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放物線y^2=4px(p>0)の焦点F(p,0)を通る直線と、放物線との交点をP、Qとするとき、線分PQが点Fで1対2に内分されるようなPQの傾きを求めよ。

(私の答案)
P,Qについてそれぞれのy座標をα、βとする。
F(p,0)を通る直線はx=pではy^2=4px①とは共有点を2つ持たないから、不適。
よって、y=m(x-p)②(m≠0)と表せる。
①と②を連立して、整理すると、my^2-4py-4mp^2=0③
(ア)α>βの時、(2/3)α+(1/3)β=0より、2α+β=0④
ここで、③より、α=[2p+2p√(1+m^2)]/m,β=[2pー2p√(1+m^2)]/m。
④に代入して整理すると、④を満たすmは存在しないことがわかる。
(イ)α<βの時、(ア)のα,βを逆にして、計算すると、m=±2√2答え
(疑問)
答え自体は正しいようですが、
問題集の解答の方針とは異なり、私の答案の場合α>βのときは題意を満たすような直線は存在しないという結論で書かれていますが、それはおかしいと思うし、α<βのときはmの値が2つというのもおかしいと思います。
私の答案のどこがまずいのでしょうか?
(計算間違い、特に、2次方程式の整理や解法は気を付けて見直したつもりです)

A 回答 (2件)

まず、pを適当な値(p=1でよい)をとって題意に適する絵を描いてみてください。

x軸を対称軸として傾きが絶対値は同じで、正でも負でもよいことがわかりますか。
0<α<p<βとして
傾きが正の場合、P(α,-2√pα),Q(β,2√pβ)
傾きが負の場合、P(α,2√pα),Q(β,-2√pβ)
になることを確認してください。
>線分PQが点Fで1対2に内分されるような
このとき傾きの正負にかかわりなく
(β-p)/(p-α)=2/1 ⇒ 2α+β=3p (*)
となります。あなたの④式は間違いです。

P,QがFを通る直線L:y=m(x-p),m≠0上にあることから

1)傾きmが正の場合
2√pβ=m(β-p)
-2√pα=m(α-p)
辺々割り算して整理すると
α√α+β√β=p(√α+√β) (**)
(*),(**)を連立して
β=4α, p=2α, m=2√2

2)傾きmが負の場合
-2√pβ=m(β-p)
2√pα=m(α-p)
辺々割り算して整理すると
α√α+β√β=p(√α+√β) (***)
(*),(***)を連立して
β=4α, p=2α, m=-2√2
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2015/03/16 13:38

放物線y^2=4px(p>0) の形からわかるように、



(ア)α>βの時:(アー1)(α:β)=(1:-2)の場合と、(アー2)(α:β)=(2:-1)の場合とがあります。

(イ)同様に、α<βの時:(イー1)(α:β)=(-1:2)の場合と、(イー2)(α:β)=(-2:1)の場合とがあります。

 見てわかるとおり、(アー1)と(イー2)は同じケース、(アー2)と(イー1)は同じケースです。単に、どちらを「P点」と呼ぶかだけの違い。

 質問者さんは、(ア)のときに(アー1)のケースだけを仮定し、このとき「m」が負になるにもかかわらず、「[2p+2p√(1+m^2)]/m の方が大きい」として、これを α としてしまったことが誤りです。
 (イ)のときには、おそらく(イー1)のケースだけを仮定し、このときには「m」が正だったので答が求まったのです。

 放物線も直線も、x軸に対して対称性があるので、初めから「P点はy座標が正、Q点はy座標が負」として、(アー1)(アー2)の2ケースで求めればよかったのだと思います。
 (アー1)のときm=-2√2、(アー2)のときm=2√2 となります。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2015/03/16 13:39

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