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ご教授ください。旧日本陸軍の実力はずばりどうだったのでしょうか

A 回答 (7件)

少なくとも当時のヨーロッパ諸国よりは強かったと思います。

(ドイツを除く ソビエトには?)
でなければ一時的とはいえ、イギリスやオランダをアジアから駆逐してほぼ全アジアを支配下に置くことなど出来なかったでしょう。
とにかく訓練は世界一やってましたし、個々の兵士はまじめで従順でしたし、体力もあったので一日百キロの行軍も可能だったそうです。
教育レベルも高かったので指揮官が戦死してもすぐに熟練兵が代わりに戦闘の指揮をとれたそうです。(当時の日本国民はほとんど学校に行っていた。世界的にもそんな国は珍しい。)
結局負けましたが、その理由はほかの回答者の皆さんがおっしゃるとおりでしょう。
個々の兵士の頑張りがあったればこその強さですね。
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他の方の回答にもありますが、旧日本陸軍は質的な面では


日露戦争以後、ほとんど進歩していません。

外的な理由としては、第一次世界大戦に参戦しなかったため、
戦車・航空機など機械化部隊の威力の凄さを、肌身で感じな
かったこと、内部的な理由として、陸軍高級軍人の官僚化
が進み、学校で習った型にはまった発想しかできなくなった
ことが挙げられます。

例えばソ連陸軍は第二次大戦の開始時は、ドイツ軍等と比較
しても決して強かったとは言えないのですが、そのソ連軍
にも日本軍は、ノモンハン事件で惨敗しています。
しかも戦った関東軍は、その当時の日本軍の中では精鋭と
言われていた部隊でした。

装甲板が薄い貧弱な戦車、日露戦争当時と大差のない歩兵
の小銃、ワンショットライターと呼ばれていた一式陸攻など
ハード面の不備をちょっとあげるだけで、これだけ浮かんで
きます。
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独、ソ、についで・・・ってのが、一般的ですが。


米英は陸軍は常備兵力が少なかったですね。

一同に会して決戦するならともかく、第二次大戦は補給、兵器、空軍などの要素が絡みますから、結果は負けですよ。

さて、実力ですが、何が悪いと言って、昭和の日本軍はエリートが指揮していたことでしょうね。
しかも、ハンモックナンバー(兵学校や士官学校の卒業席次)で栄達が決まっていたことでしょう。
米中の将校は、日本軍の士官は知れてるが、下士官が凄いって後に言ってます。
今の製造業の進歩が中小企業にあるように、支えていたのはベテランの下士官のようです。
将校は学校で習った通りの作戦しか思いつかないので、中国軍はまた日本軍はあの道をやってくるって思ったそうです。
米軍のように、開戦時は特進して指揮を執らせるようなシステムすらなかったのが、一番の敗因でしょう。
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詳しいことは分かりませんが断片的に。


補給の確保もままならず飢餓に苦しんだというのはありますが、それ以前に脚気にかかる人が頻発したそうな。
海軍では麦を混ぜた麦飯でビタミンB1を摂っていたが、陸軍では精米した白い米飯こそが最高と考え、麦なんて食えるか!くらいの考えで、結局ビタミンB1欠乏になってしまったんですね。
冷静に情報を分析して生かす、そういった組織ではなかったようですね。

歩兵の小銃でも、日本はボルトアクション式、アメリカはセミオート。
どうやら、この三八式の命中精度そのものは高かったようですが、戦争で命中精度はあまり重要ではないようで、連射に勝るアメリカが有利であったことはまちがいなさそうです。
もっとも、精度が高くても学徒動員された訓練されてない人がその精度を生かすこともできなかったと思います。
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日露戦争のときは強かったけど、第2次世界大戦のときもまだ旧式の兵器しかなくて、とても列強の強さにはかなわなかったという理解をしています。


つまり、参考URLにもありますが、世界戦の中で総力戦のかたちをとるのが致命的に遅れていた(国家総動員等新体制のかたちが遅れた)。そのため、昨日まで田を耕していた人間や学生たちが今日から軍人となる始末で、世界史上最悪(ほとんどジョークに近い!)の軍隊組織になるしかなかったものと思われる。「軍国主義」と戦後批判する人がかっていたけれど、それならまだ戦後の人間の立ち直り方はマシではなかったかと考える。

参考URL:http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0 …
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当時、日本国という国自体に国力がなかったですから、物量がものをいう20世紀の戦争においては、日本の軍隊の強さには限界があったということだと思います。

日清戦争以来、日本の戦争のやり方は「緒戦をものにして相手の戦意を砕き、後は政治で講和に持ち込む」という形をセオリーにしておりました。つまり、軍事力だけで戦争に勝つという選択肢はなかったということでしょう。つまり、日本の軍事力はそれくらいのものだったということでしょう。つまり、実力でいったら日本軍は欧米諸国の軍隊に勝ち得る力はなかったということでしょう。
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一言で言って、弱い。


日露戦争でかろうじて、結果として勝ったことを実力で勝ったと思い込んでいた。
ノモンハンで徹底的に仕返しされたことをちょっとへたを打った、ぐらいにしか考えない。
つまり、失敗した経験を過小評価し、成功した経験を過大評価する体質に問題がある。まっ日本海軍も同じだが。
精神主義だけのバンザイ突撃すれば敵は怯んで逃げ出すと思い、それ一辺倒で反省をしない。そればっかり教育し、上も下も自己催眠にかかっている。
貧乏国なので兵器がみすぼらしいのは仕方ないとしても、それを補うのは精神と肉体で十分、と考えたのが最悪。
「敵を知り、己を知らば百戦危うからず。」の故事を知っていながら実践しなかった。つまり情報を軽視したというか無視したこと。何度も同じ失敗を繰り返した。
陸軍組織が硬直化肥大化した官僚体質に陥っていたとも言える。
まだまだいっぱいあるがこの辺にします。
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