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3月下旬から浪人が決定し、英単語の暗記を
ターゲット1900を使ってやっていたものです。
1語1訳で600単語までは覚えたのですが、
さすがに英単語を見るだけでは無機質
且つイメージが掴みづらいということで、
その単語を見ただけでパッと和訳がでてくるまでになりません。繰り返しが足りないだけなのかもしれませんが...
また、to,with,forなんかが単語にくっついて意味が変わってくるということも配慮していませんでした。
ただ毎日アルファベットの羅列を見て和訳を繰り返すだけというのに難を感じたので、システム英単語を使って例文と混ぜながら覚える方法にシフトチェンジしようかと思っています。
しかし、手にして開いてみると思いのほか何からやればいいのか(派生語、多義語、ミニマルフレーズなど)わからず困っています。1語1訳に、あとあと派生語やら2個目の意味をくっつけるのは手間としか思えないので、期間と単語数を決めて、その期間中は決めた範囲の単語を、派生語や多義語、ミニマルフレーズまでまとめてひたすら覚えるというのが1番頭に染み付き安いでしょうか?覚えるまでの一貫の流れなんかを教えていただけると嬉しいです。
今のいままで勉強の習慣というものがなく、経験不足から自分のやっている勉強法に自信が持てません。最終的に自分のやる気と努力次第というのは分かっています。
回答よろしくお願いします。
志望校はマーチです。曖昧ですみません...

A 回答 (2件)

こんにちは。



3月末の質問の時には、『ターゲット1900』で頑張れるような雰囲気でしたが、ついに手放してしまったのでしょうか。『ターゲット1900』から『システム英単語』に移行する前に、大学受験のカテゴリ相談し、一旦、総括して移ったほうが良かったですね。

こちらの英語カテでは、どうしても、ピントが外れた回答やレベル的にかなりの上から目線になるうえに、指摘内容がボケてしまいかねません。

ご質問者さんは、すでに、学習段階で危険領域に達しているような感じがしています。自分の実力が見えていないうえに、自分の気持ちを正当化し、それを優先させてしまっているような気がします。気持ちをよほど引き締めて掛からないといけません。

何よりも、年間の学習計画を立ててください。もうだめだと放り投げないでください。計画を書き換えればよいのです。それから、誰か、学習進度を見てくれる人を見つけ、一人っきりにならないほうがよいです。

今回は、どうしても厳しい見方をせざるをえません。

>1語1訳で600単語までは覚えたのですが、
>さすがに英単語を見るだけでは無機質
要するに、「飽きた」わけですね。

無機質な単語から豊かな情感に訴えられれば、自力で「単語力」は増えます。私は、その10倍でも飽きません。私の、英単語学習のアドバイスは、

1.「英単語の学習は、英語の勉強にカウントしない」

ということです。受験では、英単語学習があまりにも重要視されますが、私が長い間で考えた結論は、英単語などの学習は、習慣化させることで、毎日、休みの日を作らずに、英語の勉強枠に入れないで暗記を続けることです。あまり長時間、単語学習に費やさないことです。つまり、英単語の学習は英語の勉強ではないというつもりにならないと、語学の勉強の本質を見失います。

そして、
 英単語帳を購入→途中までで飽きる→本屋さんで新しいものを見る→再び購入→飽きる→……

という繰り返しは避けなくてはいけません。一向に「単語力」が増えていかないのは、同じことの繰り返しだからです。この連鎖はなんとしても止めなくてはなりません。

『ターゲット1900』というのは、古いタイプの単語帳ですが、その分、教材もいろんな種類のものがあるのを、途中で辞めてしまうなんて、もったいないと思います。それに、だいたい難関大学を目標にする受験生なら、2ヶ月で一回を終わってしまうのです。

『ターゲット1900』がダメだったのは、本当は語彙力が『ターゲット1900』で期待される「単語力」のスタートラインよりも低かったということではないでしょうか?私は、『ターゲット1900』の批判もいくつかは知ってはいますが、レベル的には難関大学向けです。当然、『ターゲット1900』は、そうした人たちのために省いている部分があります。私は、塾講師のような「受験レベルによる差別」的な発言はしませんが、こういうものには段階というものはあるとは思っています。

そのスタートラインが、単語数約4,000語前後ぐらいです。『システム英単語』は、それよりも低いレベルですが、それでも、目標は『ターゲット1900』と同じです。また「シス単」のほうが、癖が強いし、目標にする大学の試験内容にマッチしていないと、傍からみると、一体、何をしているのか分からなくなってしまいます。

http://www.tcp-ip.or.jp/~shim/j_level/j8level.cgi

これは、JACET という大学の英語を専門とする先生たちが集めた単語リストからの「レベル診断テスト」です。ここの、Level3 (3000)をパス(一応今回は、80%まで)しないようなら、今の英単語を含めた学習は、レベルを下げたほうがよいです。Level 3(3000)で、だいたいセンター試験並です。Level 4(4000)なら、もう受験生としては超難関大学以外は、単語学習は不要です。ちなみに、私は、Level7 (7000) で、8(8000)は、パスが半分半分です。

