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日々、ゆとり世代という言葉を耳にする現在ですが、少し疑問をもったので質問します。

ゆとり世代というのは、今まで教育に割いていた時間を有効に使えるように「ゆとり」を持たせるのが当初の目的だったようですが、現在「ゆとり」だといわれているような現象は本当にその制度が原因なのでしょうか。

「ゆとり」政策が実施されていた約10年の間に、さまざまな社会の移り変わり(スマホの普及によるコミュニケーション形態の変化など)があったわけで、現在の子供の「ゆとり」現象はゆとり政策の影響だと一概に言えないと思ったのですが、どうなのでしょうか。
それほど教育が、就学世代に対する影響力を持っているとすれば、全員が東大に行けるのではないでしょうか。(飛躍していますがそう思います。)

そういう私もゆとり世代といわれる世代に属しているのですが、いま「ゆとり」と批判されているような性格ではないし、そういう友達もいますがそういう人をみてだらしないなと思います。ただなんらかのファクターが影響して比較的だらしない、根性がないような人間が増加している可能性はありますが、それが「ゆとり政策」だけの影響だという世間の考え方に疑問を持ちます。
そしてそもそも、その「だらしない、根性がない」といわれている人たちも本当にだらしなくて根性がないのでしょうか。江戸時代でも、「最近の若者はだらしない、軟派だ」と書かれている文献が見つかっているくらいですから、ある程度は時代の変化ではないのかなという気もしています。

長くなりましたがまとめると、
1、現在のゆとり世代は本当にゆとり政策のせいで現在の(根性なしのような)性格の人間が多くなってしまったのか。
2、もし違うとしたら何が原因なのか。またその根拠とは何か。

教えていただけるとありがたいです。よろしくお願い致します。

A 回答 (8件)

ひとつの考え方を書くっす。

正解だと押し付ける気持ちはありません。

1. 教育(学校のみならず、マスコミ等からたれ流される情報を含む)が、功罪を
  産んでいると思うっす。

質問者さんがおっしゃるとおり、ゆとりだからいろんな時間や余裕を生んだっす。
世界的なスポーツプレーヤーも多々産んでます。そのうち、学者でも素晴らしい
ゆとり世代の子が出ると思うっす。また、昔なら日陰のように育った子たちも
嫌な思いを最小限で大人になれたと思うっす。

一方、大多数の普通の子たちは、ろくに勉強しないで大人になったっす。順番も
つけられず、皆な公平に人を傷つけず育ったっす。だから、社会になじめてないし、
友だち作れない若者が多いっす。恋愛もできないっす。生きることに対して
鍛えられずに育ってるっす。

才能を持った子、弱者の子にはやさしいのがゆとり教育っす。でも、普通の子
には、何もしてもらえなかったのもゆとり教育っす。

参考になる考え方か否かはわかりませんが・・・。
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当初は、詰め込み教育でゆとりがないため、捌け口として校内暴力や家庭内暴力が横行したことから、ゆとりが必要と考えてわけです。


しかし、様々な人の意見ややり方が入り込んできて、ぐしゃぐしゃになった結果今の間違ったゆとり教育ができてしまったのです。
本来人間は競争をして自分を高めていく動物ですから、競争なしでみんな仲良くでは学力や人としての生き方を間違える若者を作ってしまったと思います。
それに、詰め込み教育で学校からいじめられた人たちが、今は親となっていますからモンスターになって仕返しをしていると思いますね。
まぁ、学校や教育員会の対応は隠蔽ばかりですから、モンスターに叩かれるのは当たり前ですが。

ゆとり世代が全て根性なしではないと思います。
何でも根性論で片づけることを辞めれば、今の世代の人の考え方がわかると思います。
意外と考え方はしっかりしていて自分をよくわかっている人が多いですよ。
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1.そうだと思いますが、教育課程だけではなく、もっと広い意味で。


競争が阻害されたり、悪いところも「個性」なんて言って尊重したがために、独善的で根拠の無い自信に満ちた人間が量産されたと感じています。
自分は悪くない、周囲が悪いと本気で思っており、それを真に受けた上司が指導係の評価を下げたり。
全員がそうではないでしょうが、割合は他の世代より高いと感じています。
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考え方が逆じゃないですかね?



