プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

電子出版なら全部自分の儲けにできるのに何で大きな会社の発行する紙に、自分の漫画を載せたがるんですか。

A 回答 (3件)

全ての漫画家さんが電子書籍で出版するとなると、読者はどんな漫画を買うでしょうか?


おそらく、何かがきっかけで売れた人気作、タイトルが秀逸なもの、新作としてリストの一番上に来るもの……、などとなるでしょう。

しかし今現在、漫画は少年誌だけでも、「ジャンプ」「マガジン」「サンデー」「チャンピオン」「ガンガン」「エース」と思いつくだけで6誌あって、1誌につき10人くらいは連載しており、その控えで連載を目指している人がその数倍います。
となると、少年漫画を描いている人・描く用意がある人だけで数百人になります。
もし、この人数がいっせいに電子書籍で販売しだしたら、上に書いた人気作や目につかれやすい作品しか売れません。

新人なんて、ただでさえお金がないのですから、出版社から原稿料を貰って、同時に雑誌に載せるという宣伝をしてくれないと、生活ができません。

また、新刊を出すという告知宣伝には莫大な労力とお金を必要とします。
その際たる例がアニメ化・映画化などですね。
これには、労力やお金の他に、ややこしい契約の知識が必要と面倒くさいです。
しかし、これは普通、漫画家さんが漫画を描いている間に、出版社が勝手に話をまとめてきてくれます。
そして漫画家さんは、それに許可を出すだけで、その面倒をすっとばして、漫画はさらに売れることになります。

なので、まあ、一冊あたりの収入は、出版社経由よりも直接の電子書籍の方が良いでしょうが――
全体でどれだけ売るか、という問題になると、出版社経由の方が圧倒的に良いのです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2015/07/08 15:44

メジャー誌に乗れば、単行本化する前に多くの人にリーチすることができます。


連載中にも原稿料が入ります。編集者の力を借りることも出来ます。
単行本化された際には宣伝してもらえます。

電子書籍の時代になりつつある今、出版社の役割が減っている事は否定できませんが、個人が出版社の代わりになれるような状況にはまだなっていません。

毎週数百万の読者に読んでもらえるという事がどれだけすごいかを冷静に考えてみれば自ずと答えは出るでしょう。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2015/07/08 15:44

この理屈で言うと、同人誌即売会は全滅ですね。

    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2015/07/08 15:44

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!