プロが教えるわが家の防犯対策術!

先日、父の義歯の不具合(間に米粒等よく挟まり取れてしまう等)の相談をさせて頂きましたところ、ポリグリップ等よりもリベースしたほうが良いと言われました。その後母親がポリグリップを購入してきたのでその話はそのままにしておいたのですが、先程父親にリベースのことを話してみるとその方が良いと言いました。なのでリベースとはどういうものなのか、どういう効果があるのかを調べようとしてみたのですが、どうも適当なホームページが発見できません。
 そこで教えてほしいのが、リベースとは?、それとポリグリップとの違い、リペースの短所、長所、価格、安定性(維持できる期間)、どこの歯医者でも出来るのか等教えて頂きたく思っています。
 出来るだけ早く対処してあげたいのでどうか宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

 歯科医です。

歯科医院でよくおこなわれている直接法によるリベースについて説明します。
 材料は、粉と液を混ぜ合わせるとドロドロのペースト状になり、5分くらいで硬化する赤ピンク色の特殊な合成樹脂を使用します。義歯の裏面にこの樹脂を盛りあげ口のなかに義歯を装着し樹脂が硬化してから取り出します。樹脂が硬化する間、義歯を正しい位置に保持する必要があり歯科医師の経験と技術により出来具合が左右されます。硬化した樹脂はもとの義歯と同等の硬さがあり、もとの義歯と強固に接着します。
 ポリグリップは硬くならないことと、義歯と強固に接着しないことがリベースと異なります。
 ポリグリップと比較した場合のリベースの短所は、結果が歯科医師の技術力に左右されること、材料が硬いので痛みが出ることがあること(多くは歯科医院で調整すればなおります)。長所は耐久性があること、義歯の清掃が行いやすいこと。ポリグリップを何回も買わなくてよいこと。
 価格は総義歯の上あごか下あごか1つだけをリベースしたとして1割負担で1300円、3割負担で3900円程度です。
 安定性は使用法にもよりますが、1~数年以上でしょう。
 リベースは矯正歯科、口腔外科などのみを専門に行っている歯科以外であれば日本中どこの歯科医院でもできるでしょう。
 以上、一般的な直接法によるリベースについて説明しましたが、ほかにもリベースの方法がありますので、かかりつけの歯科医院で相談され快適な義歯を使えるようになればいいですね。
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歯科医です。


リベースは入れ歯の内面を張り替えることです。
ポリグリップ等入れ歯安定剤とは根本的に異なるものです。
大抵の歯科医院でできるはずですよ。(上手かどうかは別にして)
内面を入れ歯とほぼ同じ素材で張り替えて適合性を高めるものなので
長期間もちますし清潔です。
価格はなんともいえません。
入れ歯の種類によっても違いますし
負担が何割かによって違うので。


長期間、入れ歯安定剤を使用されると
顎堤(歯のない歯茎のぶぶん)の骨が吸収されてしまい、
入れ歯がとても使用しづらくなる恐れがありますので
長期間、連続して使用されるのは避けたほうが無難です。
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