「ゆとり」に限らず「○○世代」みたいなのは、昔から存在する「ある世代をカテゴライズするためのネーミング」であって。
すなわち、「ゆとり教育」と言う教育政策を受けた世代だから、「ゆとり世代」と表現しているだけの話でしょ?

言い換えれば、「ゆとり教育」が「ゆとり世代」を生み出したワケじゃなくて、「ゆとり教育」を受けた世代を「ゆとり世代」と総称しているに過ぎません。

従い、「それが『ゆとり政策』だけの影響だ」なんて言う考え方は、その考え方そのものがおかしいワケで、実際には、そんな考え方には、余り触れたことは無いですよ。

一方で「世代のカテゴライズ」なんてのが、概ねは悪意であって。
それゆえ「これだから『ゆとり世代』は・・」などと使いますけど、同じ様に「団塊の世代は・・」「バブル世代は・・」などと言われ続けてます。
まあ、稀に「さすがバブル世代!」みたいな用法もあるかとは思いますけど、それでも嫌味的なモノを含んでる場合も多いし。

結局のところ、世代の傾向や特徴には、社会情勢やら世相など、色んなものが関係しているのは当然で。
その中には、当然「ゆとり教育」と言う因子も含まれているでしょうけど、因子の一つに過ぎず、その因子が「ゆとり世代」と総称される世代に、どの程度の影響を与えているか?などは、定量的に評価することなど不可能でしょう。
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「ゆとり世代は~」と、いうのは都市伝説みたいなものです。


なんら根拠はありません。

会社の先輩が、「最近の新入社員は~」と、いうことはいつでもあったのです。

人と言うのは何かにつけて、他人の欠点をあら探しして、蔑みたいだけです。
その恰好の標的となったのが、ゆとり教育だったということでしょう。
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>「ゆとり」だといわれているような現象


 は基本は学力の低下を中心に多くの社会常識の欠如です。
  社会常識に関しては数字による比較はできませんが、学力の低下は簡単に出せます。
 学習到達度調査 (PISA)、国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)などの国際ランキングでは日本はは低下してますからね・・・。
 無論(スマホの普及によるコミュニケーション形態の変化など)はありますが、コレは欧米も同様ですから日本のランキングが下がってる言い訳には苦しいかと思います。

 ただ精神論、根性論に関しては教育の問題ではなく、周りを取り巻く社会システムの変化が原因だと思います。
 これの比較としては中国のゆとり世代と呼ばれるものがあります。
 これを中国では『90后』又は『小皇帝』と呼ばれる人です。

記事例
http://nikkan-spa.jp/116139
 これが中国の教育システム自体は変化がありませんから、単純に社会の変化が原因だと思われます。

なので
 学力低下は単純に『ゆとり教育のせい』
 精神的問題は『周りをとりまく社会システムの変化のせい』
だと思います
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ゆとり教育といっても勉強量だとか休日だけではないんですよね。



例えば、昔は教師が体罰するのが当たり前でした。掃除の時間に私語をしただけで廊下で授業を受けさせられたこともあります。

登校拒否児の子を皆の見ている前で折檻する教師もいました。

今だと社会問題ですよね。モンスターペアレントなんてそんな学生時代を過ごした人間が反動でなっていると思いますよ。

怒られるのが当たり前の日々の時代。何もしていないのに理不尽に怒られていた。

今の時代の子は怒られ慣れていない。だからストレス耐性がないのです。

要は学校教育そのものが厳しかったか、厳しくなかったかで社会不適合者の数が増えた。
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こんにちは。


おそらくレアケースを持ち出す回答がつくと思いますので振り回されないようにして下さい。
要するに「ゆとり政策」によって一事が万事ゆるくなったのです。
本来適応されるはずの一部の教育に留まらずにですね。
そしてそのうねりは子どもたちの周囲全てに蔓延します。
社会全体がそういう雰囲気になると厳しくしていたはずの人たちも日和ます。
結局子供たちの周りから「厳しさ」というものが消滅したのです。
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