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亡くなった祖父の話です。
戦前に親戚の家が樽屋をしていて、そこに従業員として勤めていたのですが、仕事の合間などに「みりん」を飲ませてくれたそうです。
色々調べてみたところ、戦前では甘みのあるお酒として「本みりん」が飲まれていたらしいのですが、現在でも本みりんとは別に「飲用みりん」として、焼酎に本みりんを割ったようなお酒(本直し、柳影と呼ばれるお酒)がわずかながら作られているのを知りました。

そこで質問なのですが、戦前に飲まれていたみりんは、
1、そのままの本みりんを飲まれることが多かった
2、本直し、柳影と呼ばれる焼酎に本みりんを割って飲まれることが多かった
3、飲む人の趣向に応じて、どちらも飲まれていたので、どちらが多かったとも言えない
の1〜3のうち、どれが一般的だったのでしょうか?

また、やはり普通の本みりんと飲用みりん(本直し、柳影)は味がだいぶ違うのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • ご回答ありがとうございます。
    ご回答者様の回答では、本みりんより本直しのみりんの方がよく飲まれていた、という理解でよろしいでしょうか?

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/07/26 22:57

A 回答 (4件)

飲んだくれの料理人なので、うまく述べられませんが、いま売られている「本みりん」は本味醂ではありません。

本物は、餅米、米麹、米焼酎で仕込まれたもので、スーパーなどに並んでいるものは本物では無いと言い切れます。本来、本直し、柳陰といわれているのは、本直し=本来の本味醂、柳陰=本味醂の焼酎割と思っていただいたほうが正確だと思います。江戸時代、砂糖は貴重なものでした。しかし、食べ物が持っていた甘みというものを当時の庶民たちは、しっかり味わっていたと思われます。現代は、化学工業が一般的になって、当時の庶民たちが味わっていただろう豊かな味が失われているのが、実情だとワタシは思っています。もし興味があれば、アメブロで、「やかたのオヤジ」というのを探してみて下さい。かなり濃厚にいろいろな食の話題を述べています(最近は違いますが)。泥酔に近いおっさんの答えなので、参考にはならないと思いますが、もし興味を持たれましたらご参考までに。誰も来ない呑み屋のオヤジからでした。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
頂いたご回答を元に「日本味醂協会」や「三河みりん」などを調べてみると、みりんの様々な歴史が見えてきました。みりんとは不幸な歴史を辿ったお酒だったようですね。伝統的味醂(本格みりん)は戦後に莫大な酒税が課せられて、一度は絶滅したようですし。現代にわずかながらでも甦ったのはすごい事だと思います。
多分、私の祖父が飲ませてもらっていたお酒は伝統的味醂(本格みりん)だったと思います。冷蔵庫など無い時代ですから、井戸で冷やしておいて飲んだのでしょう。
私は「家が貧しかったから、調味料のみりんなんか飲んでいたんだ」と思っていたのですが、とんでもなかったですね。戦前の人にすれば普段はとても飲めない高級酒だったのですから。

お礼日時:2015/08/01 21:18

ちょっと外れるかもしれませんが


昔、正月のお屠蘇は「みりん」でつくってました
60年近く前のことです
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
頂いたご回答を元に「日本味醂協会」や「三河みりん」などを調べてみると、みりんの様々な歴史が見えてきました。みりんとは不幸な歴史を辿ったお酒だったようですね。伝統的味醂(本格みりん)は戦後に莫大な酒税が課せられて、一度は絶滅したようですし。現代にわずかながらでも甦ったのはすごい事だと思います。
多分、私の祖父が飲ませてもらっていたお酒は伝統的味醂(本格みりん)だったと思います。冷蔵庫など無い時代ですから、井戸で冷やしておいて飲んだのでしょう。
私は「家が貧しかったから、調味料のみりんなんか飲んでいたんだ」と思っていたのですが、とんでもなかったですね。戦前の人にすれば普段はとても飲めない高級酒だったのですから。

お礼日時:2015/08/01 22:03

戦前の話(祖母の話)で 私らの地区では 本みりんは普通に呑むことはあまりなく 


村の行事で女性(婦人会)が呑むぐらいだったと 柳影は呑んだこと無いと
焼酎は農家なので意外と呑まず どぶろく(濁り酒)が普通に呑む酒で 日本酒は集まり行事の時呑む酒だったと生前聞きました 
意外と焼酎は田舎では手に入らなかったとも言ってました
土地柄も有ると思います 大阪の北摂なので 江戸時代献上酒の剣菱 近くに伊丹酒・池田酒・灘酒の酒蔵が多く 日本酒文化です
年寄りの滋養強壮に 酒粕を七輪で炙り砂糖を乗せて食べる土地柄です
焼酎の酒蔵が多い地区と 日本酒の酒蔵の多い地区で違うと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
頂いたご回答を元に「日本味醂協会」や「三河みりん」などを調べてみると、みりんの様々な歴史が見えてきました。みりんとは不幸な歴史を辿ったお酒だったようですね。伝統的味醂(本格みりん)は戦後に莫大な酒税が課せられて、一度は絶滅したようですし。現代にわずかながらでも甦ったのはすごい事だと思います。
多分、私の祖父が飲ませてもらっていたお酒は伝統的味醂(本格みりん)だったと思います。冷蔵庫など無い時代ですから、井戸で冷やしておいて飲んだのでしょう。
私は「家が貧しかったから、調味料のみりんなんか飲んでいたんだ」と思っていたのですが、とんでもなかったですね。戦前の人にすれば普段はとても飲めない高級酒だったのですから。

お礼日時:2015/08/01 22:03

落語でよく出てくる 本直し(関西では柳掛け)は 焼酎をみりんで割った 甘口の酒で夏に冷やして呑む酒でした


本みりんは女性が台所で料理用の味醂を隠れて呑(女性がお酒を飲めない時代)む人が多い程度でした アルコール分も10〜15%ありました
下戸や女性には「本直し」は、口当たりがソフトなアルコールで喜ばれました
正月の屠蘇のベースでもありました

本直しは井戸などで冷やし 夏の粋な酒として楽しまれ
酒好きには 本みりんや本直し甘過ぎで 呑まれませんでした。
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
頂いたご回答を元に「日本味醂協会」や「三河みりん」などを調べてみると、みりんの様々な歴史が見えてきました。みりんとは不幸な歴史を辿ったお酒だったようですね。伝統的味醂(本格みりん)は戦後に莫大な酒税が課せられて、一度は絶滅したようですし。現代にわずかながらでも甦ったのはすごい事だと思います。
多分、私の祖父が飲ませてもらっていたお酒は伝統的味醂(本格みりん)だったと思います。冷蔵庫など無い時代ですから、井戸で冷やしておいて飲んだのでしょう。
私は「家が貧しかったから、調味料のみりんなんか飲んでいたんだ」と思っていたのですが、とんでもなかったですね。戦前の人にすれば普段はとても飲めない高級酒だったのですから。

お礼日時:2015/08/01 22:04

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