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私は数学が好きで、特にトポロジーについて興味があるのですが、進学する学部では数学的なことをしないため、独学でやりたいと考えています。

そこで、基礎的なことが学べるいい参考書を教えてください。

A 回答 (1件)

一口にトポロジーっていっても,いろいろあるわけで・・・


>トポロジーについて興味がある
というくらいだから,「何に興味がある」のかを明記しないと
本の傾向はわかりませんよ.

数学的に本格的なトポロジー(位相幾何学)というなら,
位相空間論の基礎,微積分の基礎,線形代数の基礎,代数の基礎(群と加群)
は必須ですし,面白いことをしようと思うと多様体の基礎も必要になります.
とにかく膨大な研究分野ですので。。。
専門書も日本語でいいものがいっぱいあります.

けど,誤解を恐れないでいうならば,トポロジーは
「空間のつながり方を代数の言葉で表現して比較するもの」なので,
ちょっと詳しくやろうとすると
どうしても,つながり方(位相空間論),空間(多様体),代数がでてきます.
その道具に微積分とか線形代数が顔を出します.

啓蒙的な一般書的なものなら・・・瀬山士郎先生の本は面白いかもしれません.
もうちょっと専門的なのだと,松本幸夫先生の「四次元のトポロジー」とか
四次元のトポロジーは全部理解するのはかなりつらいとは思います.
http://mathsoc.jp/publication/tushin/0504/matsum …

こういうのもあります.15年前の松本先生の講演の記録です.
他にも本屋に行くとそこそこいろいろあると思います.

あとは,「高校生に贈る数学」(岩波書店)
三冊のシリーズで,トポロジーとは表立ってはいってませんが
一巻二巻の著者は日本を代表する幾何の大先生ばかりですし,
一巻二巻の裏に隠れているのは紛れもなくトポロジーです.
絶版なので興味があれば図書館で探してください(第三巻は毛色が違います).
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