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https://youtu.be/SVdHrueGwho

ミックスボイスについて自分では詳しくわからないのですが、ひょっとしてこれがミックスボイスではないかと思い質問しました
もしこれがミックスボイスであれば、これはどのようなタイプでどの程度のレベルなのかも知りたいです
ちなみにラルクアンシエルのlinkとdrink it downを歌いました
よろしくお願いします!

質問者からの補足コメント



  • これがdrink it downです

      補足日時:2015/04/05 23:57
  • ちなみに録音はスマホの動画撮影で、場所はトイレの中で録音しました
    そして近所迷惑になるので小さめの声で録音しました

      補足日時:2015/04/06 08:43

A 回答 (1件)

2曲目の最後の「か~」は微妙にミックスぽかったです。



他は若干弱いですね。

それでも共鳴に近い芯ができていますから、

「お、これはもしかして?」

と感じても良いと思いますよ。

いまだ頭声の練習段階に聞こえます。

口でぼそぼそ歌っていますよね。

これが無くならないと、強く延ばした時しか声量がでなくなります。

つまり口腔の開け方がいい加減なので、全音に芯が入らない。

2番目の曲の最後の「か~」は延ばしながら、共鳴するように口のあけ方を

調整したはずです。

ギーンと響く音が心地よく感じたでしょう。

最初はこれについて不思議だと思っているので良いです。

勿体無いですから、絶対延ばすべきです。


次は、勘違いしている部分。。

ロック歌手が歌うとき、ファルセット気味に掠れるときがあります。

プロっぽいと思って真似たら駄目ですよ。

歌っている本人は声の制御を失敗していて誤魔化しているという自覚があります。

本来しっかりと練習をしていると、全音がギンギンひびきます。

ギンギン響く音が1音でも欠けると、失敗です。

段々と欠けることが無くなります。

するとあるとき全部が繋がります。

こういう状態になると、逆に聞いている人が分からなくなります。

1音響く程度だと、気がつくんですけど。

これが増えていくと、1音かけたあたりを、色々言われるようになる。

最後は全部繋がるので、特別なことをしているように思われなくなる。

こうなると、芯のあるファルセットと呼ばれだします。

ですので、まだミックスへ進んでいません。

質問者さんの歌声は、録音マイクが近いのか? と思うくらい、

共鳴していますよね。これが大事です。

ここが入り口でして、これをものにしようとしないといけません。

実はこれがもっと強烈になります。

アニメ歌手で大杉久美子さんとか、堀江美津子さんとかいますが、

彼女たちの声が理想です。

あれが本来のミックスボイスです。

彼女たちと声の音色がほぼ同じにならないと、不完全なミックスボイスだといえます。

ロック歌手が使っているミックスは、不完全だと言う事です。

彼らは声区を越える方法に使用していますが、

どうしても余裕があるように聞こえません。

完全なミックスボイスになると、優しい感じになります。

堀江美津子さんが合唱団と歌っている曲があるのですが、

少し緩め気味でも、声が他を圧倒しています。

力んで聞こえないので、音量が小さいと勘違いされていますが、

完璧なミックスボイスですので、実は他の声を押しつぶすくらいに共鳴を発しています。



声量がある人の声を録音し、周波数解析をすると、

低次倍音と呼ばれるものが見られます。

これは音程をトレースしている周波数の下に、周波数の山が出来る現象を指しています。

通常の人が発声してもそうなりません。

信号処理的な観点で言いますと、

明らかに音源が二つアリ、

低い周波数を担う音源と、高い周波数を担う音源が重なり、

重なって大きくなった部分で、音程上での音高を出しているんです。

つまり本当にMIXされているんです。


私は、こういう周波数特性を持つ声の聞こえ方に特徴があるとわかり、

色々と録音をして解析したんですが、

もっとも強烈に(綺麗に美しく)ミックス波形が出ているのは、

大杉久美子さんや堀江美津子さんのような声の聞こえ方のときです。

これより劣ると、ロック歌手などのミックスのような聞こえ方になります。


同じ特徴を示している人に、美空ひばりさん、並木路子さんが上げられます。

実は声量のある女性は、デフォルトでミックスボイスを使っています。


女性の声は裏声のほうが地声なんです。

男性は、声区で裏声にならないほうを地声とし、

女性は、裏声の方を地声と定義されています。

女性は、低い声が出し辛く、こちらをファルセット(偽の声)とされています。

もともとは、発声として慣れている方を地声としなさいという慣わしからきています。



女性が裏声を理解できないのは、もともと裏声だからです。

これを地声(=主に使う声)と教えられたためです。

ですので、男性も女性と全く同じ声が出せます。


非常に大事なポイントなんですが、

女性声は、デフォルトでミックスボイスなのです。

男性がまず大杉ボイスを獲得すると、そのあと自然にミックスボイスになります。

というか、制御をゆるめて、いい加減にすると、

共鳴度合いが下がります。

このとき地声の音色も感じられるようになる(デチューンですね)ため、

ミックスボイスのようになるわけです。

もっと共鳴の精度を上げると、大杉久美子さんみたいになります。

男性は女性と違って、裏声の錬度が低いため、

あそこまで行く人が居ません。

地声で高い声を出すために、

経験的に編み出されたものがMIXとされていますが、

周波数上では、低域を担う音源と、高域を担う音源が二つ実際に存在し、

これを混ぜているのです。

これがはっきり現れる状態の音色が、大杉久美子さんみたいな声です。

素晴らしく綺麗なミックスですと、高橋洋子さんなどもそうでしょう。


男性ですと、小田和正さんが近いですね。

優しい感じで女性のようです。

透明なのにやけに声が響いています。

語るような調子で、遠くまで音が響くためには、

どうしても搬送波に相当する低次倍音が必要になります。

バンドで言うところのベース、パアノでは伴奏部分ですね。

一見して高い声に思えて、そういう低い周波数部分が綺麗に出ていて、

音を遠くまで運ぶわけです。

声が美しいといわれる男性歌手はほぼミックスボイスです。


ロック歌手の真似から学ぶと、よくありませんよ。

完全なMIX状態を手に入れた人の音色を参考にし、

これに未到達の状態で、ロック歌手のミックスが出来ちゃえばいいのです。

お手本は頂点じゃないと、上達スピードが遅くなります。


真剣に歌を学んでいる人ほど、

大杉久美子さん、堀江美津子さんの歌に憧れています。

この共通項が不思議だと思い、解析した事があります。


どうもこれが頂点に近い歌声であり、完璧なミックスボイスの前段階のようです。

これに男性が地声を混ぜると、

女性のようでありながら、さらに強い何か得体の知れない美しい声になるようです。

ここを目指して、途中で投げ出す。

おそらく質問者さんが目指しているあたりを、通り過ぎているはずです。


音色を真似ることです。

2年くらいは、彼女たちの声の音色と同じにしようと頑張るといいでしょう。

その過程で、口のあけ方、舌の置き場所、喉の制御が完璧になっています。

これができたあと、手を抜いて、男性の地声も混ぜるようにする。

つまり適当に歌う。

すると、低音から高音まで自由自在。

3オクターブくらいは音域を持ちます。

これで完了と言う段取りです。


以上、ご参考に成れば。
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この回答へのお礼

丁寧で詳しい回答ありがとうございます
これを参考にしてがんばります!

お礼日時:2015/04/06 08:40

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