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製薬の業界で「コンパニオンテスト(commpanion test)」というものがあることを知りました。しかし調べましたが実態が分かりません。後学のため、ご存じの方、教えて頂けませんか?よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

No.1です。



ダミーではありません。実際に予測を目的として実施する検査です。
例えば分子標的薬(その多くは抗がん剤ですが)は、がん細胞に関連するある種の分子(がん細胞が作り出すたんぱく質等)を標的として効果が発現するように設計されている薬剤ですが、これは裏を返せば「そのタンパク質を生成しないがん細胞には、その薬剤の効果が期待できない」ことを意味します。また、分子標的薬に限らず、人に投与された薬剤は、ある特定の遺伝形質を有する患者さんで予期しない副作用を発現する危険性もあります。コンパニオン診断はこの様な事態をことを目的として実施する検査です。
有名な例でイレッサという分子標的薬は、非小細胞肺がんに高い治療効果があるという触れ込みでしたが、(実際に著しい治療効果が認められた患者さんもいらっしゃいましたが)実は効果が期待できるのはこの薬剤に対する感受性変異のある(感受性が陽性である)がん細胞に限られていることが明らかとなり、使用に際しては癌細胞が上記条件に合うかどうかを遺伝子診断を実施するように添付文書にも記載されています。

ご興味がありましたら↓製薬協の資料もご覧ください。
http://www.jpma.or.jp/about/issue/gratis/newslet …

尚、質問者様の属性がよく分かりませんでしたので、回答に際しては意図的にごく概略にとどめました。物足りなき場合はご容赦ください^^;。

お役に立てば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。「コンパニオン」という表現が使われている理由が分かりました!「特定の患者集団」ですね。添付の資料、ありがとうございました。勉強になりました。Lescaultさんみたいな親切な専門家がおられるので本当に助かります。今回は大変お世話になりました。

お礼日時:2015/05/05 07:09

こんにちは。


それは多分コンパニオン診断(Companion Diagnostics)のことだと思います。
「ある薬の効果や副作用を、患者さんに投薬する前に予測する目的で実施する臨床検査の総称」とご理解ください。検査の具体的な項目は投与する薬により異なりますが、基本的にはゲノムバイオマーカー試験です(薬剤の効果の標的となるたんぱく質の量や、薬剤の効果に関連する遺伝子の変異や発現度合いを調べます)。
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この回答へのお礼

早々のご連絡ありがとうございます。1つ確認です。「予測する目的で実施する臨床検査」のところが分かりません。「予測する目的で実施するダミーの臨床検査」という意味でしょうか?よろしくお願いします。

お礼日時:2015/05/04 23:33

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