アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

こちらの御殿の屋根の中の部分、梁の上に無数の細かな梁?が組み合わせられている構造は、なんていうのでしょうか?なぜこの様に?この建築様式をできるだけ詳しく知りたいです。

「こちらの御殿の屋根の中の無数の梁?建築様」の質問画像

A 回答 (1件)

在来工法の和風小屋組みです。


特に名称は無いです。
添付されている写真の場合は、大架構になっているので、小屋組み(母屋)の段数が多くなっています。
小さい家であれば、小屋組みは2~3段程度で構成出来ます。(屋根の傾斜や大きさにより段数が変ります)
城とか大きな武家屋敷などは、母屋が大きく構成されるので、天井の内側は構成材がかなりの密度で配置されます。
実際に直接母屋組みを見れる城として、熊本城の大御台所があります。
在来工法の場合は、基本的に水平材と垂直材で母屋を構成して、屋根勾配に応じた斜材を支える構造となります。
垂直材の間隔は一定基準があるので、斜材との位置関係で割りつけられます。
水平材は、垂直材の間隔に応じて、格子状の形になるので、間隔も垂直材と同様に一定基準で割り付けます。
最下部は、太い梁で受けて、全体の荷重を支えます。 梁は、柱で支えられる事となります。
細かな仕口の形や、小屋の組み方などは、数種類の様式はあります。
ここら辺は、木造在来工法の解説書(日本建築史の教科書や、木造の架構や構法の教科書など)を読まれると良いと思います。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!