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紡木たく先生の作品の魅力について、ファンの方やリアルタイムで読者だった方々に尋ねたいです。

私は今20代ですが紡木先生の作品をとある事情から読んでいる真っ最中です。
とある事情とは、紡木先生がファンであり影響を受けたと言われるアーティストが好きになったからです。そのアーティストは紡木先生の代表作が実写化された際に主題歌に起用されていますが、ここまで言えば解る方のが多いかと存じます。

まずはホットロードを読みました。
時代背景については親の話で知っていたのと、幼い時分にまだその残り香が漂っていたのでよく解ります。
ですが紡木先生の作品に初めて触れた年齢が悪かったのか、どうしても青臭いと感じてしまい合いませんでした。むず痒い〜ってなります。
そして主人公とタイプが違うのもあり感情移入が出来ませんでした。ファンの方には申し訳ないです。

そして今現在机をステージに、を読んでいます。ホットロードよりアーティストからの影響が強いのが此方の作品だと聞いたので、電子書籍で購入してみました。
ですが矢張り合わないようで。
私と主人公のタイプならホットロードより机をステージにの子のが近いのですが…何だかひたすらうーんとなります。
まだ読み始めなので仕方ないですし、これから作品に対するイメージが変わってくるかと思いますが。
ただ現在、ホットロードの時のように読み進めるのが辛いって感じています。久しぶりに漫画を読むのが苦痛だと感じたのがホットロードです。

ここまで来ると単純に私が少女漫画に合わないんだろうなとは思いましたが、私は吉田秋生先生、萩尾望都先生、竹宮惠子先生、他古い少女漫画は読めるので少女漫画がダメな訳じゃ無いと思うんです。
単純に紡木先生の作品が合わないだけなんだなと。

そこで、このまま先生の作品の良さを理解できないまま放っておくのは嫌だと思い立ち質問させて戴きました。
苦手意識が有るのはホットロードを読んだ際の自分の思い出や先入観が邪魔をしているからではないかと思ったからです。
見方が一方しか無いから見方を増やしたくて、ファンの方やリアルタイムで読者だった方々からの感想が聞きたいです。

皆さんの思い思いの紡木先生の作品の魅力が聞きたいです。

長分に乱文、失礼な言い方申し訳ありません。悪意や敵意は無いのであくまで一個人の感想だと流してください、お願いします。

A 回答 (3件)

小5の頃から紡木たくさんの作品を愛読しています。


初めて読んだ作品は「瞬きもせず」でした。
あの綺麗な絵のタッチと、美しいストーリーの魅力によせられ、すぐに他の作品も読みました。
「瞬きもせず」は一見純粋な恋愛ストーリーなのですが、その中には大人への階段をのぼること、家族愛、自分の故郷と将来、ときには諦めなくてはいけない夢……などなど、普通の恋愛漫画とは一味違う深さ(?)があると思います。
母と一緒に読んで語り合い、何度も号泣しました。
しかも読めば読むほど味わいが深まっていくので、いくら読んでも飽きずに泣けます。
「ホットロード」は、最初は私も読みにくいかな、と思いました。
紡木たくを読みはじめるなら、最初は「瞬きもせず」、「純」、「みんなで卒業を歌おう」あたりをオススメします。
それでも読みにくい方は単純に紡木たくが合わないのかもしれませんが……
私はとにかく紡木たくさんの漫画が大好きで、読む価値はあると思います。
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「ホットロード」連載当時は中学生で別冊マーガレットで読んでました。



とんでもなく人気ありましたねぇ。連載当初から「春山とトオル先輩がカッコいい!」とか騒いでたのを覚えています。中学でカッコいいと憧れる先輩は男も女も全てヤンキーの時代です。むしろカッコつける為に格好だけでもヤンキーになる必要がありました(笑) そこに少女漫画で初のヤンキー系、しかも描かれている女の子も男の子もカッコいい。当時の中学生女子の人気に火がついたんです。男子のヤンキー漫画だと喧嘩や仁義のチンピラ漫画だったんですが、この作品はどちらかというと爽やか青春系で異質の存在でしたね。あと、それまで少女漫画で、あんなにカッコいい顔を描く人がいなかったです。当時の漫画家たちがこぞって真似したので絵柄が変わった漫画家何人もいました。ちょっと悪いことに憧れる反抗期の少女たちにとって、青春の儚さを感じ、不良を疑似体験しながら、和希と春山に憧れてうっとりするという漫画でした(紡木先生の意図はともかく当時中学生だった私の感想です)

ホットロードは20歳で読んだら普通の人はあんまり共感できないと思います。思春期の心理とか反社会的な感じとか私も大学の時には「今考えたら、あれって中2病?」と思ってましから。中高生の頃は「夜の校舎窓ガラス壊してまわった」の歌詞は何も感じなかったけど大人になったら違和感ありましたもん。ただ、犯罪行為はもちろん悪いことなんですが、あの時代のヤンキーっていうのは喧嘩とか派手で、今の時代の中高生に無い生命力とか反骨精神に溢れて闘ってる感じがあって(時代が良かったんでしょうね)そういうのも魅力だったと思います。私も紡木たく氏の代表作ホットロードより実は他の作品の方が好きです。合う合わないは個人であると思いますが、これだけ売れてるので沢山の人から愛されてる作品だということは確かだと思います。
 
紡木たく氏の作品殆ど持ってますが「瞬きもせず」が私は一番好きです。
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アラフォーです


私もダメですねぇ。合わないです。だからお呼びじゃないのでしょうけど

あのふわぁっとした、柔らかい絵や詩的な表現が良いんじゃないでしょうかね。

反社会的行為、グレていくところ、反発の表現
思春期や甘え残しのもやもやした表現

それをやわらかく、きれいにふわぁっと表現して
酔えるというか。
情緒的にして、自分たちを美化する。

もやもやしたものを抱えた大人と子供の中間の世代には
悪くなりたくてもなりきれない自分たちが
憧れとして読む
そうだよそうだよ、苦しいよね、っていう。
また、実際そういうコトしてる人たちは
自分たちをわかって美しく表現して共感させて酔わせてくれる。

でも一歩引いたり、年齢が越えてしまった人には
そのどうにも幼稚な育ち残した
自分を見て、愛情を注いで、甘えさせて欲しかった、つまり大人に理解されたかった
だからといって問題を起こしたり喧嘩しなくても他の方法を選べるのに
って思ってしまうから…。その欲しがってるところが見えてしまうから。

むしろ生々しく描いた方がそういう心理なのがしっくりくるかもしれないですね
変に情緒的にされると虫ずがはしるというか。

たとえば、同じ少女漫画でも山岸涼子さんの作中の人物が
親の愛情や周囲の理解を得られずに誤った行動や、歪んでいくのは
なんとなくわかるんですよね。

でも当時もあのホワホワした感じが合わないって人も居ましたから。
私は同じ不良でもいっそぶっ飛んでるあすか組とかのほうが良かったぐらいですし。

少女漫画とくくって合う合わないも無いと思いますよ

少年漫画だって、漫画の好みって人によってかなり違いますよね。
ハイキューは好きだけど修羅の門は読まないとか、いろいろあると思いますよ
ジョジョは好きだけど男塾は嫌いとか、その逆とか…。

私はそのアーティストの歌詞もまあなんだか…ってなっちゃう年頃ですが
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