単語を覚えるための原則、
2.「最初は、単語一つに対して、意味一つで覚える」

ということです。その点で、「シス単」は、そうした原則がはっきりしていません。それに、ミニマル・フレーズ(collocation)で、英単語の記憶を支えていくのには、単語のインパクトが弱すぎます。せいぜい名詞・形容詞ぐらいでしか、表現として支えられないかもしれません。そのようにしてみていくと、「シス単」も、英語の優等生のためのようにしか思えないのです。私は、「シス単」を補助的にお勧めしたことはあっても、これをメインと思ったことはありません。

例えば、「シス単」のminimal phrase方式ですと、
"coincidence"を、
just a coincidence・単なる偶然の一致
と、これで覚えたつもりになっているなら、心もとないのです。

私なら、coincidence は、
By coincidence my friend and I wore the same dress.
偶然にも友人と私は同じ服を着ていた。(出典:英辞郎)
のようにして、coincidenceの文章の中での位置関係から覚え、最後は、同義語を覚えていきます。
例えば、 casual, by chance などが挙げられます。派生語は、また使い方が違うからです。

>その期間中は決めた範囲の単語を、派生語や多義語、ミニマルフレーズまでまとめてひたすら覚えるというのが1番頭に染み付き安いでしょうか?

英単語を覚える原則からすれば、派生語・多義語は後回しです。特に、例文がついていなはずですから、基本的には、派生語としては覚えないことなのです。派生語は別の単語だという認識が必要です。意味がかなり違っていることがあるから、簡単に派生語として覚えてしまうことはできません。

3.「派生語には用心したほうがよい、別の意味がある時がある」

例:
consider  熟考する ×→ considerate/consideration
different 違う × → indifferent(無関心な)
  ≠
deference(敬意による服従)*受験では出てきません。

そのまま移行してはいけません。混乱が生じてくるはずです。

また、多義語については、十二分に注意が必要です。
craft 船,飛行機; 技術

受験目的のためには、そのどちらかの優先を重視し、片方は後回しにします。この場合、私は「技術」という意味を優先させます。

私自身は、「シス単」のミニマルフレーズやコロケーション(collocation)というものは、積極的には認めていません。一部の受験生には人気があるとは言うものの、「シス単」方式は、使い方を間違えれば、成果が出ずに投げ出してしまいかねないのです。もちろん、「シス単」のメリットは、その単語の収録にあるのは言うまでもなく、「ターゲット」を古臭く感じさせてしまうだけのものはあります。しかし、多くの受験生にとって、あれもこれも覚えるような真似はできません。

4.「良質転化・単語にあたる回数が多ければ多いほど覚えている」
人は、英単語を1度ぐらい出会っても覚えられません。特徴ある単語、例えば上記の"deference" というのは、一度見たら忘れられないような、綴りと変な訳を持っていますが、こういうのは例外です。単語には、その意味にふさわしい単語であると信じることができるから覚えられます。

最後に、受験の参考図書など、ネット上でもいろんな評価があります。しかし、多くは優等生の評価によるもので、最初のスタートラインが違って入りすることが多いのです。『速単』『DUO3.0』『単語王』『ターゲット1900』など、みんな大学入試時での優等生が評価したものです。

では、この人たちが、英語のプロと呼ばれるものになったかというと、おそらくはそんなことはないはずです。結局、最後には自分で方法を見つけていかなくてはなりません。それでも、原則的なものだけは変わらないということだけは、覚えておいてください。

「英語は、単語に始まり、単語で終わる」とは言いますが、大学受験では、読めなければ先には進めません。頑張れとはいいません。諦めないことです。

長くなりましたが、以上です。
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英語の勉強を少しの参考書だけで済まそうという発想が問題なのだと思います。



例えばの話しあなたの日本語の文章を読んで日本語を勉強しようとする外国人を想像して下さい。「浪人が決定し」というフレーズを理解しようと辞書を引くと「浪人」="student who failed to get accepted at a university of his or her choice and is seeking another chance" 「決定」="decide" とあります。それで意味が取れるでしょうか?文章は文脈を理解しないと辞書的な単語の意味だけでは意味が取れないことが多いのです。

あれこれ英語の文章を読むことで英語の語感に慣れて行くのというプロセスが必要なのですね。「多読」です。英文和訳の参考書を見るのも良いし、グリム童話を読むのも良いのです。多読では遠回りで間に合わないと焦るのですが、そこに勉強法の相克があるのですね。

参考書を選ぶにもバランスというかバラエティの必要があります。一冊の単語集ではなくて違った観点から書かれたいろいろの参考書を見ると良いと思います。自分と波長の合う参考書との出会いということも必要です。よく書かれた詳しい英和辞典には参考になることがいろいろ書かれていたりもします。「シフトチェンジ」をあれこれやってみるということでしょうか。

学問に王道なし。近道をしようと how-to 本見たいなものをあさってもそんなものはたいして役に立ちません。

備考:グリム童話集は下記で読むことが出来ます。(最初はRead this book online: HTMLを選べば良いでしょう。一つの話しだけでも読んでみて下さい)
https://www.gutenberg.org/ebooks/2591
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