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現在は、稼働を停止していますプルサーマル発電の原子炉で、一年間、どのくらいの量の核燃料が使用されていたか、お聞きしたく思います。
同じく、2~5%の低濃縮ウラン燃料を燃やす軽水炉原子炉、それも出力が110万キロワットの沸騰水型の原子炉ですと、年間132トン程使用され、三回に別けて使用されていたとききます。
またもし差し支えなければ、ナトリウム漏れを起こした福井県の高速増殖炉、もんじゅに使われた燃料の量についてもお聞きしたく思います。ただもんじゅは一基だけ試験的に稼働させなかった。一基しか存在しなかったと聞きますが。

A 回答 (1件)

ご質問の趣旨がいま一つ分かりませんが、下記のサイトにあるように、燃料の組成を変えることにより、通常の低濃縮ウラン燃料と同じような取り扱いができる、ということかと思います。

つまり、「どのくらいの量の核燃料」が「核燃料全体の重量」という意味であれば、「通常の低濃縮ウラン燃料と同程度の量」ということかと思います。(同程度の電気出力を取り出すための核燃料全体の重量という観点です)
http://www.japc.co.jp/project/cycle/mox01.html

 通常の低濃縮ウラン燃料も、プルサーマル燃料も、そのうち実際に熱を発生する核種という意味でいえば、核燃料の重量のうちのごくわずか(高々数パーセント)ということになります。

 高速増殖炉も、核分裂する物質がウラン235からプルトニウム239に変わるだけで、プルトニウムに転換されるウラン238も含むという点で、基本的な考え方は変わらないと思います。従って、この場合でも、同程度の電気出力を取り出すための核燃料全体の重量という観点では、低濃縮ウラン燃料とそれほどの違いはないのではないかと思います。

 もっと詳細な単位エネルギー当たりの重量や、核燃料中の各核種の組成比などについては、残念なが詳しくありませんので、そういったことがお知りになりたければ、この回答は無視ください。
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