プロが教えるわが家の防犯対策術!

甲状腺異常のままの妊活について、ご意見聞かせて下さい。

バセドウが術後再発し、半年前にアイソトープをしました。
現在低下症になっていますがチラージンで平常値を保っております。
問題は、アイソトープ前から異常値だったtrabが下がりません。
(2カ月前は、trab 277, tsab 3400 でした)
結婚10年目、去年から妊活はドクターストップがかかっておりますが、
そろそろ放射線の影響も抜けたので再開したいと考えております。
ドクターに相談した所、困った事に人によって意見がバラバラで。。。

Aドクター このtrab値ではなかなか下がりません。
     年齢的にも子供は諦めて下さい。
Bドクター 数値が下がるまではNG。しかし有る程度の数値オーバーでも
     多めに見る方が良いのかな。。。
Cドクター 年齢的に数値が下がるのを待つ猶予はありません。
     すぐにでも妊活再開し、妊娠出来たら万全の医療体制の整った所で
     ケアしましょう。実際にあなたより高値で妊娠し、
     当院に入院されてる方はいます、と。

Cドクターの話を受け婦人科の先生に相談した所、
「そんなリスクの背負った命作りには協力できない」と言われました。
当方40代過ぎ、子供なし、本当に最後のチャンスと思って不妊治療に臨みますが、
運よく妊娠できた場合の胎児バセドウの治療を危惧しております。
胎児にどれだけの負担がかかるのか・・・。

それを考えると、今は(体外の)採卵だけして数値が下がったら戻すのが良いのか、
年齢を考慮してリスク承知で戻す所までいっきにやるのが良いのか、
決めかねております。

trab、tsabの高値で妊娠された方がいらっしゃったら、治療の様子など、
ご経験談をお聞かせ頂きたく存じます。
宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

なかなか悩ましい状態かと思います。

胎児バセドウ病の管理については、以下のページが参考になるかと思います。医療者向けですが、もしよかったら見てみてください。

http://www.kojosen.com/Sickness7.html

これ以降は、かなりシビアなことを書いているかと思いますので、読みたくなければ読まないでください。


40歳代という時点でハイリスク妊娠で予後不良となりやすいのに、胎児バセドウ病の管理もしなければならないとなると、産婦人科医が尻込みするのも致し方ないような気がします。甲状腺の問題だけでなく高年妊婦の管理は本当に大変なのです。特に生殖医療による妊娠例ではさらにリスクが高くなりますから、協力を断る産科医師は非常に多いことが予想できますし、それをわかっているから、不妊治療を行う医師も安易に受けられないのです。

それを承知で行動を起こすなら、甲状腺専門医、不妊専門医、そして周産期医療センターが連携しているところを早急に探さなければなりません。中でも、最もシビアな管理を任されるのが周産期医療センターですから、ここが受け入れてくれなければ現実問題としてお子さんを持たれるのは非常に難しいかと思います(ここさえ決まれば、治療してくれる不妊専門医は比較的すぐ見つかると思います)。

効率の良い探し方はわかりませんが、私だったらまずはCドクターに管理先を紹介してもらい、紹介状を書いてもらえるかを相談します。もしダメなら、東京の伊藤病院や神戸の隈(くま)病院など、甲状腺専門病院に問い合わせ、産科医との連携状況を確認します。そこで受け入れ先の産科を紹介してもらい、実際に受け入れてもらえるなら、自宅からいくら遠くても受診するかと思います。そこまでしても妊娠自体、難しいかと思います。金銭的にも大きな負担がかかります。それを乗り越える覚悟はございますか?妊娠してしまえばなんとかなる、というわけでは決してないということを十分にお考えになった上で、どのような選択をされたら良いかを決められてはと思います。
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この回答へのお礼

とてもご丁寧に回答頂き、有難うございました。
リンクを貼って頂いた事で、さらに理解が深まりました。
「受け入れ先を先に受診」という考えが私には全くなかったので、とても参考になりました。
早速今週甲状腺病院に行き、対応病院を数か所提示してもらい、紹介状も書いて頂きました。
胎児バセドウ、新生児バセドウの治療の概要も、伺ってきました。

そこまでのリスクを背負ってまでも子供が欲しいか、自問自答を繰り返す日々でしたが、
やはり可能性のある限り、頑張りたいというのが今の結論です。
ここまで用意周到にしても妊娠できない可能性は十分承知しております。
大金はたいて授かった子を流産という形で亡くした事もあり、精神的ダメージは覚悟しております。

言いにくい事だったでしょうが、忌憚の無いご意見を頂け、感謝しております。
本当にどうも有難うございました。

お礼日時:2015/04/09 19:58

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