例えば、、、、
NASAか何かが月に行って、発見した事ってやっぱり論文として、科学雑誌に投稿されるんですよね。
(この事もちょっと自信ないのですが、、、)


でも、そういうのって受理する側はどうやってその論文を
審査しているんでしょうか?

別にNASAとかでもなくても、
他に(~湖の~の生態を十年間に渡って調べました)とか
そんなような、追試試験が、かなり難しそうな研究であった場合、についての疑問です。

どうなってるんでしょうか?

A 回答 (7件)

siegmund です.



> 最終的な責任は著者にあります.
は学術雑誌共通の認識ですよね.

> だから数学の分野ではプレプリントが一般的に出回るとか・・・。
> 化学ではありませんが,物理にもありましたよね,確か。

はい,物理ではプレプリントサーバーがあります.
本体は米国のロスアラモス研究所にありますが,ミラーサイトがあちこちあって,
日本では,京都大学基礎物理学研究所の
http://xxx.yukawa.kyoto-u.ac.jp/
にミラーサイトがあります.
最初は素粒子論分野から始まったのですが,だんだん分野が広がってきました.
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rei00 です。



siegmund さんの回答をたまたま読み直して思いだした事があります。

> レフェリー自身は追試はしませんから,そのあたりをきちんと書かれたら通さざるを得ませんね.

 化学というよりも薬学の雑誌ですが,レフェリ-の依頼文に「なお,完全にお直しいただく必要はありません。最終的な責任は著者にあります。」といった内容の事が書かれています。

 要は,その内容が科学的かどうか,理論的かどうか,を審査しているわけですよね。

> もっとかかるものもいっぱいあるようです.

 そういえば,そうですね。だから数学の分野ではプレプリントが一般的に出回るとか・・・。化学ではありませんが,物理にもありましたよね,確か。
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siegmund です.



ryumu さんは蛋白質の論文が誤っていた興味深い例を挙げておられますね.

レフェリーとしては
> これまでの活性研究の結果から予測される構造とその蛋白質の構造が、
> あまりにも異なって
という理由で reject はできないでしょうね.
多分,著者も予測される構造と異なっていることは知っているわけで,
そこに関する議論も論文中でなされているんでしょうね.
レフェリー自身は追試はしませんから,そのあたりをきちんと書かれたら
通さざるを得ませんね.
もし,論文原稿でそういうあたりの議論がなされていなかったりしたら,
「予測される構造と違うが,それに関する議論を付け加えてください」
というコメントがついて,著者と何度かやりとりがあったかも知れません.

今現在の予測と違うから,といって論文を reject すると,
従来の定説をひっくり返した論文などというのは出なくなってしまうわけです.

> どんな論文でも100%は信じることは出来ないと思いました。
> おそらく、本当に重要な研究は何度も別の研究者にも追試されることになるのでしょう。

科学の歴史は,間違いとその修正で作られてきとも言えるわけで,
誤っている論文はいくらでもあります.
つまらない誤りもありますが,意味のある誤りもあります.
creative error なんて言葉もあるくらいで...
捏造は話になりませんがね.

rei00 さん:
> 数学のように数日(数週間?)かければ結果の確認が出来るものと...
もっとかかるものもいっぱいあるようです.
今思い出しましたが,数学でも computer-aided proof もあるわけで,
そういうときは全部のステップを検証しないでレフェリーが承認,
というのもあるようです.
有名な例は,四色問題ですね.
アッペルとハーケンが1976年に四色問題を解決したとき,
イリノイ大学の大型コンピューターをずいぶん長時間(何千時間?忘れた)
使いました.
確かこのときは comuter-aided の部分は一部分だけのチェックで
承認されたと思います.
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化学屋の rei00 です。



論文の審査の過程についてご説明いたしましょう。

 まづ,投稿された論文はその雑誌の編集責任者(エディタ-,その雑誌の分野の代表的研究者)の所に回ります。

 エディタ-は,論文を見て審査に値するかどうかを判断します(これは内容についてではなく,雑誌のスタイルにあっているか,必要なものが揃っているか,雑誌の取り扱う範囲か,といった形式的な点です)。

 形式的に問題がなければ,エディタ-は投稿論文の内容を判断できる審査員(レフェリ-)2,3名に審査を依頼します。

 レフェリ-は先の回答(ANo.#1)に書いた様な点を判断して,1)このままで受理,2)少しの手直しで受理,3)大きな手直しがいるが,それが成されれば受理,4)掲載不可,などの判断をします。
 そして,2)-4)の場合は何故かという理由も添えます。この段階で,先の方法や結果,議論などに問題があれば,それを指摘して改善するよう要求します。

 エディタ-は複数のレフェリ-の審査結果をまとめて,採用・不採用の決定をします。

 この結果とレフェリ-の意見が論文投稿者に送り返されますので,論文投稿者はレフェリ-の意見に従う,それに反論する,追加実験を行なう,などをして論文の修正を行ないます。

 修正した論文とレフェリ-の意見に対する投稿者の意見を添えて,エディタ-に送付します。

 エディタ-はその修正論文を読んだうえで,適切な修正がされているかどうかを判断し,採用・不採用の判断をします。この時に,レフェリ-に修正論文等を送って意見を聞く事もあります。

