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一般のニュースにおいて、
 企業の場合、ヤマダ係長が死亡、というような、役職名を付けた報道はほとんど聞かない
(ヤマダさんが死亡、もしくはヤマダ氏が死亡、の方が自然)
のに(ヤマダさんは仮名、全国のヤマダさんごめんなさい)、
 警察の場合、なぜことさらに、ヤマダ巡査部長が死亡、というように階級名を付けて報道するのが多いんでしょう?
むしろ、警察官の場合で、さん付けもしくは氏付けの敬称は聞いたことない気がします。

自衛官でも同様の気がします。

国のため地方のために命を張って働いているから、という理由で、
殉職の場合特に、階級は尊称・敬称の一部として、意識的に付けて報道しているのでしょうか?
そして、それが社会常識だと思いますか?

私は、行き過ぎだと感じます。
「おまわりさんと軍人は偉いものだ」 という古い時代の価値観から抜け出せていない感じがします。
今の時代、巡査長だとか巡査部長だとかいう階級は、警察の内部的なもので、一般市民にまで巡査長と巡査部長の地位の違いの認識を求めるほど、立派なものではないと思うのですが?
ヤマダ係長やヤマダ課長と同じ扱いで良いと思います。

なのに、報道においては、二階級特進まで忠実に反映させているようです。
昨日のニュースまで 「ヤマダ巡査部長が車にひかれて死亡しました」 であったものが、
急に今日から 「ヤマダ警部が車にひかれて死亡した事件について、・・・」 と豹変するのが、
正直うっとおしいです。

そりゃ、殉職警官は立派ですよ。
「違反車両を制止しようとしたら 轢かれた」 というケースの場合、
個人的には、「轢かれないような制止の仕方をするのがプロなのに、轢かれた方にも落ち度があったんじゃないかな」と思ってはいても、死者のことを悪く言うつもりはありませんけど、
かと言って、亡くなる時まで巡査部長だった人を、葬儀に合わせて「警部」と呼んでくれ、ということをアピールする警察にもマスコミにも、不信感を覚えます。

二階級特進制度は、
巡査(警察官見習い)で亡くなった人を「巡査部長として立派に最期を遂げた」と言ってあげるための茶番だったり、
巡査長(警察官見習い)で亡くなった人を(刑事をしたわけでもないのに箔を付けて)「警部補として立派に最期を遂げた」と言ってあげるための茶番だったり、
退職金が 巡査部長 と 警部 ではかなり違う、という遺族への温情だったり、
というような、
あくまで組織内部での配慮ではないんでしょうか?

それを、
世間一般にも 「ヤマダ警部が車にひかれて死亡した事件について、・・・」 と言わせる、天・お上を仰ぐこの風潮はなんなんでしょう・・・
普通に 「ヤマダさんが車にひかれて死亡した事件について、・・・」 で良い、と思うのは私だけですか?
それとも、警察官には「それなりの敬意」を払って、前を通る時は敬礼しなきゃダメですか?

A 回答 (7件)

>それを、 世間一般にも 「ヤマダ警部が車にひかれて死亡した事件について、・・・」 と言わせる、天・お上を仰ぐこの風潮はなんなんでしょう・・・


普通に 「ヤマダさんが車にひかれて死亡した事件について、・・・」 で良い、と思うのは私だけですか?

→この国はお上が絶対、報道は興味本位という国です。だから公務員である警察官や自衛官等の不祥事には一般大衆の興味が集まります。学校の先生なんかもそうですね。それなりの地位にあるものの記事については敢えてそうしていると思います。

>それとも、警察官には「それなりの敬意」を払って、前を通る時は敬礼しなきゃダメですか?

