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なぜあれほど残酷な事件なのに日本ではそれほど有名ではないのですか。学校で習うべきではないのでしょうか。
もし立場が逆であれば、中国は日本のことを責め、賠償を求めると思います。
歴史のことはよく分かりません。教えてください。

A 回答 (5件)

通州事件が教科書に記載されないのは、いくつかの理由があります。





・近隣諸国条項

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E9%9A%A3 …
日本の教科書検定では、「近隣のアジア諸国との間の近現代の
歴史的事象の扱いに国際理解と国際協調の見地から必要な配慮が
されていること」という規定が設けられています。
簡単に言うと、近現代史においては中国や韓国の歴史観に沿って
教育するように配慮するので、中国の不利になる記述は控える
ということです。

例えば犯罪が起こった時、加害者が「被害者にも悪いところがある」
という反論をすると、被害者は反発します。
特に第二次世界大戦では、日本は加害者の立場なので、
たとえ通州事件で反論しても「そもそも日本が仕掛けた戦争」
で片付けられることになります。

実は、この条項が設けられた経緯は、報道機関が検定で
『「華北に侵略」を「華北に進出」に書き換えさせた』
と報道して、中国・韓国が猛反発したことによるもの。
しかし、実際はこの報道は誤報で、「侵略」を「進出」に
書き換える意見を付けたのは現地から要請があった
南部仏印の記述でした。
今でも中国・韓国ではこの誤報がまかり通っていますが、
報道機関は一部を除いて訂正しようともしません。



・教育における残酷な表現の問題

ご存知とは思いますが、通州事件の被害者は凄惨を極めます。
映画のR18やゲームのCeroでも残酷な表現では規制を受けます。
仮に記述があっても、「盧溝橋事件後、通州事件などで世論は
対中批判を強めた」程度では、記載の必要性が乏しくなります。



・教育の量的問題

通州事件は確かに当時の世論に影響を与えましたが、
そこまで詳しく書くほど歴史的影響があった事件かは
微妙なものです。

日中戦争に到る経緯において、当時の中国は軍閥化が進み
それらの抗争や求心力低下による治安の悪化によって
頻繁に日本人が被害者となる事件が起こりました。
成都事件や北海事件などで日本人犠牲者が出ることで
対中感情は極端に悪化しました。
そこに中国側からの発砲と思われる件を契機にして、
日中が武力衝突をしました。これが盧溝橋事件です。
 (まめちしき 中国側からの発砲に反撃を許可したのが
  後のインパール作戦で有名になる牟田口廉也連隊長)
このことで戦争状態となり、軍が暴走したとされていますが、
実は、事件直後にはすでに現地では停戦に合意していました。
事件の拡大をしたのはマスコミに煽られた国民と政府、
廊坊事件や広安門事件などで挑発をした中華民国政府です。
この後、通州事件を経て上海事変へと進みます。
ちなみに、上海で大山事件などをきっかけに攻撃してきたのも
中国側です。約5000人の海軍陸戦隊を10万人で包囲・攻撃
したものに日本が反撃して、一気に南京(当時の首都)まで
陥落させました。

非常に簡単に書いたつもりでもこの程度になっていしまいます。
各項目を詳しく説明すれば、さらに長くなります。



現在の教育では、戦争への反省から「とにかく日本が悪い」です。
1937年の南京事件は教えても、1927年の南京事件は教えません。
すべてが「軍の暴走」ですが、煽ったマスコミは知らんぷりです。
当然ですが、日本に全く非が無いとは言えません。しかし、
事実に基づかない歴史を教えて、恥ずかしくないのか疑問です。

通州事件はまだましな方で、葛根廟事件(犠牲者1000人以上)
牡丹江事件(避難民680人中、生存者20人)、通化事件など、
終戦時の混乱で虐殺された方々のことは殆ど知られていません。
南京事件(1927年)では無抵抗を厳命された武官の目の前で
惨劇が行われ、陸戦隊の隊長は責任を問われ自決未遂までしました。
それを中国側に配慮した形で決着させた結果が済南事件です。
 (まめちしき 済南事件も通州事件のような凄惨なもので、
  あまりの凄惨さに(なぜか)「731部隊の証拠写真」として
  中国の教科書に載っていました)
歴史を研究すれば、日本だけが一方的に悪いという意見が
いかに偏向しているかわかると思います。
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<参考>


時代背景とその遠因・原因は、現在の南沙諸島の中国漁船の無法操業と似ています。

南沙諸島
中国の事情
・急激な経済成長に伴い、石油消費が急増し、石油の安定供給に対するリスクが拡大。
・長期一党独裁政が維持できているのは、経済成長で国民が豊かになっているから。石油供給が止まり、経済成長が長期間停滞すれば、政権崩壊につながる体質。

これを踏まえて、中国政府は・・・
・本来、長期交渉で確保すべき石油利権だが、時間の余裕がないので、無理気味な南沙諸島進出を行わざるを得ない。最小限のトラブルで早急に利権を確固にし、石油開発を実行したい。

この中国政府の抜き差しならない状況を、中国漁民は利用して・・・
・南沙諸島でベトナム漁船を排除して、独占操業することを目指し、トラブル発生など気に掛けず、無法行為を繰り返し、体当たりなど意図的に問題を発生させる。
・中国海洋当局は、譲歩できないから、ベトナムに強気で対処せざるを得ず、結果として中国漁船の無法行動が通ってしまい、ベトナム漁船は中国海洋当局に排除されてしまう。


通州事件では、民間人の殺され方を見る限り、日本民間人の経済活動に対する中国側の怒りが相当蓄積していたが、日本軍がいることで、中国側の怒りのガス抜きが行われず、ある時点で、一気に巨大爆発したと言える。
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戦後教育の一環でしょうねえ。

戦前戦中の日本は絶対悪で、絶対加害者である、したがって日本が被害にあうことなんぞありえないし、あったとしても記録から抹殺…。こういう社会的空気があったんだと思います。
 ちなみに私が知ったのは学校を出た後、図書館で借りた本で。教科書に載っていたことはないと思います。社会の風潮が変わったら教科書にも掲載されるようになるかもしれませんね。
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えっ? 有名な襲撃事件ですよ。


戦後から小学だか中学の教科書に取り上げ教えていました。
50年前の教科書を見てください~
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大々的にしないのが日本の長所であり欠点であると…、



全ての日本人が…、

いやいや世界中の人が知るべき、悟るべきと思っています。

この時に仕打ちを受けた日本人をどのように思い、

過去は未来の為に有ると思いますが、

今後の日本の運命を背負って責任を果たして行きたいです。
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この回答へのお礼

日本人だって多くの方が苦しんで亡くなったのにむくわれませんよね。その方たちが日本人にすら尊ばれて(この動詞はおかしいかな、いい単語が思いつきません)いないのが悔しいし、とても悲しいです。

とても良い言葉をありがとうございました。

お礼日時:2015/07/08 21:49

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