アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

何の書籍だったか秦郁彦氏が、林博史教授に関して論文剽窃を行った、というような文章を目にしたのですが、具体的にどのようなものだったのでしょうか?

小生の知る林先生は確か労働関係の歴史的考察を熱心にやっておられましたが、いつの間にか沖縄問題に移り、左派まるだしの現在に至ってしまったのが不思議なんですね。
どうも論文盗用問題というようなものがあって、それが転機になっているようなので、詳しい方がおられましたらお教えください。

A 回答 (1件)

ご指摘の事案かどうかわかりませんが、秦郁彦氏ともめたのは


Wikiにある改ざん問題だと思います。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9E%97%E5%8D%9A% …

これは、中国新聞の連載記事について、高嶋伸欣教授らとともに
記事が「マラヤの日本軍」(林・高嶋共著 1989年)の内容を
改ざんや捏造して引用している「日本軍弁明史観」であるとして、
新聞社に抗議をして、執筆者である御田重宝中国新聞編集員は
退職へと追い込まれました。
御田氏と知己であった秦氏が「マラヤの日本軍」の方が誤りが多いと論評し、
さらには林氏から御田氏への私信を秦氏が引用し、これを林・高嶋両氏が
「私信の無断使用」と批判したもの。
(たしか、秦氏の「昭和史の謎を追う」にも記述があったと思います)

ご指摘とは異なりますが、林博史氏は秦郁彦氏の著作「慰安婦と戦場の性」
について、写真や図表の盗用、誤読、恣意的な引用、資料の書き換えなどが
大量にあると週刊金曜日で批判しました。
ttp://www.geocities.jp/hhhirofumi/paper44.htm




林博史氏の論文剽窃問題は、氏の学位論文「近代日本国家の労働者統合」が
安田浩氏の論文を無断利用したとして批判されたものではありませんか?
ttp://ci.nii.ac.jp/naid/40003818199
林博史氏が研究を戦争責任追及に転換したのはこれ以後のようなのですが、
申し訳ありませんが、詳細は知りません。
そもそも大学院の担当教授が南京事件の20万人虐殺説や、朝日新聞の
「毒ガス写真誤報事件」で煙幕を毒ガス写真と断定した故藤原彰教授ですから、
ある程度はその方面に進む意向があったのではないかと邪推しています。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ご回答を読んで思いだしました!「昭和史の謎を追う」で読んだのでした。
しかし秦氏と林さんは当時色々、確執があったんですね。
御田氏の手記も当時読んだ覚えがあります。
「近代日本国家の労働者統合」論文だったんですね。
あ~、すっきりしました。
ありがとうございました。

産経にあばかれた、煙幕を毒ガス写真と検証したのは藤原彰だったんですね。

お礼日時:2015/05/05 10:32

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!