても結局ホームレスになって野垂れ死ぬ」と書かれた方がいましたが、そうなってしまったら自暴自棄で凶悪犯罪に手を染めたり、暴力団まがいの組織にはいったりと、治安が悪くなるのは間違いないことなのです。

ですから、特に少年については「大人と違って学習そのものが必要である」という観点から、少年院などで教育を施し、出所後も数年保護司などをつけて社会への復帰を促すわけです。

少年法がなくなったら、または対象年齢を引き下げたら、サポートを必要とする未熟な者が必要な社会的サポートを受けられなくなり、犯罪が増えて世の中の不安定さは増すといえます。
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「少年法を無くすべき」と言ってるのは頭の悪い人だけです。


少年法が無くなったら9歳どころか3歳とか2歳の過失犯でも懲役刑の対象になってしまいます。
そんな馬鹿な社会を作ってる国はどこにもありません。

まともな人の意見は「年齢制限を引き下げるべき」というもの。
義務教育を終えた時点で教える倫理はもう無いわけだから、16歳からは大人と同等で良いとする論理。
それ以外は現状のままでいいでしょう。

今でも凶悪犯罪に関しては10歳頃から少年院送致可能。
13歳からは普通の犯罪でも少年院送致。
妥当なところだと思います。
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この事件もそうですが、実際に起きている少年犯罪に目を背向けて、


少年法に話題を転化している人が多く見受けられるように感じます。
おそらくネット内だけだと思いますが。
子を持つ親としたら、また事件の見方が変わり、
その事件と向き合い、なぜそのような事件が起きたか、
どうすればそのような痛ましい事件を防げるか等、
本質的な問題を考えます。
少年法は「事件が起こった後」のことを指しているので、
そもそもそれが起こらない社会や地域作りが重要です。
なぜか世の中、中東のISのように罪を与えることしか、
(どのように与えるか)
考えていないところが怖いところです。
難しいことを考えるのが面倒なんだと思いますが。
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少年法を利用して、犯罪を犯す少年がいることが問題なのです。


以前裁判所の法廷で、少年が“人を殺しても、少年法があるので死刑にならない”と言って遺族を怒らせた事案がありましたね。
凶悪少年ほど、「犯罪を犯しても、適当に従順な態度を示していれば、いずれ社会に出てこられる」ことを知っているんです。少年法のおかげということです。
そういう感覚を持った少年を生むひとつに、少年法があるのは事実です。
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(少年法の何処が間違っているか。


何処が間違っているか、とても難しい質問ですね。
じゃあ逆に何処が正しいのか?
質問者の考えは記載されていますが、
それが正しいかどうかと言えば、個人的には否定してしまいますね。
でも間違っているとも言い切れませんね。

★(刑務所内に設置された中学で3年、高校で3年、合計6年間、普通の成績で卒業しましたと履歴書に書いて採用する企業や入学できる大学は刑務所の外の世界にありますか。)←有ります。

(大人と比べて結果的に重い罰になっている。)
確かにその通りですが、自分のやったことの結果ですよね。

(社会に悪影響を与える可能性はないのか。)
与える可能性は否定しきれないですね。
犯罪者であると言うことで、当然の報いを受けます。
上記★で 有ります と、書きましたがとても少ないのが現状です。
結果また犯罪を犯すと言う悪循環が存在するのは確かです。

ここからは質問の回答にはなり得ないのですが、個人の考えを書かせて頂きます。
何故殺人犯の将来を考えなくてはならないのでしょうか?
殺人犯は他人の将来を奪っていますよね。
他人の将来を奪った人間が刑務所入りました。
刑期過ぎたので、罪を償いました。
では輝かしい未来をゲットだぜって可笑しくはないですか?
被害者はもう将来を得ることが出来ないのに、何故奪った側の将来を人生を考えなくてはいけないのか?

子供だから判断力がどうだと言う人がいます。
育った環境が関係すると言う人がいます。

だったらもっと少年による犯罪が多いのでわ?
それならば犯罪者と同じ境遇の人は皆犯罪を犯していますか?
違いますよね?

罪を犯した人間は既に他者に不平等な行いをしているのに、
子供と大人では平等な罰ではないなどと言う権利が無いと私は思います。

個人的には、殺人やレイプ犯など人として超えてはならないラインを超えた物は、人として扱う必要が無いと思っています。
ですが、殺人に関しては事故等が有るので場合による判決が無ければちょっと酷な気もしますが人の命を奪ってるので・・・いやこれも答えがだせないです。

ただレイプは意思が無ければ発生しないので、死刑でかまわないと思っています。
レイプ程度と言う人がいますが、人の尊厳を奪う人として最低の行為です。
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あなたの書いていることはその通りだと思います。


だから、今でも少年法があるのです。
現在、未成年者の残虐な殺人事件によって少年法改正が議論されていますが、国会においても少年法が撤廃されることはないと思いますよ。
あるとすれば、少年法の適用が18歳未満という改正でしょうね。
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・刑務所内に設置された中学で3年、高校で3年、合計6年間、普通の成績で卒業しましたと履歴書に書いて採用する企業や入学できる大学は刑務所の外の世界にありますか。



 いくらでもありますが\(^^;)...
松本少年刑務所には、義務教育修了してない囚人のための中学があり卒業時の最高年齢は85歳とか
松本、盛岡、奈良の各少年刑務所では、地元県立高校の 協力を得て高校通信制課程を受講することができる。
少年院少年刑務所には高卒認定の特設集団受験場が置かれ、法務教官が受験準備指導してる。
 
 現在でも殺人犯だったひとが働いてる企業や、満期釈放された性犯罪者が学んでいる大学は
いくらでもありますから。

そういうことではなく、少年法が必要なのは、大人と同等の扱いすると
結局 社会の投じるコストがかさむのと、周囲の責任の所在があいまいになるからです。

zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz
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少年法がなくなれば、この世から少年がいなくなります。

少年という定義がなくなれば、大人という定義もなくなります。つまりは、社会の責任の所在がなくなります。
突き詰めれば、誰かが罪を犯しても、誰もが裁く根拠がないという所に行き着きます。
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