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「ドラえもん」が海外で放映禁止 子どもに悪影響があるため
http://www.cinematoday.jp/page/N0050419

ドラえもんと、クレヨンしんちゃんって、子供に悪影響与えるんですか?

確かに、ドラえもん=何でも子供に与える、クレしん=尻出すし、大人に対して見下す、ように思える。

A 回答 (2件)

その国の文化や考え方、価値観によります。



たとえば、アメリカは「自立」と「マッチョ」「タフ」があるべき男性の基準になっています。西部開拓は自立した個人でなければできないし、なにもない荒野で生き抜き家族を守るためにはタフでマッチョである必要があるからです。ちょっと古いですが、バックトゥーザフューチャーで主人公が「チキン(臆病者)」と呼ばれて怒るのはそういう文化的な下地があるからです。

ですから、自立とも縁遠く、タフでもマッチョでもないのび太を主人公にしたアニメなど受け入れられるわけがありません。最近アメリカでもドラえもんがはじまったようですが、内容はところどころいじってあるようです。

また、欧米では子供は親の言うことを完璧に聴く必要があります。アメリカを含めた欧米では子供=未完全な大人、であって躾が必要な存在でしかないからです。日本のように「子供の事情」というのは考慮されないのです。
ですから、クレヨンしんちゃんは、お尻をいつでも出す躾の行き届いていない、大人に立て付く、非常に不健全5歳児になります。
また、清教徒の多いアメリカでは、お尻を出すこと自体が許容されにくい、という面もあります。

アメリカは日本のアニメを受け入れて、それを編集しなおすだけの能力とお金がありますが、それ以外の国では日本のものをそのまま(せいぜいアフレコして)流すことになります。

どらえもんはバングラデッィシュでも問題になっているようですね。バングラデッィシュの文化や価値観は分かりませんが、なにかひっかかるところがあるのでしょう。

逆にドラえもんはタイやベトナムなどの東南アジアではとても人気が高いですね。東南アジアは子供を子供として扱う文化があるからでしょう。
またクレヨンしんちゃんはヨーロッパではスペインでしかやっていないようですが、人気が高いみたいです。スペインはヨーロッパの中でも一時期イスラム教だった時期のある、ちょっと独特の文化がありますので、そのあたりにヨーロッパでもスペインだけ受け入れられる理由があるのかもしれません。
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文化の違いって大きいでしょうね。


特に子供向けアニメだと、その国の子育てに合わなければ排除されるでしょうから。

日本でも、時代によって変わってくると思いますよ。
ドラえもんの連載が始まったのが1969年、その後1980年くらいには「楽をして自ら困難にぶつかっていかない世代がこれから社会を領してくるのでは」という批判もでてきたようです。
また近年、妖怪ウォッチが人気となり、レベル5の社長が語るには「現代の子供は、のび太のようなダメな子供に共感できない。ケータのようなすべてが平凡な子供にこそ共感する」と述べていました。
ちょっとこのへんソースが用意できずすみません。
ドラえもんの作者らが亡くなったあとの劇場版などは特に、のび太や他の友達の「実はすごい、実はいいやつ」を全面に出してきているように感じますので、初期のころから時代に合わせて変化させてきているのではないでしょうか。

ちなみに、クレヨンしんちゃんは実は子供向けではありません。
初期の設定もかなりドン引きの、ちょっと怖い感じになってます。
クレヨンしんちゃんのアニメが最初に人気になったころ、親からは子供に見せたくないアニメとして必ずランキングしていました。
現在は劇場版で感動物などがヒットし、下品なイメージをかなり払拭したことと、子供が「ブリブリー」というお尻を出すことを真似しなくなった(流行が去った)ため、親からの関心が薄れたのではないでしょうか。

どちらの作品も、時代とともに変化しており、初期の作品は現代では受け入れがたい内容も多いように感じます。
子供への影響が悪いと批判されれば、ニーズに合った作風に変えてきたからこそ、現在の人気が保たれてるのではないかと。
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