 以下,エディタ-,レフェリ-,投稿者間の論文と意見のやり取りが,エディタ-の採用・不採用の決定が出るまで続きます。


 いかがでしょうか。数学のように数日(数週間?)かければ結果の確認が出来るものと,物理学や化学のように簡単には追実験が困難なもの,生物学のようにデ-タは正しいがその解釈が複数可能なもの等々,それぞれの分野の特色はあるかと思いますが,大体は同じだと思います。


以下余談です。
ryumu さん,お久し振りです。よろしければ,「教育 > 理系の学問 > 化学」の私の質問(QNo.89203)にも回答いただけませんか。お願いします。
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駆け出しの生物系研究者のryumuです。


化学、物理と来たら、やはり生物ですかね??^^;
rei00さん、siegmundさんというプロの方たちがもう答えられてるので、
科学論文のことで、ちょっと私が感じたことを・・・

ある権威のある有名雑誌でpublishされた蛋白質の結晶構造が(大型放射光を用いたものでした)、一年後、別の研究者のやはり大型放射光を用いた追試により間違いであることが分かった、という例が数年前にありました。
それも基本的な解析ミス、しかも論文だけからでは分からないものでした。

この場合、なぜ追試されたかというと、これまでの活性研究の結果から予測される構造とその蛋白質の構造が、あまりにも異なっていたからです。
しかし、そもそもそういう疑問は、レフェリーの審査の段階で現れるべきなんでしょうけど・・・
(ちなみに、追試された結果は、かなりの程度これまでの活性研究の結果と合致してますが、合わないところもやはり存在してます。)

私はまだ駆け出しの生物系の研究者で、論文を書いた経験も少なくて(しかも最近投稿した論文がrejectされてやる気喪失・・-o-;)、偉そうなことが言える立場ではないのですが、こういう事件(?)を間近に見て、どんな論文でも100%は信じることは出来ないと思いました。
おそらく、本当に重要な研究は何度も別の研究者にも追試されることになるのでしょう。

論文を読む立場では、丸々信じてしまうのは危険でしょう。
論文を書く立場では・・・・確かに、希望的なことを書いてしまいますね・・

ただ、夢(?)を与えるのも論文の重要な役目ではあるとも思いますが^^;
いやはや、勝手なことを書いてしまいました。
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物理屋の siegmund です.


論文の執筆も審査もかなりの経験があります.

で,基本的に rei00 さんと同意見です.
通常,論文の審査では追試はしません.
というか,いちいち追試をするのは不可能です.
論文には,誰かが追試をしようとすればそれが可能であるだけの情報を
盛り込むのが原則ですが,
実際にレフェリー(論文審査者)が他の研究者の実験などを追試しようとすれば,
大変なことです.
細かいノウハウなどあるでしょうし,
必要な装置が自分のところにあるとは限らない.
加速器だとかカミオカンデだとかの実験だったら追試なんて
レフェリーには不可能です.
まあ,たまには,ごく簡単なことで新しい知見を得たというコロンブスの卵的な
論文もありますが,そういうものはごく少数です.
例え,追試ができたとしても,追試に長期間かかりその間自分の研究ができない
などの状況も考えられます.
レフェリーの名前は非公表なので,
レフェリーとして追試をやったことは自分の業績にはできません.
レフェリーは全くのボランティアです.
学術誌にもよりますが,報酬もないことが普通です.
誌によっては雀の涙ほどの何かをいただけるところや,
次にその学術誌に自分が投稿したとき費用負担が免除される,というのもあります.
言い忘れましたが,専門学術誌に論文を書いても普通は原稿料はもらえません
(ノーベル賞クラスの超大物の招待論文なんかだと違うかも知れない).
それどころか,出版費用の一部を著者が負担しないといけないことがしばしばあります.

ちょっと話がそれてきましたが,そういうわけで重要な結果については
「追試でそれを確認した」というのも論文になりえます.

親しくしている数学者の某氏によりますと,数学の論文の審査はちょっと様子が
違うようで,レフェリーが証明のステップを全部検証するのだそうです.
審査も時間がかかり,投稿から掲載まで2年というのも珍しくないそうです.

ところで clown さん,励起スペクトルの回答に対してレスポンスがありませんが,
お役に立ちましたでしょうか?
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私は化学ですが,他の分野でも大体同じだと思いますので,化学投稿論文の審査経験を基に回答いたします。



投稿論文の審査は,通常次の様な点から行われます。

1.新たな知見を含んでいるか。
2.デ-タの出し方,解釈の仕方に誤りがないか。
3.その雑誌にふさわしいか(レベル及び内容の点から)。
4.文章やスタイルに問題はないか。

ですので,ご質問の内容であれば,デ-タの出し方や解釈の仕方に誤りがなければ,追試が困難な内容であっても受理されます。

そのためには,例えば「月で○○を発見した」だけではなくて,「XXの△△を観測して○○を発見した(写真1)」等の様に写真を添えるとかするはずです。
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この回答へのお礼

そうですか。

追試が可能かどうかという点は、必ずしも必須ではないのですね。

少し、僕の方に勘違いがあったようです。
たしかにその方が合理的ですよね!

rei00さん、どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/08/28 00:26

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