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原発再開のことで、ちょっと気になります。

http://www.otsukishoten.co.jp/files/genpatsu70-7 …

原発再開ですが、使用済み核燃料はどこにおくのでしょうか?
太平洋を大きなプールと見て、そこに捨てれば、自然にアメリカの海岸に流れてゆきますか?

A 回答 (3件)

皆さんの「個人的な考え」は色々あって結構ですが、正式に決まっている方針としては以下のようになります。


新品の燃料集合体はPWRで3サイクル、BWRで4サイクル程度(1サイクルは約1年)発電に使われた後、使用済燃料となります。臨界状態で発電に使われた直後は崩壊熱も大きいので、少なくとも数年間は発電所内にある使用済燃料プールで冷やしながら保管します。
5年程度経てばプールで冷やさなくても乾式キャスクで保管することも可能になります。移動も比較的簡単にできるようになるので、順次「中間貯蔵施設」に移動することになっています。ところが現状では中間貯蔵施設は六ヶ所村の1箇所しかなくて全然キャパシティが足りないので、当面は発電所の敷地内で保管しておく、というのがずっと続いています。
その後は「再処理」されて核燃料としてリサイクルしたり、あるいは燃料集合体の形のままで「処分」したりすることになります。日本では今のところ全量再処理する方針です。再処理にしても、最終的には廃棄物となるので「処分」されることになります。
「処分」というのは保管ではなく、人による管理を前提とせずに封印してしまうことを指します。方法としては、世界中で地層処分、つまり地下深くに埋め殺してしまう方法が採用されています。技術的にはそれほど難しいものではなく、特に大きな課題も残っていないのですが、具体的な候補地を決めると必ず地元では反対運動が起きるので、こうした社会的な課題のためにフィンランドなどごく一部の国を除いて具体的な建設計画は始まっていません。実際に運用が必要になるのはまだ数十年以上先の話なので、どの国でもあまり焦ってはおらず、ゆっくり時間を掛けて合意形成をしていこうとしています。
我が国でも、自分の住んでいる所の近くが最終処分場の候補地に選ばれたらほとんどの人が反対すると思いますが、では具体的にどんなリスクがどの程度あるのか(あるいはないのか)を理解している人はほとんどいないでしょう。
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ノルウェーでは、頑丈な岩盤にオンカロという施設をつくっています。

10万年保管する予定です。
日本では、まだ決まってないですね。海に捨てれば海が汚染されるのでNGです。宇宙はロケットの打ち上げ確率が90%程度なので、10%の確率で失敗して放射性物質がばら撒かれることになるのでできません。
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使用済み核燃料の始末は原発運転者にとっても問題です。


そのため、政府はリサイクル設備に予算をつぎ込み続けています。
これが成功するか否かではなく、進めている事実が必要なのです。
原発運転者はこれがあるから再稼動を進められます。後始末を政府の責任にできらからです。

核(放射能)汚染は地域や国の問題ではなく地球上の問題です。
海に棄てれば、魚などの海産物が汚染されます。海流を考えれば太平洋地域全国が汚染。

個人的な考えでは、宇宙船に載せて太陽に突入、或いは地下はるか深くのマグマに食わせる、
がベストと考えているのですが、どうでしょうか。
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