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生物の定義はどのような基準になりますか。また生命と生物はそれぞれの基準がありますでしょうか。

A 回答 (6件)

「生物とは」という定義は色々と教科書にありますよね。


既に皆さんから回答があったように、自己増殖が可能な事と、
自信で代謝(エネルギーを取り込み、消費する事)
ができる事が必要条件とされています。ですけど、
生物とそうでないものに一線を引く事は難しくて、本当に
これを定義しようとするならば、乱暴ですけれど、
「無生物の対語。無生物ではないもの」とされています。
いわゆる「生命を持つ自然物」という事なのですが・・・。
(本当なんです)
ただ、簡単に自個体の力でのみ増殖をして、代謝を行うものとは、
単細胞生物ならば問題はないにしても、多細胞生物の場合、
例を挙げるならば皮膚の角質や、骨、髪の毛など、植物で言うと
木部やコルク化した永久組織など同じ生物の体の中にいながら
上記したような条件に見合わせると、「死んでいる」部分が
同居している事になります。そこで、補足を加えると、
細胞構造を持ち、増殖し、成長(この字で書く場合、生長
とは違って、全てが生きて分裂を行う細胞ではない事を意味して
います。分裂を終えた細胞、永久組織の蓄積も含めた意味合いに
なるんです。国語辞典で調べてみてね。)をし、調節、代謝などの
生物現象を行う一群の事を言います。
ただ、先にも書いていますけれど、「ではどこからが生物?」
という境界線はなかなかはっきりとしません。
「ウィルスは何故生物と言えないんだ!」という議論も、
専門家たちが必死になって議論を繰り返している。今はまだそういう
状況なんです。
「無生物でないものが生物です。」としか言えないんですね。

長くなってしまって申し訳ないんですが、それが何故かと言いますと、
もう一つの質問にあった「生命の定義」がちゃんとした統一見解を
導いていないからなんです。一般論として生命とは
「全ての生物に共通な本質的特性」としていますが、その
「生物だからこそ共通した特性とは?」の見解は個々の理解に
依存しています。大きく大別すると生命は科学エネルギーであるとする
機械論と、科学の法則とは別の支配を受けているとする生気論とがあり、
古くから対立しています。現在ではその基礎になっているのは
エンジェルによる弁証法的唯物論で、
言ってしまえば「どちらにも理はある」と言う形の全体論です。
生物とは何かという問題も、結局はこの生命論に対するイメージが研究者
によって様々に異なる為、これが生物で、これが無生物であるときちんと
境界線が引けないんです。
つまり、結論付けますと、生命の定義があるのならば、生物とはなにかを
定義づける事も出来る。それが出来ないから、「生物とは?」という問題は
未だにミステリーなんですよ。お分かりいただけましたか。
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生物の定義を小難しく記述すると:


 一般に栄養代謝・運動・生長・増殖など、いわゆる生活現象を表すもの。


同じく生命は:
 生物が生物として存在し得るゆえんの本源的属性として、
 栄養摂取・感覚・運動・生長・増殖のような生活現象から抽象される一般概念。

私的には「その細胞単位が増殖可能な物」が生物だと思います。
ですからバクテリア(細菌)は生物ですが、ウイルスは生物ではない。
ということになるのではないでしょうか。
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生死があり、自ら移動出来る又は固体の一部を動かすことが出来る、体温を持ち、新陳代謝を行っている。


というのがあります。ただし、これを地球に当てはめると当てはまっちゃうんですよね。(ガイア理論といいます。)
・地球の自転・星の生死・地熱・火山活動など
地球を生命と呼ぶには無理があるような気がするので、「時間」も入れないとおかしなことになるのかもしれません。
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代謝と自己再生産ができるのが生物だと思います


だからウイルスなどは代謝しませんから生物ではありませんね
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同じく学生のときに、こう教わった気がします。



生きていくために、自らそれに必要な栄養をとりこむことができるもの。

生命は、感覚的には生物に宿るものっぽいですよねえ。
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こんにちは。



学生時代に生命には、三つの条件?があると習いました。

1,代謝、2,自己再生産(繁殖)、3,活動する

生物とは生命を持つことができる物ではないかな?

でないと、死んだ生物は、生物ではなくなっちゃうので。。。
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