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私の住んでる土地の隣に 100坪(路線価で約2000万円)の土地があります。ここに私の
実姉が定期借地権で木造の家(30年後に当方で買い取り)を建てる事を希望してます。

毎月の地代、30年後の当方での買い取り価格は どの位が妥当でしょうか。
契約金は 無しで良いと思ってますが、いかがでしょうか。
隣の土地に姉が住んでほしいと思ってますので安価で良いと思ってます。
姉(65歳)には配偶者(68歳)と子(独立してます)がいます。
30年後、当方で家を買い取り後、姉は賃貸で その家に住み続ける予定です。
私の方に納税義務は発生するでしょうか。

A 回答 (1件)

建物買取型の定期借地権ですね。


30年後の買取価格は『相当の対価』であることが求められますが、何をもって相当の対価とするかは、この仕組みの歴史が浅く、判例もないことから、常識的な線を考えるしかないでしょう。
これから建築されるワケですから、建物の請負金額のパーセンテージで考えて、請負金額の10%から20%が妥当だと個人的には思います。少し高めに買ったとしても、その分その後の賃料で調整可能ですよね。

また、契約金(保証金のことだと思いますが)については、不測の事態が生じて、建物を取り壊さざるを得なくなった場合の取り壊し費用相当額として、割り切って考えられれば良いと思います。

地代については、建物が建つと評価額が下がると思いますが、その土地部分の固定資産税の2倍から3倍程度で良いでしょう。固定資産税が下がれば地代も下がるし、その逆であれば上がります。今の固定資産税額が30年に渡り変動しないとは考えにくいことと、恣意的な要素を排除することで借主貸主共メリットがあると思います。

また、30年後の買取については、土地の賃貸借契約書に明示するだけでなく、建物が建った後に売買予約の仮登記をすることもお勧めします。売買予約時に金銭を授受することにより、お姉様側の出費を抑えることもできますよね?

30年後に当事者全員元気であり、契約当初の状況もそのままであれば、ここまでやっておく必要も無いのですが、契約当初の『思い』を『何も知らない人に対しても判りやすく説明する文章』が『契約書』であると思っています。

ご質問の最後に税金について書いてありましたが、30年後に建物を買取った時の不動産取得税のことであれば、今の税制が変わらなければ掛かるはずです。まぁ、30年後の建物評価額ですから、ぐっとお安いとは思います。
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この回答へのお礼

勉強になりました。有難うございました。

お礼日時:2015/08/13 13:30

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