→不要です。警察官は市民を守るのではなく事件事故の後処理を行うだけです。どうも一部の人は警察をボディガードと混同されている筋があります。彼らに訴えても決して守ってはくれません。だから私は軽蔑も尊敬もしません。

>「おまわりさんと軍人は偉いものだ」 という古い時代の価値観から抜け出せていない感じがします。

→「末は博士か大臣か」というのも同じような価値観だと思います。私はどちらにもなれませんが、博士は自分の業績を業界で認めてもらえればなれますし大臣は与党のボスに認められればなれます。
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この回答へのお礼

やはり、
  巡査部長 と 警部 と言い直させる お仕着せがましい「警官を敬う風習」 に対する私の抵抗感
は、特別なものでないことがわかって安心しました。

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2015/05/23 22:19

公務中の殉職や事故は必ず肩書きを含みますよ。

アナウンサーが失言したら、何局の誰アナウンサーとか・・
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この回答へのお礼

必ずでしょうか。

それに、階級は肩書きでしょうか。
所属や役職(○○県警○○署勤務の、△係長補佐)で充分では。
死後に、呼び名を特進させるという儀礼に、マスメディアが付き合う必要はないのでは。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/06/04 17:31

この質問がでるまであまり考えたことはありませんでしたが・・・



少なくとも公務で亡くなられたなら階級付きで報道すべきだと思いますし、同時に名簿などにも階級付きで履歴を残すべきだと思います。その代り、公務で悪いことをすれば、階級が付いた状態で報道されるのは権力監視の一環から当然のことでしょう。
 だから早く辞表を出させて「元」がついた状態で報道させたい、というのは本質をついていると思います。

なぜ階級にこだわるのか、それは「公務」だからです。公務というのは「誰がやらなければならない仕事」であり、場合によっては死の危険も伴う仕事です。死が伴う可能性があるから誰もやらない、のでは社会が、国家が回っていきません。そのかわり、殉職を伴うような危険な業務には「名誉」を与えよう、というのが近代社会の元々の通念だといえます。

諸外国の例をみてみましょう。日本は70年戦争をしていませんが、世界には戦争を数多くおこなっている国があります。たとえばアメリカにはアーリントン国立墓地があります。この墓地に埋葬されるのは戦死した兵士と公務でテロなどに遭った公務員または民間人などが埋葬されていて、また海兵隊の慰霊碑などがあります。
 この墓地に埋葬された人々は「国家運営に死をもって貢献した人々」ということで、アメリカという国家があるかぎり、永遠に名前が残り毎月記念の式典が行われるのです。

日本の場合、たとえば警察官・消防士などは殉職の危険の高い職業であるといえます。
東京には警察官・消防士の慰霊施設があり、そこには警官811柱・消防士465柱(H22年現在)奉じられています。この平和な時代でもこれだけの命が犠牲になり、その代り国や地域の安全が維持されているのです。

自衛隊は今のところ戦死による殉職者を出していませんが、もし尖閣諸島有事などが今後起こり、自衛隊に戦死者がでることになれば「公務における死者への扱いと名誉」というものを、もう少し日本人も考えるようになるのではないか、と思います。

以上のことから、階級のある職務について公務による殉職などであれば、階級を付けて報道するのが当然の礼儀だと思いますし、その代り「権力の監視」という意味合いから、悪いことをすればやはり階級付きで報道されるべきだと思います。
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この回答へのお礼

「階級を付けて報道するのが当然の礼儀」
という考えは最初予想していた理由ではありましたが、
そう考えている人と、そうではないと考えている人と、いろいろな方のご意見を得られたのはたいへん有意義でした。

私は、
「ヤマダ警部が車にひかれて死亡した事件について、・・・」 という例は、
「元巡査部長のヤマダさんが車にひかれて死亡した事件について、・・・」 で良い
と未だに思っている側の人間なのですが、
マスコミが「ヤマダさんは亡くなってから警部になった」という事実を尊重(それが茶番に見えようとなんだろうと)している流れは、
私も静かに見守っていくことにします。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2015/05/24 23:33

結論じみて申し訳ないですが、公務員の役職公開は「法律(情報公開法)が根拠」です。



メディアとしては、可能な限り多くの情報を伝えたいのですが、民間人の場合、勤務先や役職も「プライバシー情報」であって、犯罪容疑者などでも、企業が関与していない場合、企業名の公開にも配慮が求められ、「会社員の○○」が限界となる場合が多いワケです。

「報道のせいで会社が潰れた」なんて言う心配が無い大企業の場合でも、ようやく企業名が出るくらいで、役員クラス以外は、役職名などを報じられることは、まずありません。
従い、刑事事件の容疑者などは、「経営者(社長)」「会社役員」「会社員」の3つくらいの、大雑把なパターンしかありません。

一方の行政情報は、公開が原則です。
その結果、公務員は役所名や役職名まで公開されるし、報道も可能と言うだけの話です。
地方自治体で言えば、「○○局○○課の○○係長」など、役所の座席が特定されるレベルまで報じます。

それと警察やら自衛隊の階級などに精通してれば、そんなにカッコ良い話だけでもないですよ。
たとえば「○○巡査部長 53歳(こち亀の大原部長くらいの設定。)」なんて出てくると、「この人、ノンキャリで警部補の試験に合格しなかったんだなぁ・・」なんてコトが判っちゃうので。

大企業で言いますと、「万年係長にもなれなかった人・・」って感じで、役職は出世してりゃカッコ良いですけど、出世が遅れていると不名誉情報ですからね。
従い、民間人の役職公開は任意で、「役職を出すな!」なんてコトも要求は出来ますが、公務員はメディアの一存で、無条件に出されてしまいます。

さて、どっちがイイですか?
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この回答へのお礼

なるほど!

公務員の場合は、役所名や役職名まで(そして恐らく階級名も)公開されるのが法律で規定されている

と考えれば、マスコミが、自分たちが知り得た情報を、あえて伏せて流す必要はない と考えるのも自然 かも知れませんね。

私はその視点が欠けていました。

テレビ局内でセクハラがあったりして、
「職員がセクハラを働き処分した、と発表しました」
というような報道をされても、
「職員て誰やねん。あの男性アナウンサーちゃうんか」
と、すっきりしない気持ちになるので、
役職は出す方がイイと思います。

既に亡くなっている方を、組織のルールで特進後の階級で呼び直す、ということへの違和感はまだ心の中で解決していないですけど、警察官に階級を付けて呼ぶ理由は、はっきりすっきりして、助かりました。ありがとうございます。

お礼日時:2015/05/23 22:39

No.2 gouzigです。


「でも、市民を守る仕事・危険な仕事をしているのは、警察に限った話ではないと思います」
→そうですね。他にもあるでしょうね。
「でも、消防署員や団員で、「○○町消防局△分署の ウミダ係長補佐が、逃げ切れず亡くなりました」というような、「地位」を意識させる報道は見たことありませんので。。。」
→そんなことはないと思いますよ。
消防士でも、殉職などの場合は消防士長や消防副士長という表現をしています。
「交通事故処理とかで知り合う警察官は、階級や役職を聞くと(まあ滅多にそんなことありませんが)露骨に嫌そうな顔をしますのにね」
→それはそうでしょう。そのへんのサラリーマンに突然肩書きを聞いてみてください。
露骨に嫌な顔どころではありません。
「ほとんどが「巡査長」か「巡査部長」止まりで辞めていく中で、警部補以上になった人の階級は「名前に付く勲章」みたいなものなのでしょうか。邪推ですか?」
→どのような意味か分かりません。
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この回答へのお礼

逐一見逃さず答えてくださって、ありがとうございました。

>消防士でも、殉職などの場合は消防士長や消防副士長という表現をしています。
私が無知だけなのかな…と思い始めました。

「警察官に対して さん付けは、逆に違和感を感じる」
と、マスコミが判断しているのかも知れませんね。

お礼日時:2015/05/21 22:20

おじさんです。


「報道において、警察官や自衛官を階級で呼ぶのは、社会の常識!?」
→まあ、今までそうしてきたのですから常識といえば常識でしょうね。
「私は、行き過ぎだと感じます。「おまわりさんと軍人は偉いものだ」 という古い時代の価値観から抜け出せていない感じがします」
→おっしゃる意味は分かります。
でも、観点が違うと思います。
警察官や自衛官は偉いからではありません。
我々市民を守る仕事をしているからです。
しかも、危険な仕事です。
彼らの給料や年金は、そんなに高くないのです。
私はいつもそれらの職務には尊敬の念を抱いています。
「それとも、警察官には「それなりの敬意」を払って、前を通る時は敬礼しなきゃダメですか?」
→そんな極端な態度をする必要はないでしょうけどね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>殉職警官は立派ですよ。
と申し上げた通り、命かけている警察官や自衛官に、私もある一定の敬意は持ち合わせていますし、
目の前にいたら、「ホンカンさん、毎日ご苦労様です」と声をかけてあげたい場面もありますけど・・・。

でも、
市民を守る仕事・危険な仕事
をしているのは、警察に限った話ではないと思います。
(話それますけど、警察の危険手当は、かなり安いみたいですね。付かないことも多いとか。)

でも、消防署員や団員で、
「○○町消防局△分署の ウミダ係長補佐が、逃げ切れず亡くなりました」
というような、「地位」を意識させる報道は見たことありませんので。。。

あと、警察官より自衛官の方が、命張っているということがわかりやすいですけど、
海上自衛隊一等海尉 とか、三等海士 とか言われても、
あまりピンと来なくて 内輪向けのコード(符牒)のような感覚さえ覚えます。

まあ、他の方もおっしゃるように確かに、
殉死 殉職 のような、名誉の場面だけでなく、
「カワダ警部補が改造拳銃を隠し持っていた」 とか
「サトダ一等海佐が機密文書を持ち出した」 とか
事件報道の場面でも階級が付けられることはありますね。
「カワダ警部補が」 と言わせないために、
いち早く免職して、
「元警部補 カワダ容疑者が改造拳銃を隠し持っていた」 と
言わせようとするのでしょう。

それでも、やはり、階級と役職 という二重構造を持つ警察・軍隊において、
フォーマルな場?(報道)はことさら なぜ敬称にこだわるんだろう、
というのが未だにもやもやします。
交通事故処理とかで知り合う警察官は、階級や役職を聞くと(まあ滅多にそんなことありませんが)露骨に嫌そうな顔をしますのにね。
ほとんどが「巡査長」か「巡査部長」止まりで辞めていく中で、警部補以上になった人の階級は「名前に付く勲章」みたいなものなのでしょうか。邪推ですか?

なら、消防団員にこそ、階級を付けてあげないと・・・と思います。
現代は階級社会じゃないですけど。
(話違いますけど、逆に皇族に対してはマスコミがきちんとした敬語を使えなくなっていますよね。「眞子さまが聞いていました」とか。)

お礼日時:2015/05/21 21:49

殉職とか気持ちの問題は置いておきましょう



警官、自衛官だけが役職付報道ではありません
悪い方の報道ですが

・絶倫の1万に越えの援助交際「校長」
・会社の金を数億横領した「部長」
・アイドルを食い物にしていた芸能事務所「社長」
・パワハラの「係長」

なんにせよ、社会的に地位のある場合、社会的に公共企業、大企業である場合
報道等の判断で「所属」と「役職」は報道されます

なので報道で警官、自衛官の「役職」を付けるのは報道の常識にはなりますね

後、「殉職」の場合は、死亡したその瞬間から「その人の人権」は無くなります
「人権は生きている人にある権利です」
なので、殉職した人に「役職」を付けて報道するのも「メディア側の自由」
とはなりますね
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

ご例示くださった
「校長」「部長」「社長」「係長」
全てのケースを、私も質問の前に考えていましたが、でも、階級とは少し扱いが違いませんか?

例えば、
ヤマダ元巡査部長が、交通課長だとして、
「ヤマダ交通課長が轢かれて亡くなりました」
とはあまり言わないわけです。
「交通課長のヤマダさんが轢かれて亡くなりました」
なら、まだぎりぎり許容できる気もします。

さんの代わりに「ヤマダ巡査部長」とか「ヤマダ警部」とか、敬称にこだわるのは、なんなんだろう・・・もしかして、戦前の精神がそのまま平成まで引き継がれているのかな? という疑問が、今回の質問の発端です。
マスコミが、「ヤマダ巡査部長」となっていたニュース原稿を「ヤマダ警部」に言い換える配慮を見せる必要はないでしょう?
階級を付けて敬意を示すのは、警察身内の公葬の場・叙勲の場のみで良い気がします。

メディア側の「自由」だとすると、メディアは考えが古くて、警察・記者クラブにおもねっている、ということでしょうか?

お礼日時:2015/05/21 21:16

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